アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

タニワタリの木 - 西尾市憩の農園

2019-07-05 22:00:34 | みんなの花図鑑

タニワタリの木 としておくけど、他にもいろんな名前で呼ばれてる。
いわく、人工衛星の木、ケファランサス、セファランサス、アメリカタニワタリノキ、オキシデンタリス、タマガサノキ、ボタンブッシュ・・・




タニワタリの木はアカネ科の常緑低木。




学名は Adina pilulifera
属名はギリシャ語の adinos(密集) を語源としている。
種小名は「小球を持った」の意。




屋久島原産の珍しい常緑低木。九州南部から南西諸島にかけて分布しています。(ガーデニング花図鑑「タニワタリの木の育て方」)





結実した実は毒です。(同上)






アーティチョーク - 安城デンパーク

2019-07-05 21:30:41 | みんなの花図鑑

アーティチョークは Artichoke(学名:Cynara scolymus )。キク科アザミ亜科 チョウセンアザミ属の多年草。若いつぼみを食用とする(花菜類)。(wiki)

美味しいんだろうか? だいいち 痛くないんだろうか??




食用とするには、まずつぼみをレモンなどと共に茹でるか、蒸す。そして、花及び果実の冠毛になる繊毛を取り除き、蕚状の苞片を外から剥き、苞片基部の肉質部分を歯でしごくように食べ、最後に花托部分を切り分けて食用とする。(同上)

そうか、棘(腺毛)部分は 食べないんだ。




食用部分はでんぷんに富んでおり、食感はいもに似ている。(同上)




元は野生のアザミであったが、古代ギリシャ・ローマ時代以降、品種改良が進んで今日の姿となった。近縁種のカルドン(学名:Cynara cardunculus)はとげが鋭いが、同様に食用になる(こちらは茎も食用とする)。




Artichoke : 語源はアラビア語の「アルカルチュフ」で、「大きなあざみ」という意味である。(出典不詳)




ポーチュラカ - 西尾市憩の農園

2019-07-05 11:41:23 | みんなの花図鑑

ポーチュラカは、シャモジ形で多肉質の葉と茎をもち、暑さや乾燥に非常に強い植物です。地表を覆うように育ち、ハナスベリヒユとも呼ばれています。畑地の雑草に、黄色のごく小さな花をつけるスベリヒユ(Portulaca oleracea)がありますが、葉や茎の姿がよく似ていることから、ポーチュラカの祖先とされることもあります。(みんなの趣味の園芸「ポーチュラカの基本情報」)
近年までポーチュラカは、スベリヒユとマツバボタンの交配による園芸品種ではないかと言われていました。(ガーデニングの図鑑「ポーチュラカの育て方」)





学名: Portulaca oleracea 'Wild Fire'
Portulaca ラテン語のporta(入り口) を語源とし、果実が熟すと蓋が開くところから。
oleracea は 「畑に栽培の」の意。 (GKZ植物事典を参考)





スベリヒユの花は小さすぎて 構造がはっきり分かりませんが、このポーチュラカは 肉眼でも おしべと めしべがハッキリ分かります。手前のヒトデのようなのが めしべの柱頭です。




ポーチュラカの花期は6月~10月。
花期になると、分枝した茎の頂部に、花径2.5~3㎝程度の花を一輪咲かせます。
花は5枚の花弁を持ち、雄しべは7~30個、雌しべの柱頭は5~18裂しています。
(ガーデニングの図鑑「ポーチュラカの育て方」)




雄しべよりは雌しべのほうが背が高く、自家受粉しにくい構造となっています。