2007年5月20日~8日間 目的は、クレムリン大宮殿(大クレムリン宮殿)の見学でした。当時、エリツィン大統領の開放政策を継続していたプーチンは7年目、50%の確率でイベントが無く見学も可能でした。我々の前のツアーでは見れなかったそうです。
片言英語も通じるとは思えないし国土も広いので、全食事付ツアーです(空港外)。まずモスクワ空港でスーツケースの鍵をこじ開けられました。中身は紛失していませんでしたが。
モスクワのシェレメーチエヴォ国際空港です。バスで赤の広場へ向かいます。市内には、結構広い道路も多いです。
聖ワシリー教会(1560年)です。赤の広場の端ですね。とてもカラフルです。
ツアーでは外見見学だけなので、フリータイムに入場しました。
赤の広場です。広いです~。
フリータイムは、皆さんレーニン廟へ行かれましたが、我々はワシリー教会と隣接するショッピングアーケードを散策しました。
トロイツカヤ塔~アルハンゲリスキー聖堂(大きな写真の左側)
左の写真がウスペンスキー大聖堂、3枚目がブラゴヴェシェンスキー聖堂、次がテレムナヤ教会。一番右がクレムリン教会。ウスペンスキー大聖堂だけ入場しましたが、撮影禁止なので内部は忘れました。
大クレムリン宮殿は、幸運なことに見学できました。すげー高い天井でした。バチカンのサンピエトロ寺院に次いで衝撃を受けました。そのくらい豪華でした。1849年完なのに古さや歴史は全く感じませんでした。大声出しちゃイカンと云われ、静かに見学しました。撮影禁止なのですが街中でポスターを見つけてパチリ。
武器庫(中身は宝物殿です。撮影禁止でした)を見学、"大砲の皇帝"へ。これは撃ったことがないそうです。破裂するか、砲座が後に飛んでいきそうです。
大統領執務室です。といっても外から狙える部屋ではないでしょう。
城外からバスでノヴォデヴィッチ修道院へ。ここは外見見学だけでした。トロリーバスが走ってました(赤いバスもトロリーです)。これで1日が終了しました。確か、大クレムリン宮殿に入れない場合は修道院見物だったような覚えがあります。
翌日はウラジーミルへ移動です。
お花畑を見学しました。気持ち良かったです。遠くに見えるのはポクロフナネルニ教会です。入場見学予定でしたがカットされました。日曜だったのかな?
お花畑の近くのシベリア鉄道の駅です。こんな田舎なのに酔っ払いの浮浪者も居ましたね。
「黄金の門(ゴールデンゲート)」です。1164年完ですがモンゴルに壊されて1795年に再建されたものです。キエフにある「黄金の門」にちなんだそうです。そのキエフのはビザンチンのコンスタンティノーブルの門からとか。これも世界遺産です。
ウスペンスキー教会(1189年)。内部は綺麗でした。右はドミトリエフスキー聖堂。閉まっていました。壁の彫刻が細かかったな。
スーズダリへ移動しました。ウラジーミルの小都市です。というか町ですね。まずは木造建築博物館へ。色々な建物がありました。
いたるところに教会があり、露店も出ていたりと観光地そのものです。世界遺産ですしね。
スパソ・エフフィミエフ修道院。16世紀です。
隣接のスパソ・プレオベラゼンスキー教会。
カリヨンです。初めてのデジカメ動画です。59秒で終わっちゃうんですよね。演奏が終わったら奏者は上から皆に手を振ってました。
修道院の城砦ですね。
遠くに女子修道院が見えます。玉葱だらけです。
宿に早く着いてフリータイムに。左はクレムリン(世界遺産)ですが閉まっていました。右のロジェスト・ヴェンスキー聖堂も。ロシアって閉まっている教会が多いです。
宿は、「THE SOKOL」かわいらしい外見ですが、蚊の猛攻に参りました。黒い奴でした。
翌日はセルギエフポサードへ。トロイツェセルギエフ大修道院です。ロシア正教会において最も重要な修道院のひとつであり、教会の集合体です。ここは自由に撮影できました。ロシアでは珍しいです。写真が残っていると思い出しますね。内部画像は青玉葱のウスペンスキー大聖堂(16世紀)です。
一枚目の写真に写る方々が、同じツアーの皆さんです。高齢者が目立ちました。あと、2-3回目の海外旅行がロシアという方も多かったですね。
聖セルギイ教会(17世紀)
トロイツキー聖堂(15世紀)は内部改修中でした。右は博物館ですが見学の余裕はありませんでした。お任せツアーですから仕方ありません。
ちょっと田舎へ行くと古い車が増えます。ラーダのFIATコピーや4駆とか。都市から郊外の"ダーチャ"なる菜園も持つ方も多いそうです(2枚目画像)。週末はここで農業しながらノンビリするとか。本当の贅沢ってこういうのかも知れませんね。
サンクトペテルブルクへ移動します。
後編へ続く