電気設備を操作するとき、スイッチを直接手で動かさずに、タッチパネルで動かすことができます。
この操作方法は、ひとつのパネル上で、場面を切り替えれば、どの回路の操作もできるという利点を持っています。
この方式には、欠点もあります。
タッチを正確にしないと、あるスイッチを動かすつもりが隣のスイッチに指令を与えてしまうおそれもあるということです。
パソコンのマウス操作にも似たところがあって、クリックする場所をさがしているうちについ指に力が入って、とんでもないところをクリックしてしまうことがあります。
マウスをパッドに置かずに、手の熱で暖かくなるほど握り締めている初心の方は、そういう間違いをときどきします。
なぜそうなるかを考えたら、マウスを握って使うものと思っているからだ気づきました。
マウスは、マウスパッドに置いて使えばよいのです。
移動は、ポインターの位置を変えるので、マウスを持ち運ぶのではありません。
指の役割分担をはっきりさせることがだいじでした。
移動の仕事は、外側の3本の指で行い、人差し指と中指に移動の仕事をさせてはならないのでした。
この2本の指は、クリックとスクロールにしか使ってはいけません。
マウス操作の間違いは、指の役割をごちゃごちゃにすることが原因だったようです。