日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

そうはいっても嬉しい ドーナッツ6個

2010-04-28 23:31:12 | お菓子



なるほど、あの箱はこうやってドーナッツがはいっていたのですね。
ふむふむ。
と思わせます。じゃ、あけます。



二人で6つ買った私たち。1060円です。
ちょっと買いすぎなのですが、やはり長方形の箱を
袋に入れてもらって歩きたかったのです。
ついでに、うしろからひったくられたら自尊心まで
芽生えさせてくれたかも。

帰宅後、2ついただきました。
キャラメルウォールナッツとフレンチクルーラー。



イースト生地とケーキ生地を一つづつ。
私は素直にふわりとしたケーキ派、
フレンチクルーラーに一人で軍配をあげました。




皇居ランニングとランニングポイント そしてニューオータニの昼ごはん

2010-04-26 03:53:59 | マスターズ陸上(オス)

どうやら遠出する予定の無い週末は晴れ渡るようで。
遅く起きた朝はゆっくり朝ごはんなら、何をするのか決めるのも
ゆっくり。
洗濯をしたり、原稿書いてたりしてたせいもあるのですが、
久々に皇居で走ろうという(めす)の発案に、勇んで家を
出たのは11時になってからのことでした。

東京マラソンの開催から4年、年々ランニング人口が増え、
特に女性のランナーが当たり前にいて、しかもおしゃれであることは
なんとなく気づいていました。
代々木公園でも多いからです。
ただ、油断していました。やはり聖地は聖地、
役割もあれば象徴としての召集力が違います。
まさか、ポニーテールも輝かしく、ランニングスカートで
5キロコースを走り、しかもその方たちに私が抜かされていく
ということになるとは!



驚きばかりが先にたちましたが、時計の針を少し戻して
筆を進めると、今日の目的は皇居周辺にある、ランニングポイントを
利用すること。実は(めす)が一月ほど前に、神保町のランナーズステーション、
通称ランステを大学時代の友人と使っていたので、私も世にすなるものと
言うことで行ってみたいと思っていたのでした。
今回私たちが利用したのは、半蔵門駅からすぐ、
東京FMの地下にある「JOGLIS」ジョグリスさんです。
こちらアシックスとの共同運営だとか。


それにしても、こうしたランニングポイントは各社各団体でずいぶん増えました。
最初は谷川真里さんのハイテクなどがありましたが、その後アートスポーツが
日比谷店に併設し、アディダスやアシックスも日比谷有楽町に拠点を構え、
さらにはランナーズも皇居の西、神保町と麹町に出みせすると言ったふう。
大体、シャワールームとロッカーつきで700円が相場とか。



安くは無いけれど、かつて私がしていたように、かつかつの道具や着替え金品に絞って、
桜田門のベンチに荷物をくくりつけて走り、終了後はお手洗いで汗を拭き着替える
といった、どこか土の地平を切り開くような、危険をはらんだ行いよりは
気持ちがいい上、安全度も高いのは間違いありません。


そのようなわけで、ランニングはしごく気持ちよく。
八重桜のぼんぼり、お堀の斜面に広がるカラシナの黄や白い花のじゅうたんが
目にまぶしく、いつもどおりどんな坂も笑顔でゆっくり走り続ける(めす)と
5キロ33分ペースで2周したのでした。



いやいや、10キロ走るのは実に1年2ヶ月ぶり。
短距離と使う筋肉とダメージの部分が違うのがよくわかりました。
腿の前面がパンパンです。
それもまた、心地よし。
少し減量できたか知らん、などとうそぶくのもほんの一瞬。




14時過ぎに向かったニューオータニのSATSUKIで食べた洋食は
たんまりと量があり、夕ご飯もほとんどいらなくなるほど
お腹いっぱいに食べてしまったのでした。
バターと香辛料が薄いパン粉のかわにしっかりと溶け込んで、
薄い牛肉がことのほか風味高く、口当たりは薄く軽く味わえる
ウィンナーシュニッツェルは、ことのほか美味しく、コーヒー3杯も
いただくことになりました。
彼女はアメリカンクラブサンド、かりっと焼いたトーストに
トマトとキュウリ、グリルチキンとベーコンも挟んで
プラスチックの短剣で抑えなければならないほど分厚い
米国流サンドイッチに、目を大きく見開きました。



それから、高田馬場でスポーツマッサージ。
2時間たっぷりほぐしてもらって、ストレッチの方法も習い、
その後は小田急で格安アウトドアリュックもゲット、
お稲荷さんを買って家に帰り、少しゆるゆる書き物なんかをしているうちに
大きく夜をまたいだのでありました。





久し振りの吉祥寺

2010-04-25 09:11:24 | ふさおまき(オス)日記

夢の旅路は 木の葉模様の石畳・・・(by 中村雅敏SONG)
と30年以上前のドラマを思い出してしまう、吉祥寺~井の頭界隈。
今日は、(めす)の美しきいとこがビーズのイベント販売を
するというので、吉祥寺の東急デパートにでかけることを目標に、
あちこちお散歩です。

まずは、参宮橋から代々木上原まで2駅ぶん、ふらふら。
代々木八幡を過ぎて線路沿いのやや広めの道は、グルメライター
森脇慶子さんなどがよく取り上げそうな、最近はじめた隠れ家的
レストランが並んでいます。1と月でかけないと、2つくらいは
新しい店が見つかるくらい、だけど町並みに埋もれて、
それほど自己主張した風景にならないのが、上品な元代々木の
高級住宅街を控え、そのあたりの客層もターゲットにしている
地域の店ならでの趣というものでしょう。

カウンターの洋食屋さんとか、北海道の隣という奇妙な名前がついた
居酒屋さんとか、看板を覗きながら、今日の昼ごはんは
五行という、まあラーメン好きならよく知っている一風堂系の
焦がし醤油や焦がし味噌ラーメンが得意のお店です。
階段を下った地下は、ガラス板で諸所が仕切られ、ちょっと
水槽の中の迷路のような雰囲気。床は焼き板ふうでダークに見えるのは
自慢のラーメンとのイメージを共有するためのでざいんでしょう。
前に来たときは、自慢の焦がしものを2人でいただいたので、
注文したのは、塩とつけ麺。





塩は、博多系細い麺にこういうあわせ方もあるのかと知らせてくれる、
極端に言えば綺麗なスープの具のようにして麺を食べられる按配の
丼です。
つけ麺のほうは、焦がし系の思いがたっぷり詰まった汁は
かなり濃厚。
そのスープをしっかり味わうために麺はかなり太め。
特筆すべきは、ちょっと黒っぽく見えるのでピンと来る人も
いるでしょうが、いわゆる石臼挽き全粒粉の小麦をつかっている、
風味がある麺です。そば好きとしては、この麺なら
逆にあっさり目のしょうゆ味につけてみたいという誘惑にも
駆られてしまいました。


さてと、お腹はいっぱい。
代々木上原から小田急に乗り、下北沢で井の頭線に乗り換え
やってきました吉祥寺。



うーん、シュールな風景といいましょうか、
若い人が普段着な感じで楽しみ街と言う街の位置は変わってないと
いうことでしょうか、駅の出口のまん前に
いきなりゲームアニメの看板がお出迎えです。
それでも、街のひょんなところに、花を植えたりするのは
さすが。



いとこのビーズ店はなかなかに盛況です。
中を眺めると、お客様に説明中、しばらくは他のビーズアクセサリーを
覗いたりしてみました。
(めす)に連れられて何度かビーズのお店には来るのですが、
いつもわくわくするものです。
光を吸った石やガラスが、ネックレスやブレスレットの輪になって
色のときめきを貴女に上げようと言っているようです。
これ、作っている皆さんが、綺麗に照明をあてている効果も
あるのでしょう。
翡翠をみると、魔法にかかったように魅入られる私は、
とくに川の流れに削られたような自然な丸みを持った形がお気に入り。
しばらく待って、(めす)と話をするいとこの方とご挨拶したあとも、
丁寧に作ってある、一つとして同じものの無い手作りのアクセサリーを
しゃがみこんだりしながら拝見していました。

吉祥寺では、あといくつかのお店めぐりをして新宿へ。
すでに夕方。



ダークブルーに街の明かりが輝いて、一瞬、ビルの街に自然の力が
宿るような風景です。
新宿では実際的な用事や、実際的な買い物をしながら、
新宿通りで出会ったのが、普天間基地に関する諸事情に怒りをあらわす
デモ。
ジュゴンの小さな目が浮く風船を引き連れて、それほど多くない、
若い人が多い列は、すぐに行ってしまいました。




それにしても、吉祥寺からずっとどこかでコーヒーを
飲みたいと茶店を探しながら、ふらふら歩いているだけでは
街角に居心地のよい空間が見つからないのは、シアトル系全盛が
既に当然となった都心のやむを得ざるところなのでしょう。
スタバはどこも列をなしてるし、
喫茶店をのぞくと、紫煙を上げる人たちが多いという状況です。

まだ少し寒さが残る、4月末の東京。
豚しゃぶの鍋で温まることにして、お散歩は終わりにします。