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川島大橋橋脚固定工事(2021年6月15日その1)

2021年09月30日 07時26分43秒 | 航空機
それはある情報から始まった。

令和3年6月8日(火) 岐阜県発表資料(抜粋)

県が管理する一般県道 松原芋島線「川島大橋」において、橋脚の異常が確認され、
令和3年5月28日(金)22:00から通行止めを実施しています。
このたび、緊急対策工事に着手しますので、お知らせします。
(中略)
工事内容
瀬替工事(延長約1,250m、河床幅約40m、掘削量約15万m3)
※当該橋脚付近の川の流れを河川内の他の場所に移す工事です。橋りょうの倒壊
を防ぐため、川底が削り取られないようにするとともに、橋脚周りの固定を行
います


 橋脚周りの固定をどうやるのか。
 瀬替工事中に橋脚の傾きが大きくなってしまったら後々もっと大変になる。
 先に橋脚の固定を行うだろうと予想。
 その予想は大当たりで近いうちに工事を行うという、しかもヘリで。
 これは撮りに行かねば!

 工事当日、場外に到着するとそこには関係者が思ったよりいっぱいいる。
 え、そんなに注目される工事なの?



これはいったい…?


中日本航空の人達も営業さん他いっぱいいる。


 ヘリはもうすでにこちらに向かっているとのこと。
 荷物を見るとこれはピューマ案件。
 飛ばされないようにしないとね。



場外は初めてという女性整備士の姿も。どうやらマーシャル担当みたい。


8:05 お、来たよ。


軸線を合わせて


降りて~


着陸よし。エンジンアイドル。


8:06 機内の整備士が降りてフックを運ぶ。


機内に積まれた機材をどんどん出す。


ローターが完全に止まったところで運航管理部の視察。


遠巻きに見る運航管理部の方々。


 普段からヘリに関わる仕事のはずなのに機体に近寄ることはほとんどないらしい。
 そのため「距離感」がわからないそうだ。

 自分の方はというと、顔見知りの機長に整備士の方々で一安心。
 今日はよろしくお願いします。



8:12 ミーティング開始。


発注元である県の担当者からも説明。


8:30 積み荷の状態を確認するクルー。すぐに色々と指示が出る。


8:40 カウルを閉じる整備士。間もなく飛ぶかな。これ以上機体に近寄らない運航管理部。


8:44 クルーが最終確認を行う。と同時に県担当者他数人が機体に乗り込む。


8:46 NO.2エンジンスタート。


8:47 NO.1エンジンスタート。チョークアウト。


8:49 フック作動OK。


8:50 上がれ~


今日は20メートルスリングだそうで。


一旦積み荷の方へ向かう。確認ができたところで工事個所へと向かう。


 それなりの距離が離れているにも関わらずそれなりのダウンウォッシュがくる。
 小石も混じっているからちょっと痛い。
 ヘルメット被っていてよかった。



8:54 現場視察から戻って来た。


フックを確保して下げて~


8:55 JA6717 AS332L1 中日本航空  間もなく接地


着陸よし!


視察飛行終了。


さあ、いよいよ作業だ。
コメント
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