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IC-7200のAGC

2020-05-06 | IC-7200
IC-7200でFT-8を見てる事が多いのだが、AGC SLOWの時のアタックが物凄く
速い、言い換えると、RIGのゲインを抑えるのが物凄く速い。
最近の高速DSPの成せる技か。
で、これは実はちょっとマズい設定で、入門機で元々トータルゲインも高いのだが、
ちょっとしたノイズで、ガッとAGCが効いてしまう。(IC-756PROと比べてます)
TS-870で、AGCがボリュームだったり、AGCアタックタイムの設定が有るのも、
こういう事が有るからなんですねぇ。
で、この症状を抑えるには(瞬間の感度抑圧を抑えるには)、このリグの場合
には、RF-GAIN(実はIF GAIN)を積極的に使うといいみたい。
プリonだと、IC-756PROのプリ2ぐらいのゲインが有って、過多、Hi。
プリoffでも、IC-756PROのプリ1ぐらいのゲインが有るので、
RF-GAINが有効です。ATTは20dBでちょっと使いにくい。
裏メニュー(調整メニュー)で、プリoff時のIFゲインを下げてやろうか。
AGCのアタックをなだらかに設定出来ればいいのだが。
このリグ、実はトリマーとか半固定VRで調節する所が無く、全部
CPUから調整する様になってます。
(調整し甲斐がない、をぃ)
とは言え、20KHzのブロッキングダイナミックレンジは、
実はFTdx5000,IC-7851,TS-990より良いという強者。
20 kHz blocking gain compressionの事です、FTdx5000は
136dB、IC-7851は131dB、TS-990は138dB、IC-7200は140dB
IC-7200より強いのは、TS-890/590、K3,IC-7610,IC-7410辺り。)
要するに、10KHz程離れれば、強入力に強いんです!(インバンドは弱い、Hi)
という不思議なリグ。

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