昨日だったか、今日だったか、雑巾を洗っていて思い出した昔話です。
私が会社に入ったウン十年前。
まだまだ男女差別が当たり前な時代でした。
男の子は委員長、女の子は副委員長という習わしだったり、
名簿は男が先というふうにはなってはいましたが
それでも大学までは基本的に男女平等だと思っていました。
学生時代は勉強のできる人間が基本的に上と見做されるからです。
それが会社に入った途端に、そうじゃないことを突きつけられました。
何かがあると
「女のくせに。」とか
「女だから無理。」などと言われ、
同じ女性からは
「大学を出ていると思ってえらいと思うな。」
などと言われたり。
(これは私に限らず、大卒の同期はみんな経験していた。)
特に衝撃だったのが、上の雑巾の話です。
当時、私のいた事務所には一人だけ女性の管理職の方がおられましたが、
管理職でも女性だから掃除とお茶汲みはやらされていたのです。
男性社員はペーペー(笑)でも掃除もせずに座っていたのに!!
それが当たり前の時代ではありましたが、
なぜ仕事をして負けると思えない同期あるいは後輩男性社員の下につかされるのか
当時の私は今よりもっともっと尖っていたこともあり、
到底受け入れられませんでした。
結局、それが遠因となって、ストレスから病気を発症したような気がします。
今の若い子を見ていると、すでに男女差の意識もないようで
随分と良い時代になったなあと思うのです。
今、私が新卒で入るぐらいだったら、
変なストレスも感じずに済んだのかもなぁ・・・
生まれるのが20年ほど早かったかも。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_tehe.gif)
その当時、組合の執行委員と言うのもやっていて、
組合を代表して、外部の会社の人と一緒に「女性委員会」に参加していましたが、
今は「女性委員会」なんて必要ないですよね。
「女性委員会」があるのこそ、女性差別の典型だったと言えるでしょう。
もっとも、その女性委員会のおかげで
東京だの九州だのに行かせてもらったので、
個人的には良いこともあったのですけどね。
占星術の方面から見ると、2024年には冥王星も水瓶座に入り、
本格的にリベラルな時代がやってきます。
年取ったおっさんが権力を握る時代は間もなく終わります。
と同時に、能力のない人は、生き残れない時代もやってきます。
うーん、会社に入れば安泰という時代の方がある意味、優しいのかも。
どうなっていくかは、今後の流れに要注目、ですね。