一年の垢落とし。
日本橋より22里、箱根駅伝4区から5区に入った事を実感する距離です。
さあ歩くぞ、と思い立った時に見つけた一杯。
東京の自販機であまり見ない、彼女の常飲物を手に入れて意欲を新たにします。
石畳が残るところも。
例年は京都の寺社と修験の数日を過ごすのですが、今年は行動域を制限して、箱根にて1日過ごすことにしました。
ロマンスカーで昼前に到着すると、
目指すお店は日清亭さん。
竹打ちの元気に跳ねる麺は、すすれば楽しくあっさり醤油味のスープによく合います。
揚げワンタンも、ちょっとした餡掛けがポイントになってサクサク軽やかに頂いてご馳走様。
須雲川を渡って坂を上がると、名刹・早雲寺をお参りします。後北条氏の菩提寺です。
年末も庭掃除も済み境内は整っています。
お墓掃除の方々もいらっしゃって、新しいお花があちこちに備えられていました。
お寺の前を通るのは旧東海道です。
日本橋より22里、箱根駅伝4区から5区に入った事を実感する距離です。
さあ歩くぞ、と思い立った時に見つけた一杯。
東京の自販機であまり見ない、彼女の常飲物を手に入れて意欲を新たにします。
ビタミンスーマッチ。
石畳が残るところも。
名残の紅葉は冬の透明な日を吸い込んで輝きます。順光に回ると、枯れが先に立つのですが。
1時間ほど歩くと、旧道が山に入ります。
江戸の石畳が残る、箱根路らしい森の中の道。
あと半里登れば畑宿に至ると案内板に記されています。
実は今年の7月には、2人で畑宿から芦ノ湖まで歩いています。
つまり、今日の道を合わせれば、箱根湯本から芦ノ湖まで歩いたことになります。
12月29日とは思えぬ程の汗をかいて畑宿へ到達、バスで戻る年末の1日でした。