うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

パスワードという名の厄介もの

2013年04月09日 | 千差万別

1台が月4000万回、何の話とお思いでしょうか。
日本最大のネットオークション「ヤフー」では、ひと月510億回のアクセスをさばいていますが、それだけに不正侵入を企てるサイバー攻撃もこんなにあるということです。

ネット利用者の心得は、IDやパスワードの使い回しをしないこととされています。
しかし、接続する相手だけではなく、何のためにつなぐかまで分別して、IDやパスワードを使うのは大変です。
それも決めておいはいけない、ときどき変えなさい、いちばんよいのはその都度、ワンタイムが最高などと言われても、つなげるたびにパスワードの変更手続きをしていたのでは、何のためのネットワークかわからなくなります。

パスワードは、8桁以上の英数字の不規則な組み合わせがよいといわれます。
アルファベットの大文字と小文字で52種、0~9の数字10種と合わせて62種を8桁並べれば、約218兆の組み合わせができます。
10桁なら約84京通りとなって、それにまた記号を加えれば、解読は相当難しくなるという計算をしてみせ、パスワードの固定化をやめようという呼びかけがいまさかんです。

「攻撃を受けて大変だから、入場者はその都度工夫をこらして変装してきてください」そんなことを言われたら、ではやめておこうという人が増えるでしょう。
変装用具を無料で貸し出し、駅前でばら撒いても、変装することに興味をもつ人のほうが、イベントを見たりものを買ったりする人より多いという、珍妙なことになりはしないかと、ズッコケ思考にまたはまってしまいました。

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