日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

ピンポイントでは狭間のお天気

2018-09-30 13:41:51 | 旅行記
野沢温泉は曇り空から、時には日差しさえ入る午前中です。
朝ごはんは7時半から、もちろん朝風呂の後。





取り回しバチは、甘い塩煮芋と花豆。
牛乳をゴクリとやりながら、タップリ肥えたサーモンとともに、美味しく目覚める幸せです。

小布施マロン

2018-09-29 12:46:21 | 旅行記
秋の旅、長野から小布施に来ました。
栗の季節に来ておきたいので。
台風の方向に進みつつ、心も口も軽い旅路です。


昼ごはんは桜井甘精堂さんの営む『泉石亭』さんにて。

15組ほどウェイティングリストに名前が入っていたので、先にお買い物。


ロントさんは、フランス菓子を中心に、チョコやマシュマロ、ジャムにビザまである、ケースの中もお客さんも賑やかな、いつ来ても楽しいお店です。
焼き菓子と割り板チョコを頂きました。

泉石亭さんに戻ってもう少し待ち、待望のお目当がこちら。

一茶御膳と名前のついた、栗おこわにせいろ蕎麦までいただける、
満足度の高いお昼でした。

鳥取では跳んだというより鳥の羽を取られた気持ち、そして末續慎吾の疾風

2018-09-23 15:41:45 | マスターズ陸上(オス)
午前11時から始まったM50走り幅跳びは、
準備を始めて以来、全ての工程で慎重にならざるを得ないまま競技を迎えた、とドキュメントしたくなります。
しかし用心が思う通りに結果をもたらす訳ではありません。裏目、という言葉に親しみを覚える、
バックストレート側の砂場で競技は行われました。
結局三本跳んでその先には進めない13位に落ちた訳ですが、その辺りは、飛ぶつもりが羽を何者かに奪われた鳥だよ鳥取大会、という言葉の綾で誤魔化します。
記録は5メートル3センチ、かろうじて中学二年生の頃は上回って、三年生の自分には負けたという背比べ具合でしょうか。
用心して臨んだ唯一の成果は、三本とも記録が残りファールが無かった事でしょうか。自分の感覚では、踏切板も全部踏んでましたし。
スピードが出ていなければ距離のコントロールが効くと言うことでしょう。短距離の調子が良かった頃、いくら幅跳び練習を重ねても、試合になるとファール病にかかっていた頃とは大違い。
コントロールが効けば、空中ファームもできて、
反りから脚の投げ出し、そして滑る着地ができました。
脚を振り出した分で10センチ稼いで、5メートルに届いたようです。

三本跳んで、左アキレス腱はもう動きたくないと声を上げました。ゴメンね、無理させて、と氷を当てると歩いて脚を引きずらないくらいには回復しました。

というわけで、100メートルの出場は諦め、
M35に初参戦した末續慎吾選手の10秒95の疾走とゴール後の笑顔、そして万雷の拍手を聞いて、
コカコーラスタジアムを後にしました。


肉離れを二回と、その後のアキレス腱痛に悩んだ今シーズンですが、
去年までとの一番の違いは、温泉にほとんど行かなかった事かもしれない!と突然思い立ち、
鳥取の奥座敷と呼ばれる吉岡温泉まで参りました。


毎分100リットルの湯量を誇り、源泉は50.5度の熱めとなってました。
ホカホカです。

体を冷ますため、温泉会館前のパーラー株湯さんへ。昼はバナナ一本だったので、ちょっとカロリー補給。クリーム分の高い、しっかりした焼き上がりの、濃密な味わいを楽しませて頂きました。


鳥取外伝

2018-09-22 19:00:24 | ふさおまき(オス)日記
空港が街に近いと、行動がスムーズです。
しかも、舞台となるコカコーラスタジアムも、宿をとった鳥取港近くの山田屋さんも、市街より空港寄りなので、レンタカーで走れば半日で結構遊べました。


昼ごはんは、空港から数分の『仏区里屋』さんへ。るるぶで見つけた住宅街のフレンチです。
今日のランチはハンバーグ野菜タップリ添えです。

肉は柔らかくつながれて、口の中でミンチがほぐれるとトマトソースと渾然一体です。
皿に添えられた野菜も、人参、パプリカにズッキーニ、しかも煮たり焼いたり揚げたりと、嬉しくなるほど手間暇がかかっています。
注目はこちら。

これも付け合わせ野菜の一つです。
甘く煮含めてある、と言いますかコンポートでしょうか。
シャリシャリした食感がします。そう、梨です、多分。

旅先のお楽しみ、スーパーにも行きました。

マルイ湖山店。品揃えの多い24時間営業という、近くにあったらいいなと憧れるスーパーマーケットでした。数々のヒガシマル製品やどん兵衛ウエストを見つけたほか、地元パンメーカーのユニークな菓子パンも目を引いたのですが、そちらは明日にでもまた来るとして、今日は久々にお目にかかるこちらを購入しました。

明治が東京への販路を絶ったカール、しかも二種類あったんです。

さらにもう少し北へ向かい、鳥取港へ。
『かろいち』というマルシェで産直の野菜をみて、知事の発言ですっかり有名になった砂場コーヒーに行こうとしたら四時閉店でした。


お宿の『山田屋』さんはすごそこでした。


案内された部屋は奥の方だったのですが、それでもオーシャンパーシャルビューです。



松葉カニこそあとひと月半待たなければなりませんが、流石に海辺の宿の夕食です。






ホタテにサザエの炭火焼


特産モサエビは猛者海老だそうです。


試合があるからナマモノを遠慮したら、変わりにしゃぶしゃぶにしてくれたハタハタです。皿には四枚あったので、一枚は炭火にして頂きました。


ハタハタはすり身にして天ぷらにも、今が旬だとのこと。


魚だけではありません、鳥取ブランドの和牛は、ミスジの陶板焼で頂きます。

既にお腹は120パーセント、でもさらにもう一品。

程よい甘味の煮付けは身がホロリとして、小骨の間、ヒレの付け根までしゃぶり尽くしました。

楽天トラベルで駅前ビジネスよりリーズナブルだったとは思えない、海辺の味の宿です。




因幡路へ走りに来たよマスターズ

2018-09-22 17:30:11 | マスターズ陸上(オス)
年に一度の全日本マスターズ陸上競技選手権は第39回を鳥取で迎えます。



三連休を使って、男子31種目、女子28種目に下は18歳、最年長は101歳までが競い合います。
私は土曜の初日に飛行機で鳥取入り、観戦かつ前日アップの余裕のスケジュールを組みました。
今年初のマスターズ大会なので、久しぶりにお目にかかるアスリート達とご挨拶を交わしながら、
補助とは思えない整った芝生のフィールドを持つ競技場で、ゆっくりゆっくり、根性を入れて時間をかけて筋肉の伸縮性を戻し、関節の潤滑油が行き渡るように、色んな姿勢をとり、ピンポイントの部位に効果が出るように体をうごかし、強度も少しずつ上げていきました。
特に痛みを抱えたまま二カ月がすぎた左アキレス腱の感覚には、祈るような気持ちになります。
もう走っていいのか、まだもう少しなのか。
芝生で20メートルほど弾んでは立ち止まって考え込む中年の姿は、どこか異様に見えたかもしれません。
でも、結局諦めました。ここで全力ダッシュすると、ガラスが割れるような反応を起こしそうです。だから流し二本が精一杯、それもアキレス腱をなるべく動かさない、足首の角度を固定した走り方で仕上げると、もう一度ストレッチをして1時間半のアップを終えました。


こちらは、補助競技場以外のもう一つの練習会場。こちらも輝く緑です。




とりとめもなく3日間

2018-09-17 15:42:17 | ふさおまき(オス)日記
意気込んで雨の中を走った三連休の初日は、スポーツマッサージも受けて回復に励んだものの、
夫妻が上回り、
2日目に織田で励むはずだった渋谷区おじさん短距離メンバーとの織田フィールド練習は、
ジョグと流し一本で警戒信号が目の奥に現れて、
仲間のバトン練習を励ます係に変身。
昼からは白金台で、滋賀に住む古い友人夫婦と四川ランチに舌鼓、のはずがあれやこれやの思い出近況報告に、舌は言葉を発するのみに使って、
麻婆豆腐の痺れ辛味にようやく口福を思い出す感じ。
夫唱婦随を絵に描いたようなツーショットを見せる同年代のツーショットは、ルノワールに描いてもらって、装額してロビーに飾りたいほどでした。
その後は日本橋の三井記念美術館で、仏像を動作や装飾の外見から分析しようという試みを拝見します。動きといえば、四天王や餓鬼を踏む神将像を思い出しますが、
雷神様の像もあって、立体彫像で仏の世界をよりムーブメントにしようという、仏師の意気込みを見つけるのです。
副題は仏師がアーティストになる瞬間。なるほど。
この展覧会に結構な人出があることにも感嘆しながら、中央通をはさんだCOREDO内にある映画館へ『響』を見に行きました。自分だけを信じ抜いて小説を書く女子高生は、直木賞・芥川賞のダブル受賞にも動じず、文学の真実周辺で調整能力に存在価値を見出す、編集、雑誌記者、年上の作家達に鉄拳をしたり毒の言葉を吐いたりしてなぎ倒して行く、というコミック発の映画です。
ストーリーのフレ具合と何人かの若い役者のキラギラした目の力に射込まれました。
映像の構成がついて行ききれなかった難点もありますが、一切眠くはなりません。

そんなこんなで2日目もおわり、
連休最終日は歌舞伎座で秀山祭です。
プラチナチケットを入手してくれたママ様に感謝。
これから入ります。


鳥取に出かける1週間前

2018-09-15 15:19:17 | マスターズ陸上(オス)
全国マスターズ陸上選手権まで1週間となりましたが、アキレス腱痛はしっかり足首、
特に左の内側付着部に張り付いて離れません。
押すと痛い、つまむと声が出る、
伸縮度が低いので、足を棒のようにしたままの走り方しか出来ない。
否定形の文末は負のエネルギーの源泉なので、
小雨に濡れながら無想で走るのが丁度良い、
川口青木陸上競技場で今日は練習しました。


因みに、練習に備えて昼ごはんは簡単焼きそば、見せたいのはお気に入りの金魚紋鉢です。


トラックでの走りは2週間ぶり、普段よりゆっくり、時間をかけてジョグを5周すると、
擬態昆虫の如きアキレス腱も少しは柔軟性を取り戻し、
足首を使った走りに進んでもいいシグナルをもらいます。

体操、動的ストレッチ、小刻みから腿上げへと何種かのドリル、
そして流しに入ります。
120メートル2本は、風に乗るまでは体を動かせず、
まずは足を早く前に動かし続けられることを確認する運動に留めます。
アキレス腱の痛みも全開、動くけど痛いという、
まあギリギリの所です。
メイン練習も、目的を絞った、二本の走りと決めました。
ストレッチ込みの休憩を挟み、
ブロック無しでのスタートダッシュ付き100メートル走。
10歩は前傾をしっかりかけ、体を起こしたらしっかりトラックを踏み、すぐに足を返す、プッシュアヘッドで80メートル、最後はもう一度全身を上に上げます。
気持ちよく乗りました。
2本目は同じ動きをさらにブラッシュアップして、高い位置を保ったまま走りきり気持ちよく終了。

雨のため砂場で走り幅跳びの練習が出来ず、
不安材料の積み残しとなりましたが、まあ動けるのならめっけもん。
アルミバックにくるんで持ってきた保冷剤四つを靴下の下に挟んで、競技場を後にしました。




九月の高尾山

2018-09-08 13:09:03 | ふさおまき(オス)日記
陸上も決戦シーズンのはずですが、
様々な状況と、どうにも悩ましい左アキレス腱付着部の炎症は、痛みと動きの制限をもたらし、
今日の東京マスターズ選手権も欠場です。

なので、高尾山に登ります!



毎月登山は今年も続けています。
正確にいうと、彼女は毎月。
私は三分の一。
でもスタンプ帳は各月の花が二冊に溜まるのは、
全て彼女のおかげです。



途中でツブツブの雨が落ちて来ますが、頭のタオル巻きで防げる程度、
涼しく風も変わって心地よいくらいでした。

帰りは沢沿いを行く六号路をとりました。


適度な湿度の環境ならではでしょうか、
斜面には季節ごとに違った花がたくさん見られるコースなのです。



下山後は恒例のお蕎麦『高橋家』さんへ、
10組以上待っていても。座敷もあって店内が広いので、待ち時間はそれほどかかりません。



缶に入った刻み海苔はかけ放題。
山芋つなぎの蕎麦が、線を描いて喉を過ぎて行くような感触が私たちのお好みです。



後はお風呂に入って天狗になって、特急で新宿に戻り、北海道(展)に参ります。
雪パーが来てるって!