さそりのらびりんす~たわごと~

慢性膵炎持ちのあゆが気ままに書く、たわごと日記です。

母の通院

2010年04月20日 16時16分19秒 | 母の病気
PBC(原発性胆汁性肝硬変)の持病を持つ母が
数年ぶりにCTを撮りました。
かかりつけ医にはCTがないので、
外注で殿病院にて撮影し、フィルム持ち帰りです。
肝臓の状態がどうなのか気になったので
一緒に診察室に入りました。

腹部CT画像はそれなりに得意な私ですが
肝臓を中心に見ると???

紹介状には、まず最初に
「HCCの所見なし。」
と書いてありました。
HCC=肝細胞ガンです。
肝硬変が進行すると癌化することもあるので
それも念頭においての検査だったようです。

肝臓から逃げる血管が少し見られるとのこと。
おそらく肝硬変の進行によって
血液が肝臓に入り込みにくいくなっているため
勝手に逃げる血管を作っている・・・のかな?
(食道静脈瘤や胃の静脈瘤も同じ理屈でできます。)

PBCは脾臓が腫れるという特徴があるので
(100倍ぐらいになることもあるらしい)
肝臓と脾臓の大きさがほとんど同じ。
また、PBCの影響で胆嚢の壁が厚くなっていました。
普段、胆嚢が映っているCT画像を見ることがないので
胆嚢がある~となんだか新鮮。(笑)

他にはさほど問題所見もなく、
現在のウルソとガスターの投薬のみで経過観察でいけそうです。
PBCはシェーグレン症候群を高率に併発するらしい。
母は水がないとモノが食べられないというので
調べてはいないけれど、シェーグレン疑いありそうな。
病気のない姉も抗核抗体は陽性だし、
どうも我が家の女性陣は免疫系が得意なようです。

母がかかりつけ医とお付き合いするようになってもう10年。
食道静脈瘤が破裂して大吐血し、
緊急入院した時の主治医が今のかかりつけ医。
進行するようなことがあれば、また病院に戻らなくてはなりませんが
今のところは投薬のみなので、かかりつけ医で大丈夫そう。
PBCは一昔前には初発症状が出てから
平均余命5年とか言われていた病気です。
(当時は症状が進んでからでないと病気が見つからなかったのも大きな要因)
でも、なんのなんの、元気にやってます。
娘がガタガタしているので具合が悪くなっている場合ではないらしい。
うーむ、病気を治すのはやはり気合いが大事
私には気合が足りないのかもしれん。
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5 コメント

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こんばんは (ちー坊)
2010-04-20 19:48:34
お母さん問題所見がなかったとのことでよかったです
お元気にやってらっしゃるとのこと
気持ちの面っておっきいんでしょうね
うちの母も私が弱っていくのと反比例してめちゃくちゃ強くなってますね
「ひらきなおりや~。」ってゆってますよ

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Unknown ( rinko)
2010-04-21 10:57:40
あゆさん、こんにちは。

あゆさんの腹部への知識はドクターなみですね。

お母様、何事も無くてよかったですね。
そうそう、親は子供の具合が悪いと、自分が具合悪くても動けるものです、高熱があろうとも、膵臓が痛くても(笑)

だからと言って子供の具合が悪いと親にとって言い訳ではないので、お互いに小康状態でそれなりの暮らしができるのが一番ですね。

あゆさんも、お母様の病院に付き添われるくらいお元気で嬉しいです。
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病は気から (あゆ)
2010-04-21 11:08:33
>ちー坊さん
病は気からって本当だよなあと思います。
膵炎よりもっと難しい病気ですけど
なんとかなっちゃってますから
膵炎なんかでガタガタしててはダメなんですけどね。
私には気合いがたりないっ(笑)
(でも、同じぐらい油断も得意だ
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知識 (あゆ)
2010-04-21 11:11:02
>rinkoさん
母の病気は胆管から発している病気なので
膵臓とも被る部分も多いんですよ。
母娘ともども胆汁の出方に問題があって
その後の病気を発しているようです。
親ってのはすごいですよね。
その立場になってないから、いつまでも甘えてしまうんだろうなとちょっと反省です。
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Unknown (よし)
2010-05-07 00:19:27
昨年のブログに投稿しましたが反映されないようなので、こちらに再度投稿します。
今月生検を受けますが、血液検査やMRIを受け、ウルソを飲むように言われました。PBCに間違いはないようで、骨粗鬆症にもなっているようでショックを受けている50代後半女性です。 
昔から、肝機能で引っかかるも、その後の検査で異常なしと出ていたので、3年前からの健診の警告を、うっかり放っておいた自分に憤りを感じてショックを受けています。慎重な自分がどうして?って。手遅れになっていたらどうしよう!と不安です。何の為に健診に行っていたのかと、自分に腹が立ちます。
今年ふと、検査結果をもって病院に行ったことから、この病気を知りました。
知るまでは、虚弱だった人生の中で、最近は最も元気で前向きな生活を楽しんでいたのです。
だから、病気が判明しても、今の自分には何も変わりないから、今までどおりに暮らせば良いのは承知していますが、でも辛いです。
こんなにめげていては、本当に症状が進みそうですよね。

発病直後に分かる人も少ないのでしょうから、今分かっただけでも良いと思って、今まで通りに元気に暮らすのが一番の治療ですよね。

分かってはいますが。どうぞ、元気になれるコメントをください!いい年をしていても、情けないオバサンです。

怖い内容ばかりを見てしまっているうちに、こちらのブログにたどり着き、少し気持ちが落ち着きました。
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