うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

ゼロの日とはどういう日か

2013年04月25日 | 千差万別

飲みものはゼロばやりです。
日の勘定にもゼロがあるらしく、なんだそれは「今日でしょう」「今でしょう」のしゃれかと思いましたが、そうではなく「先回り」のことらしいのです。

「Javaにまたもや2件の新たなゼロデイ脆弱性が発覚」
  http://bz.idg.co.jp/c?c=67750&m=291030&v=fcc3c0cc

という記事があって、脆弱性はわかるがゼロデイとは何だろうと思い説明を読むと、ゼロデイ脆弱性とは「パッチが提供されていない脆弱性」とされていました。

パッチは「修正プログラム」とか「アップデート」などと体裁よく呼ばれても、プログラムの弱いところの“つぎ当て”です。
つぎ当てと言っても、穴の開いてないジーンズにわざわざ縫い付ける人もいますから、あながち見下すようなものでもありませんが。

つぎ当てが提供されていないということは、どこかが破れそうだ、破れるかもしれない弱いところがあるからと、つぎ当て布の用意をしている最中だということです。
そいうときに先回りして悪さを仕掛けられる弱み、それがゼロデイ脆弱性と呼ばれていたのです。

弱いところがあれば手当てをしなければなりませんが、そんな弱みのあることを、なぜ宣伝しなければならないのか、そのあたりがよくわからないところです。

「ゼロ」は、無の表現、空の表現、超の表現、始まりの表現、プラスとマイナスの境い目など、意味や使い道がいろいろあって、まこと厄介便利で謎だらけであります。

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