さそりのらびりんす~たわごと~

慢性膵炎持ちのあゆが気ままに書く、たわごと日記です。

宝塚雪組“ベルサイユのばら”を見てきました

2006年02月12日 21時42分39秒 | 宝塚
今日・昨日と宝塚雪組“ベルサイユのばら”を見て参りました。
3日限りの湖月わたるさんのアンドレ特出日で、プラチナチケットです。
よく二回も見れたものです・・・私は何の努力もしておりません・・・友達がチケットを譲ってくれました。
どうもありがとう!この場を借りてお礼いいます

で、そのプラチナチケットの感想です。
わたるくんはとにかくガタイがいいし、包容力抜群だし、野郎系なので(笑)アンドレが似合うことは大方の予想どおりでしたが、予想どおり良かった。
朝海ひかるオスカルと並ぶと最高の絵づらで本当の男女のようでしたね。
特筆すべきはオスカルを毒殺しようとする場面で、オスカルを抱きしめたまま振り回したことでしょうか。(身長差があるので、抱きしめると浮き上がるんです
なんて、男らしい
私、後で同じくアンドレをする水さんのファンではありますけど、この包容力は絶対に叶わないなあ・・・と思いましたね。
やっぱりわたるくんには宮廷服のフェルゼンより平民アンドレ。

朝海オスカルもお正月の特出オスカル同様とても美しい繊細なオスカルでした。
劇画から抜け出たような動くフランス人形のような美しさ。
ただ、役作りがちょっと女っぽかったような気も?いつもより声を高く作ってるのかしら?
フィナーレが地毛ではなく金髪のカツラだったんですが、これがまたものすごく美しい
彼女は性別不詳な色気が最大の魅力です。
水夏希さんのアランは思ったより出番が多くて(もしやアンドレより多い?)アウトローな感じがハマってこちらもまたかっこいい。
もしかして、べるばらの中で一番似合うのはアランかも。
貴城けいさんのジェローデルも間違いなく歴代一でした。
これぞ貴族という気品に長髪カツラが見事に似合って美しい。
ジェローデルはこうでなければ、話に説得力がでません。

・・・とここまで、褒めて参りましたが。

脚本そのものは“史上最悪なべるばら”と言わせて頂きましょう。
素人が書いてももうちょっとマシな話作るぞ
先月の星組べるばらで植田を見直した私がバカでした
植田は植田だったのだ
何より最悪なのはロザリーの扱いです。
トップ娘役にロザリーをさせるなら、平成元年雪組べるばらのようにジャンヌやポリニャックを出して話を膨らませなければならないでしょう、と思うのに。
それをはしょって、原作にない妙な場面が出すから、春風のような可愛いロザリーが妄想狂で変質者になっていて、舞風りらちゃんがとても気の毒でした。
それにアントワネットとフェルゼンのいないべるならなんて、べるばらじゃないです。
舞風りらちゃんがアントワネットで良かったのに。
一部の最後のペガサスちゃんも大方の予想通り客席の笑いを誘うし、フィナーレの振り付けはどれもこれもつまらなくて、見事に期待はずれだし。
これを全国ツアーまでつきあうのかと思うと溜息が出そうです。
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