あも&サチアキの交換日記

どうやら交換日記が続いているようです(祝何年目?

心理学を学んでいる理由

2018-07-12 | from:sachiaki
てのをね、久しぶりに思い出してたりするsachiakiです。

ここ数日、心理学を勉強してきたけれど
まっっっっっっっっっったくわからん!
っていう事象に突き当たってしまって
そういや最初に心理学を学ぼうとした理由って
中学校くらいなんだけど、
私のことをいじめるというか、からかうというか
目の敵にする人たちが、なんでそういうことをするんだろう?
っていう相手の気持ちを知りたくて
プロファイリングの本を読み始めたのがきっかけなんですよね。

その頃ちょうどXファイルが流行っていて、
その流れでプロファイリングという言葉が流入してき
テレビとかでもちょいちょい聞く言葉になっていたんですよ。

とある行動結果が見つかった時、それを逆算していって犯人をみつける。

その時に”なぜそのような行動をしたか”というのに
行動分析学から追い詰めていくというプロセスが
その頃の自分にはとても魅力的に見えたんですよね。

自分に降りかかってくる火の粉について
「なぜ」それは「行われるのか」が分かれば
「それ」は「どのような時」に起こるのかが分かれば
自衛にもつながるし、その人のことを理解できるかもしれない
って思ったからなんです。


そして時は流れて、そういった誰かの心理や
行動背景を気にしなくても良い生活が続いていたものの
やっぱり人の心理や行動っていうのものの理由や原因が知りたくて
なんだかんだで心理学の勉強をすることになったわけなんですけれど……


そこそこ分かってきたかも?って思っていた矢先
ここ数日で何度も見かけた『不本意の禁欲主義者』というタイトルで
そこで初めてインセルって言葉を知ったわけです。
インセルの定義には

 恋愛のパートナーや性的なパートナーが見つからない男性、
 自身に性的な経験がない原因は女性のせいであると考える男性を指す

とありまして、なんだかなぁ……なんて呆れ気味に記事を読んだりしていたんですけれど、
このインセルっていう人たちが遠い異国の人は大変だなぁ…って程度だったものが
ものすごく身近になる事変がありまして、
この『女性(と、イケてる男性)を憎む』という思想が
次の行動に移る前になんとか解消できないものかしら??
と、もう一度心理学を1から学び直さないといかんかも!?
って気持ちになっているんですわ。

多くのこういった攻撃をしたいという心理は誰にでも起こりうることなんだけど
その攻撃目標として選ばれる時、
だいたいイケてる男性なんかは選ばれない。
自分を蔑んだ対象のうちの攻撃しやすい人間、
すなわち若くて無知な女性などを選んだりする。
だから大昔から売春婦はまっさきに殺される対象として
社会の暗部的被害者になっていたりするんですよね。
家庭内においては妻や娘に憎しみが向いたりもする。

当然、女性の加害者もいるし、
そんな男性ばかりがひどい奴じゃないだろう?
っていうのは大前提として、
それでも攻撃的な心理に染まった時、それが暴力として発露するのは
圧倒的に男性の方が多いっていうことと
そういった人たちが、今の社会では受け入れられていないと勘違いしていることに
大きな隔たりを感じるというかなんというか。

結局、キモいとか笑われているって感じたなら
場所を変えたり、なにかを変えてみると違う世界があるのに
そうではなく、今の世界で自分を認めて欲しいという欲望が
いろんな悪循環を生んでいるだけなんだと私は思うんだけど
なぜか頑なに
「自分が普通に過ごしているだけでも罪であり
 そう思わせたのはお前らだろう」
って態度を崩さないんですよね……。

と、ちょっと話が逸れてしまってた。

とにもかくにも、自分自身も被害者となる可能性が上がってしまったっぽい
世の中は怖いし、そんなことよりも
加害者になってしまう人になんらかの手は差し伸べられた方がいいよね。
とも思うわけで、
もう一度憎しみの分解とか昇華とかを勉強しようと思っているところです。

まぁ、本当はそういった悩みを持っている本人が
自分で改善をしていくのが良いと思うんだけど
本人が変わることを目指すより、相手が受け入れてくれることを
祈っているのがニントモカントモです。

とはいえ、ちょっと格好が変だったり、趣味が偏っていたり、
しゃべり方が変なだけで勝手なレッテルをつけてきた社会
主にテレビ産業やメディアなんかがかなり足を引っ張っているように感じるので
メディア系(とくにビューを稼げればいいと煽るばかりの
ダメ記事を連ねているWEBライターさんたち)には
少し協力をしてもらいたいもんです……。

女性のダイエットはなぜ生まれたか。

それはメディアで「太っている」という基準を作って大体的に宣伝し、
結果、コンプレックス産業が儲かったという背景があるからなので、
「こういった◯◯はNG!もっとよくなる◎◎な方法」とかって煽る
メディアさんにはなんとかしてもらいたいものですね。
まぁ最近はそういった記事についての否定文もかなり上がってきているので
自浄作用が働いてきているんじゃないかな?とも思います。

そんなこんな。
みんな違ってみんな良いっていうんだったら
「こういった◯◯はNG!もっとよくなる◎◎な方法」なんて
あまり真に受けちゃダメだぞ。って話でした。

さて、あたいは昨日お店に遊びに来てくれたお客さんから
トランスクリティーク――カントとマルクス (岩波現代文庫) 』を
読みに戻ります。

ここ数年の私は『善』を疑うことにはなっているけれど
『善』を信じていないわけではないのです。
って話を理解してくれたお客さんからの本なので
めっちゃ読むのが楽しみですわ〜🎵

ほんじゃーね!モイ☆
コメント
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