さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

パースで一番長い日 Vol. 2

2005年04月03日 20時03分09秒 | Web log
(昨日の続き)

迷ったときは元に戻るのが一番と、
ガス欠にならないことをひたすら祈りつつ、方向転換。
子供は泣きつかれて隣で、ねんね。

「ごめんよぉ」と心の中でつぶやきつつ、
来た道を逆方向へ

すると、Queens Parkの文字。

これで、大体の位置の確認が取れたので、頭の中で
西へ向かうべきことを確認し、比較的大きな道路に入る。

冷静になるにはトイレが必要なんだけれど、ガス欠になったら
わけのわからないところに取り残されるので、とにかくガソリン
スタンドを見つけることにし、目に付いた郵便局へ駆け込む。

「すみません~、道に迷ったんです。
CANNING VALEにいきたいのですが、ガソリンも無くなりそうだし
とりあえず、どこか近いガソリンスタンドはどこですか?」

と尋ねると、

「ここは、あなたの行きたいところとは全く関係のない
ところですが・・・とにかく、目の前の道をとにかく真っ直ぐ行くと
線路があるから、線路を越えて更に行くと、ガーデニングのお店と
カーディーラーがあって、そこを左に曲がるとガソリンスタンドが
あるからそこに行きなさい!」

と、おじさんに丁寧に教えてもらいました。

心の中で「そこまでガソリンが持つといいんだけれど・・」
とつぶやきつつ、「サンキュー」と言って、車へ乗り込む。

線路を超え、ガーデニングショップと、カーディーラーが
見えてきた・・すると、目の前は、最初行こうとしていた
ALBANY HWY

超ラッキー。BPのガソリンスタンドも左手に見えてきた!

ガソリンスタンドへ入り込むと、目の前を初老のおばさんが
通り過ぎていく。。

彼女を捕まえるしかない!

急いで車を出て、「エクスキューズ・ミー!!!!」と
強風吹きすさぶ中、叫び、状況を説明すると、「シュア」と
快く助けてくれました。

いざ、給油となり「どのガソリン入れるの?」と聞かれて
「アイ・ドント・ノー」と答えることのなんと情けないこと。

「自分の乗る車のガソリンぐらい、確認しとけよ!」
と、心の中で自分で自分に突っ込みをいれたりしながら、
途方にくれていると、おばさんが「新しい車だから無鉛よね」
というので

「プロバブリー」と言って、(壊れたらどうしよーと心の中で叫び)
苦笑いしつつ給油口を開けると「Unlead Only(無鉛のみ)」って
書いてるじゃありませんか!

パンパカパーン、おめでとう!

ホッとして20ドル分のガソリンを入れてもらい、
「No.6と言ってお金払えば、大丈夫よ」
と教えて頂き、今となっては丁寧にお礼したかどうかすら
覚えてませんが、Thank youと言って、レジに向い
お金を払って、もう一度 Canning Valeへの行きかたを
レジのおばさんに確認して、車に乗り込みました。

「あっ、トイレに行くの忘れた。」



(あとちょっとですが、明日へ続く)


署名

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