私がレディファーストという概念が嫌いな訳

私が昨日書いた日記の中に
・レディーファーストを当たり前だと振る舞うこと（強要すること）
というものが、私の逆鱗に触れると書いたことで
女性として不思議に思われた方がいると思うので
補足しにきたsachiakiです。

これには私が女として扱われるのが嫌だという
子供の頃からのものも含むと思うのですけれど、
”私たち人間は男女ともに公平であるべきだ”
という強い信念があるからなんですね。

女だから〜しちゃダメ。
男だから〜できなくちゃいけない。

こういったことがとてつもなくバカバカしく
私が反抗期にママンと激しく大喧嘩し続けたものの原因だったりします。

弟はOKなのにお姉ちゃんは女の子だからダメ
なんて理由で門限が厳しかったり、
スカートをはかないだけで悲しい顔をされたり、
髪を最初に短くしたのは親の経済理由だったのに
お金で困らなくなってきたら髪を切ることを嫌がられたり
そういったことが本当に嫌だったのですね。

男所帯で育っていれば男言葉にもなるし
やんちゃにもなりますよ。
おかげで小中学校時代は他の女の子よりも男の子と遊ぶことが多くて
それで嫌な噂を流されたり、色々ありました。

まぁ、その辺は置いておいて。
とにかく『男だから』『女だから』という線分けが本当に嫌いなんですね。
かといって、男性と同等に女性が同じことをできるかといったら
そんなことできる訳ない、ということもちゃんと分かっているわけです。

だからこそ、私は”人間は公平であるべき”と考えるようになったのです。

大人も子供も男も女も出来ることは違うし
それぞれに違った能力を持っていて補い合える。
どの人も等しく同じように扱うことはできないが
お互いを尊重して生きていくことは可能だ。
と考えているわけです。

だから『守られて当然』という態度にはヘドが出るし
『権利を侵すこと』は最悪だ！って思う訳です。

その上でレディーファーストという概念は女性を下に見た概念であり、
こんなものに頼らなくてはならない世界を受け入れているだけでなく
さも当然のように、男性に『紳士たれ』と強要する姿勢には怒りしか出てこないわけです。

そりゃ紳士的な態度で接してもらう時、それはとても親切でありがたく
相手も決して私のことを下に見ているわけでないことも分かっていますし、
お姫様扱された時の心地が夢見るように気持ち良いことも知っています。

だけど、それを当然だと思い続けてはいたくないんです。

私は私のお金で他の人たちと食事をしたり、出かけたりしたいし、
私は私の体を使って自転車をこいだり、電車に乗っていきたいのです。
私は私の頭で考え、実行していきたいんです。

私は私の身体を持って考え行動し結果を出していきたい。

その際に助けてもらうことは大いにあるけれど
助けられないことに文句を言わないで済むくらい
自分自身で自分を掬い上げたい。

そう考えています。

今日は以上です。モイモイ

タイトルをうっかりしていたので、訂正いたしました。
もうこういう単純ミス超恥ずかしい！！！