『仮面ライダーＳＰＩＲＩＴＳ』を読みました。

　５～６年前かな
ＫやらｓやらがＴＶ「仮面ライダー」シリーズにハマってたころ。
『漫画・仮面ライダーＳＰＩＲＩＴＳってのが面白い』という話を聞いて、ずーっと興味を持ってた。
で、２０１１年、中古だけど、全１６巻を大人買いしちゃった

しかし、なかなかその後、読むという気合いが入らず、２年後くらいに読んだのかな
１巻を手にとって読んだところ・・・お、おもしろい！！
ただ毎回、怪人が出てきて、ライダーが戦って勝って・・・というものなら、正直、動きやビジュアルがあるＴＶのが格段に面白いでしょう
しかし、この作品が、「ＳＰＩＲＩＴＳ」という言葉を使っているワケがあるんですよね
そこには、俺が大好きな、「哀しみ」の部分がしっかり描かれていましたよ
「何で改造されちゃったのか」という部分には触れてないものの、人々が悩み、苦しんでいるのと同様に、ライダーも苦悩しています・・・
しかし、彼らは、「正義」であり、「悪と戦う宿命」をおっているいるワケです。
彼らのセリフが重くて、参りましたよ
個人的には、一番好きなＶ３のダブルタイフーンが粉砕されちゃったエピソードは辛かったです
また、実写ではほぼ覚えていない（というか、出ていない）ＺＸが、この作品によって生まれ、成長したのが見れたのも興味深かった。
こんなに世界を広げてしまって、最終１６巻、どうやって物語が結末すると思いきや・・・あれ　終わってない・・・
全１６巻と聞いて大人買いしたのに、かなり消化不良でした・・・
盛り上がってただけに、ちょっとなぁ・・・って感じです。
子供達のライダー熱がすっかり無くなって、ＴＶもほぼ見なくなっている今、続きを買うのは、かなり腰重いです