うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

見えないセルを使う

2013年04月28日 | ソフトいろいろ

Hさんに教えられ、おやそうだったのかということはまだあります。
「数式の“切り取り-貼り付け”は“移動”である」
ということです。

Excel で、連続したセルに級数を表示させるときは、どこかで行を変えなければなりません。
どこまでも同じ行では、画面からはみ出してスクロールしなければならなかったり、印刷すると1ページに収まらなかったりします。
カレンダーがよい例で、週末で行を変えて次の行に、それがいちばん見やすい表示方法です。
一ヶ月の全日を1行連続にしたものもありますが、実用性は落ちます。

日付の数式をオートフィルでスルッとコピーして週末まで行き、次の行に移るとき、その週末のセルとの関係を絶たずに次の行の先頭セルに数式を持ってくる方法がありました。
週末セルの右側まで連続数式を入れておき、それを切り取って次の行の先頭セルに貼り付ける、これでよいのでした。

「1」の前、つまり左側のセルを「空=0」にしたのと対称に、後ろの右側で「見えないセルを使う」ことなのでした。

何かといえば見せたがる今の世の中ですが、見せずに使いこなすところに、説明されない面白さが潜んでいるものです。
「見て見て」芸人のつまらなさと「見せずに魅せる」芸の味わいの違いに、どこか似ています。

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