日本もなかなかどうして
音楽やら芸術関連ではかなりやらかしてるよなぁ
なんてことを思うsachiakiです。
著作権の勉強していると
ここまでは引用の範囲だな、ここからは怪しいな
なんてことが気になってくるんですけれど、
25日用のディスコソングを色々と物色してる中で
「Too Many Broken Hearts」を聴いた瞬間に
あれ?この曲知ってるのかもだけど
それ以上に別の言語で聞いてる気がする……
ってずっと聴き続けていたら
メロディラインはほぼ同じで
時折違った、いわばカバーって感じのものを聞いてる……
ってなんやろか?って唸っていたけれど
たぶん私ぐらいで気づくんだから
ネットでは誰かが指摘してるはずだ!ってググってみたところ
藤井隆さんの「ナンダカンダ」が出てきて、
あぁ〜〜〜これかぁ!スッキリ!ってなったものの
そういや藤井さんって洋楽が好きで
かなり聴き込んでいたって話を聞いていたので
引用の範囲を超えちゃってる感じはあるけれど
時代的にまだ著作権について敏感な頃じゃなかったし
セーフだったのかな〜なんて思って聞き直していました。
原曲が良いのはもちろんなんだけど、
藤井さんが手を加えた方が「気持ちいい!」って感じる
声の伸びがあったりで、
これはこれで、カバーと思って聞けば腹も立たないな
って思ったりしてました。
訴えられたら負ける気もするけれど…w
ファンの中では有名だけど
B'zなんてエアロスミスとMR.BIGまるまる
音楽はもともと引用して曲を作るってのが
1960年以降多用されるようになり
いわゆる音楽のコラージュがだいぶあるので
どこまでが引用で許される範囲なの?
ってのは難しいのかもしれない。
とくにテクノやヒップホップが全盛になってからは
サンプリングが主な音楽的手法になっているし
あれ?ってことはこれからもあるんだろうな〜と。
トルコ行進曲のあの有名な節なんて
どれだけのミュージシャンに擦られてきたか……。
とはいえ音楽の著作権は
レコードができた時代からラジオの時代
テレビの時代、インターネットの時代と
ものすごい勢いで変わり続けているので
国際的な基準で合わせる法律を作るのも
なかなかに大変そうな印象があります。
なんて書いてきたけれど
この音の使い方はアジカンだな〜とか
この感じはサザン独特のものだな!とか
ブルーハーツってバンド名変わっても同じだよね
なんてことも含めて
やはりその人(バンド)だけが持つ音っていうのを
持っている人の方が強いなぁって感じます。
サンプリングやEDM全盛期な今、
若い子たちの音楽を聞いていると
どの子もtofubeatsっぽくて
あ〜その辺を聞いてきたんだな、
ていうかtofubeatsがスタンダードになるほど
時間が過ぎてたのか…と愕然としたりで
自分の中の感情も複雑ですw
ちょっと前に小沢健二withスチャダラパーで有名になった
「今夜はブギーバック」とtofubeats 水星 feat.オノマトペ大臣の
「水星」を混ぜた曲が出てきた時は
なんて馴染むんだろう〜って驚いたけれど、
今度はこのミックスされているバージョンを
いくつかのユニットがカバーしてくるようになって
この引用のスピードの速さにも驚いてたところです。
ニコニコ動画が黎明期に「歌ってみた」で
たくさんの素人歌い手さんがカバーを歌い
そこからファンをつけて歌手デビューしたりしたので
今は「イケてる曲」はまず歌ってみるという
ビッグウェーブの乗り方がうまくなっているのかもしれません。
知らないオリジナル曲を歌われるよりも
カバーの方が聴きやすいってこともあるし
ファンを増やす一つの布石になっているのでしょうな。
と。
最後の方はだいぶ違う話になってもうた。
曲のピックアップも終わったのでそろそろ寝てきます。
そんじゃまた。モイモイ。