日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

今日は今日とて食べ物求め

2014-09-29 01:18:34 | 旅行記

一日目にお腹を空かせた登山をしたせいか、二日目は温泉食べ物をたっぷりゆっくりです。

地獄谷を見た塚原温泉の様子は現地から直接スマホで送りましたので、

間の話をつなぎ合わせて、お土産の数々まで。

 

亀の井別荘の朝ごはん。和食と洋食が選べますが、二人共洋食をオーダーしました。

野菜もりもり、卵は味濃くふんわりと。パンはトーストとともに、テーブルパンが4種ほど揃います。

 

チェックアウトは11時。20時間の滞在が短く思われる、まだまだとどまっていたいお宿です。

部屋からも風呂からも廊下からも、どこでも温い自然が感じられるのが

居心地の良さにつながっていました。

 

まごうことなき快晴!

チェックアウトしてからも車を置かせてもらって、お買い物や、隣接する湖の散策にぶらり。

そのあとは、ドライブがてら由布岳の裾をぐるりと回って、

塚原高原の、隠れ避暑地のようなイメージで店が点在するあたりへでかけます。

高原入口の案内書で教えてもらった、パン屋さんへ。

 

『オニパン CAFE』天然酵母のパンは、小麦の味がしっかり、生地はもっちりです。

さつまいもパン、ピーナッツスティック、そして袋の中にはレーズンパン。

昨日の山登りに持っていけたら、もっと幸せな気分で頂上を目指すことができたのに。

 

 

パンを買って温泉に入って、そのあとは今日も山を登ろうかとも思いつつ、

彼女が前から行きたいと思っていた、別府は「うみたまご」に出没、水族館です。

アザラシやセイウチ、ペリカンのshow。

写真はセイウチの腹筋運動です。「自然の中ではどんなときに腹筋するの?」と

聞かれますが、私も知りません。

お腹を引き締めたくなる時でもあるのでしょう。

 

そんな憎まれ口をたたきつつも、やはり年に一回は水族館に来るものです。

ゆったりサメやエイ、ハタが泳ぐ大水槽に、イソギンチャクやクマノミが揺れる水槽を見ていると、

水に生きる生命の、いつこうも生き方が違ってしまったのかというしみじみとした実感が立ち現れて、

仏様を見るがごとくの謙虚な気持ちが湧くのです。

 

謙虚になったところで、お腹が減りました。

大分名物で一番私が惹かれている『とり天』を、発祥の店と言われる【東陽軒】さんでいただきました。

もも肉の濃い味わいがさくっと揚げられて、どんどん手が伸びます。

皮がとってあるので、しつこいところが無く、これだけの量もペロリと食べてしまいました。

アツアツ。

ちなみに、飛行機の時間の関係で16時30分に店へ入りましたが、この時間はとり天だけしか食べられません。

グランドメニューは17時以降となるそうです。

ちなみに、とり天以外は中華メニューというのが新鮮でした。

 

そんなこんなで、飛行機に乗るまであと2時間、大分空港は結構な距離があるので

もう時間がほとんどありません。

でも、いつもの恒例行事、地元スーパー詣でがまだ済んでいません。

でも東洋軒さんは、別府中心街から空港よりにかなり進んだところにあるため、

あまり店がありません。ままよと車を進めると、地域密着スーパーが見つかり、

湯布院の方から聞いた、「この時期の大分なら、カボスは是非お土産にしてください」の

提案を外すことなく実行することができました。

 

 

こちらもスーパーで買ったご当地もの。

大分というよりは、九州一般論ですが。

すっきり豚骨の【うまかっちゃん】byハウス食品は、あまり東京では出回っていません。

そのうえ、うまかっちゃん味のチャーハンの素に目が釘付けでした。

うまかっちゃんのおかげで、とんこつラーメンの味が好きになったといっても過言ではない私にとって

嬉しい出会いものです。

 

 

そして、湯布院・地産地消の味わいを家に持ち帰るために、

瓶詰めもいくつか買っておりました。

柚のマーマレード、イチゴジャム、ブルーベリージャム、粒マスタード、そして大粒の栗。

蓋を開ける時が楽しみで仕方ありません。

あまーい夢、見させてもらいます。

 

 


地産地消の事始め

2014-09-28 09:01:05 | 旅行記
由布院は土地でとれたものを調理してお客さんに提供する、
地産地消を早くから実行している観光地です。

今朝の亀の井別荘さんでも、
庭を覆う緑から漏れる光が広い窓から入り、
白いテーブルクロスのお皿を照らします。
つまり、朝御飯のスポットライトを浴びた主役。





緑の葉や黄色いズッキーニが歯ごたえ良く、大地の力強い味を見せてくれました。
パンプキンスープや牛乳にパン、
美味しく、美味しく、由布院に来て良かったと思い深まる、
地産地消の朝御飯でした。


『亀の井別荘』あらまほしき

2014-09-27 22:10:49 | 旅行記
いつか湯布院に来てみたいと思っていたのは、
この町ならではの佇まいを持ち、
全国に広く名を知られる宿が、いくつもあるからです。
ようやく予約がとれたので、御三家とも呼ばれる一軒、『亀の井別荘』さんにお世話になります。





四阿門をくぐると、緑の濃い静かな世界。結界を越えて、打ち水も爽やかな中に、気持ちが鎮まります。

宿のご主人が『あらまほしき日常』というタイトルでこんなことを書いていらっしゃいます。

「毎日がこうだったらいいな」
「私が求めていたのはこんな暮らしだった」
「非日常」ではない、ありふれた日々、
心おだやかで、満ち足りた時間。
希ったのは、そんなイメージの宿屋でした。

まさしく、その空間時間が目の前にあります。

お風呂を浴びては細胞が湯に溶け出すような不思議な浮遊感を覚え、





食事には、けれんみのない、素材が極めて良い料理に酔いしれました。



心地よく眠れそうです。


由布岳は1583

2014-09-27 13:13:13 | 旅行記
ぼく、由布岳です。
という口上は「風のハルカ」でした。

今週末は足休めで、念願の湯布院旅行に出かけました。
空港からトレイルランニング気分で一気に来ました。
もちろん、晴れの予報が山頂は雲と風と霧の中。
山とフサオマキ夫婦の宿命です。

最後の15分は、鎖場の連続でミニ槍気分で、夏の意趣晴らしです。



西峰1583メートル、またまた山頂標識だけが証拠の、記念写真となりました。


恥ずかしながら・・・

2014-09-26 23:16:13 | マスターズ陸上(オス)

アジア&全日本マスターズ陸上競技選手権からはや一週間。

走り幅跳びの競技が日没までずれ込み、賞状の発行を待つことなく新幹線に飛び乗ったのですが、

嬉しいことに中野区のマスターズ陸上パワージャンパー・Y下さんが、代わりに賞状を受け取ってくれた上に

渋谷までわざわざ届けてくださいました。

ちなみにY下さんは、幅跳びのM50、2年連続のメダリストです。

 

ふかーく、海まで届くような敬礼で受け取り、嬉しいこと限りなし。

4年ぶりの決勝進出、そして一度は北上の地に消えるかと思った賞状が手に入り、

しかも全日本とアジアが別々に2枚。

今年のマスターズはさらに思い出深くなりました。

そんなわけで、恥ずかしながら・・・


もうひと頑張り 後半戦

2014-09-23 22:16:07 | マスターズ陸上(オス)

タイガースは今日も横浜で負け、後半戦も押し詰まった感がますますです。

全日本が終わって、どうも目標設定型の私は気が緩み、体も太ります、ほっておくと。

なので、冬の気配が来るまでにもうひと頑張りするために、もう一試合、

頑張ってみることにします。

10月18日に静岡県総合運動場で開催される、全国マスターズ陸上混成競技会です。

10種と5種がありますが、参加するのは5種の方。

3年ぶりでしょうか。

最近は予定が合わなかったり、エントリーしても年度後半で怪我に泣いたり。

でも今年は、どうにか体が持っています。

 

そんなわけで、4週間の準備期間しかありませんが、

お留守にしていた残り3種目のトレーニングを開始します。

①走し幅跳び②やり投げ③200m④円盤投げ⑤1500mのうち、

やり、円盤、1500は今年全然取り組んでいないのです。

今日は空いている織田フィールドにでかけ、

とにかく1500mを走りきれるかどうかを体と相談することにしました。

キロ4分、つまり1500m6分が目標。

トラック一周のラップを96秒で刻めば達成できるタイムです。

1周目:89秒

2周目:94秒

3周目:91秒

4周目(300m):63秒

結果、1500mを5分39秒でした。

走りきれてほっとする傍ら、今日の午後はずっと筋肉がダルダルになって、

眠いことこの上なし。

運動は量と質で、ダメージも全く違うことを久しぶりに思い出しました。

 

※ヤリと円盤は、シャドーのみ。どこか投げるところを見つけないと!

 

 


跳ぶ練習がしたい!

2014-09-21 20:18:06 | マスターズ陸上(オス)
北上大会から帰る新幹線、やまびこの中です。

競技がいつ始まるかも分からない状況ながら、売店で 売っていた焼おにぎり、これが味噌味でうまい!、は食べていましたが、それ一個で、精一杯の運動をした午後6時までのエネルギーは賄えません。

北上駅構内では弁当が売り切れていたものですから、やや焦って自販機でコーンスープというカロリー高めの物を買って乗車したのですが、
幸い車内販売で、海の幸山の幸、牛タン弁当も有りました。
選んだのは



からだの疲れと、悪くない結果と、これまでに無いほど多くの陸上仲間とお話しできた満ちたりの気分が財布の紐を緩めました。
1300円、前沢牛の柔らかいところが三枚乗っているにしろ、かなりの贅沢です。
ゴボウがまた旨いんだな。

さて、結果は見ずに帰ってきたことは書きましたが、
予選の上位八人で行われる決勝は、日本人五人、中国とインドの方が三人だったと思います。
5メートル31以上の記録がボーダーラインなので、5メートル47なんていう私の記録はいつ抜かれるか分かりません。
一方で、上位三人は遥か遠く。
六メートルをただ一人越え、決勝の一本目には6メートル42センチ(と、計測の声が聞こえました)まで伸ばした、記録もスタイルもビューティフルとしか言い様の無い、静岡のN澤さん、
続くのは、地元岩手の期待を背負い、新聞にもインタビューを受け、会場からも手拍子を受けるY田さん、そして東京マスターズの明るいムードメーカーにして、パワフル全開の昨年度覇者Y下さんがいます。

ただ、敬愛する大分のM浦さんが、私にアドバイスを下さいます。後半でストンと落ちる、頭が突っ込んだ着地は、踏み切りに上へ働く力が足りず、起こし回転(幅跳びやる人には基礎用語、一般流通はしていません)が打ち消せないから。
スピードは最初の六歩できめて、後は強く上に跳ぶための、踏み切りの形作りに心を傾けよう!そうすれば更に上の記録が出せる、とエールを送って下さるのです。
ドクターらしい、にこやかな表情で下さる理論的な話は腹にストンと落ちます。

決勝はそのアドバイスを実現するべく頑張りましたが、記録にまでは反映できず残念でしたが、
助走のスピードがうまく上がり、
踏み切る姿勢までは固まったように思います。
ああ、練習したい、強く思う決勝後でした。

栃木の盟友ワルさんと今年初めて会えたのも嬉しかった。超多忙なお仕事と、練習し過ぎという真面目な取り組みは、いつも頭が下がり、刺激を頂きます。

東京なH堂さんは、いつも応援してもらい、応援をするありがたい、心優しい友人です。400メートル走った直後に走り幅跳びに挑戦出来る、芯の強いアスリートは滅多にいるものではありません。

待ち時間が長かったのも、こうした仲間と話すことが出来る大きな要因でした。

岩手マスターズの皆様、役員や高校生をはじめとするボランティア、アジアの方々に気を配る通訳の皆さん、本当にお世話になりました。
気分が最高の状態で、東京に戻る50歳を1人作り出して下さったことは間違いありません。
ありがとうございました。