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IC-720Aの修理 P.B.Tのメンテナンスマニュアルの間違い

2025-01-11 | IC-720A/740
IC-720Aのメンテナンスマニュアルに従って、PBT(パスバンドチュイニング)
を調整すると、
訳わからなくなると思うので、メンテナンスマニュアルの修正です。(苦笑)

1. L7の調整で、R19③はR19⑬の間違い。
2. R-115の調整で、19,759.700KHzは19,756.7KHzの間違い。

3. 207の周波数の、19.7597MHzは、19.7567MHzの間違い。
4. 208の周波数の、19.7567MHzは、19.7597MHzの間違い。
過去、IC-720AのPBTの調整していた人は、どうやって調整していたのだろうか?
最初思い通りにならなくて、めっちゃ疲れました。
こんなので、気が付くまで数時間かかりました。
頭からドキュメントを疑わなくて、
状態の悪い中古の現物の故障だと、最初は思ってしまいますからね。
後、注意しないといけないのは、送信時の数値を測定しているとき、
ジェネラルカバレッジモードでは(送信ボタンを押しても)内部が送信
状態にならないので、調整時は常にHAMバンドモードにして下さい。
(これもハマった理由の一つ)
1981年と言うと、インターネットは、当然
無く、パソコン通信すらも無い時代で、
この手の出版物の修正機会は、全く
無かったんでしょうね。
市場に出てからのフィードバックが、
ほぼ無いですからね。
IC-720Aの海外の記事(eham netだったと思う)を読んでると、
PLLの調整の所でも、間違いが有るらしく、
完全にPLLを理解しろと書いて有ったけど、
間違い箇所を書いてくれれば良いのに(苦笑)。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (ji3kdh)
2025-01-13 14:36:25
 素晴らしいですね。
 3段構成になってるのを見ただけで「これどうやってアクセスすんの」ってひるんでしまって手放したヘタレの僕にはとても真似できません(^^;
 続編、楽しみにさせていただきます!
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Unknown (k’s)
2025-01-13 17:01:14
3段の1番下段のPLL基板の調整ですが、
海外からヒントを得た方法としては、
1段目、2段目を完全に取り外して、
3段目をCPUの存在するロジックボードだけ
につないで、動作状態で、調整すると言う方法です。今、PLL基板から、どのケーブルを抜けるか検討中です、Hi。
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