電光石火の如く、6番グリッドからロケットスタートを決めたロッテラーが開幕戦を制しました。
あわや、ジャンプスタート?と思える見事なスタートでしたが、トップに立った小暮の背後で2番手をキープ。
完璧なピットワークのPETRONAS TEAM TOM’Sチームに対しNAKAJIMA RACINGチームは
右リアタイヤの交換に手間取り痛恨のタイムロス。ここでロッテラーがトップに立ちました。
その後、ペースの上がらぬ小暮を押さえ込み、初の開幕戦を制しました。
合同テストでのA・ロッテラー
このレースウィーク、合同テストや予選でも、特に目立った速さを見せていないロッテラー選手でしたが
決勝では「乗るのが楽しい位にマシンが決まっていた。」そうです。
小暮ファンの私には少し残念な結果でしたがトップに立ってからのロッテラー選手の走りは見事で
素直に脱帽です。
PENTAX K-r+SIGMA APO 50-500 F4.5-6.3 DG OS HSM
マニュアル 1/80sec f11 ISO100 (500mm)
また昨日の予選ではQ1で撃沈し14位スタートの中嶋一貴選手ですが、僅か4周でピットイン、タイヤ交換を行い
ポジションアップを図る奇襲作戦に出ました。
グリップダウンするタイヤを労わりながら安定した走りで、後続からのプッシュを物ともせず
3位表彰台を獲得するスキルは正にF1帰りの“カズキ”と言えると思います。
優勝ロッテラー、3位中嶋一貴というPETRONAS TEAM TOM'Sファンにとっては
最高の1日だったと思います。PPを取った山本選手はアクシデントに巻き込まれ、残念な結果でしたが
各選手がこの開幕戦で見せてくれた走りは昨シーズン以上に熱く素晴らしいバトルを予感させるものです。
彼らの熱い走りをまた今度カメラのレンズで、捉えられる機会が大変待ち遠しいです。
久々の鈴鹿を楽しまれたようですね。
小暮選手も無冠のまま大ベテランになってしまい、今年こそはと言われていますが、今回も残念でしたね。
個人的にはS-GTの小暮の速さにしびれているのですが、ハコとフォーミュラーの相性がはっきりと出ていますね。
(運も含めて)
一貴も目覚めてもらって、日本のレース界を盛り上げてもらいたいです。
F1まで行けなかったのはやはり“運”というものが影響しているのでは?と思えますね。
個人的には最近のF1レースが面白くないので再度、国内トップフォーミュラが
盛り上がってくれる事を期待しています。
ただ、私は不器用なので撮影と観戦はしっかりと切り分けないと対応できないのが問題です。