サッカー女子ワールドカップ・日本対オーストラリアを15分だけ寝坊して
朝からBS1の生中継を見ました。きっと勝つ、と誰にも思わせる攻め込みぶりはニュースでわかるとして
印象的だったのはインタビューと試合後の選手でした。
「いい働きができたんじゃないですか」「準決勝に向けて一言」などというインタビューに
実に回転良い言葉が帰ってきます。一人返事は10秒までという内規があるのではないかと思うほど、
聞く方も語る方もテンポアップ、15文字を1秒で言語化するスピードで、質問の間もほとんどありません。
これが耳に付いたのは、昨日の陸上日本選手権の勝利者インタビューが
実にのんびりしていたから。
同じ様な質問も、15文字3秒というナレーションペース。答える方も、半分のじかんを「うーん。そうですね」
という話はじめの準備に使っていました。
個人競技の内向的な性質と、サッカーの共同性を必要とする、つまりつなげるための言葉が大切な競技との
違いかな、などと思ったりします。
そしてもう一つ目に付いたのが、試合後のフィールドで、みんな座り込んでストレッチを始めた様子でした。
ハードに動いた体をクールダウンして、筋肉を調整すると回復も早くなるのはいまや常識。
それなのに、ほかの競技で試合後のケアを見ることといえば、プロ野球のピッチャーが
肩にアイシングをしているくらいでしょうか。
サッカーをする選手や団体のことが、俄然好きになりました。
気持ちの良くなったところで、雨上がりに晴れる代々木公園へ出発。
昨日のスポーツマッサージで、トレーナーからそろそろ強く走ってもいいとの助言がでたことですし、
週一練習も、もう少しハードに致しましょう。
というわけで、公園外周のJOGも、ずっと1周2キロだったのを2周4キロに増やしました。
タイムは9分+8分30秒、右ハムの患部はすぐに熱くなってきましたが、
タイムを維持するだけの力は出し続けることができました。
次に、走ってはストレッチ、という繰り返しで、
坂道ダッシュを70m×5本。
とにかく大腿筋に力をつけてもらうために、スピードある動きよりも
まずはパワーをつけるのです。
股関節回しも間にいれつつ、
最後は地獄ジャンプにしました。
35センチほどの台をつかって、片足昇降ジャンプ。
30回×左右×2セット。
これが効きました。
2セット目が終わったら膝から崩れて、力が入りません。
春先なら70回まで回を重ねていたのに、筋力減衰が明白です。
帰宅後は腹筋を100と背筋を200、こちらは日々の恒例となってきました。
週一練習はここまで、来週はマスターズ仲間と競技場で走る予定です。