日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

これも現世

2017-04-30 13:07:44 | 旅行記
山から下りると現世に戻るのは僧侶ばかりではありません。
空気すら暖かくなった気がするのは、単に南中時に近づいたからでしょうが、
腹時計は普段より早めに進んでいます。

と言いながら、彼女が指示器を左に出したのは、観光物産館。



外見は目立った所も無いのですが、ガラスが大きく切ってあるので、店内が明るく南国気配です。

暖かい国の食べ物といえば、
そう、『ポン!』の名前。



みかんジュースの出る蛇口。
これは現世でなく、みかん星のインフラです。
一杯百円で、歴史の城から戻り、乾いた喉は喜びました。

因みに、街中の自動販売機の図。

現存天守 さて

2017-04-30 10:56:19 | 旅行記
旅に出るなら現存天守。
でも現存の定義は?と城マニアに聞かなくては?

松山城も日本にある、かつての姿が今に伝わる現存する天守閣を持つ城として知られています。



でも由来を見てみると、19世紀中頃に落雷で消失して、
再建なったのは1850年のこととなってました。
江戸時代以前なら『現存』認定なのか?

などとも考えますが、松平家の守った、
標高120メートル余りの山頂から、瀬戸内海まで広く見渡す天守三層の頂から、
楽しませていただいています。






九時です、松山空港

2017-04-30 09:01:12 | 旅行記
東京からここまで、雲一つない空旅は快適で、
眠ってコーヒー飲んで機内誌でマイアミに思いを馳せて、
窓から南アルプスと木曽御岳の雪帽子を眺め、
ちょっとだけ『坊ちゃん』を読んだら、
ランディングとなりました。

では、スタートです。



噂のポンジュースタワー


愛の国に迎えられました

愛媛の農産物統一キャッチフレーズだそうです。

今日はニクって2週間

2017-04-29 22:13:04 | ふさおまき(オス)日記
ようやく歩けるようになりました。
左ハムの肉離れは、思った以上に盛大だったようです。
1週間はストックに頼り、
次の一週間は膝を曲げだそろそろ歩きから、
毎日一センチずつ歩幅を広げて、ようやく普通に足を蹴っても
ハムに痛みを感じなくなりました。
K守のトレーナーにも随分回復したと確認をしてもらい、
とはいえいきなり走ってはならじと釘は刺され、
今日は久々のストレッチから。
使わない筋肉は、やせ細ってパワーがなくなるとともに
錆び付いて柔軟性がなくなっています。
まずはほぐして、動かすのは明日以降にするつもりです。

明日は東京にいませんし。
徐々にスピードを出せる足に作り直すのも、
大型連休の目的といたしましょう。
さすがに5月6日の東京マスターズ記録会はあきらめます。

日本の広さを楽しむために

2017-04-23 08:12:00 | ふさおまき(オス)日記
旅行先でお土産を買うのは楽しいものですが、
最近、ああ、工夫の日本近代史!と実感する記念にしてるのが、
地元の菓子パンです。

例えばのご紹介。



岩手の三作品。

『あん・バター入りサンド』
フクダのコッペパンシリーズの一つです。パンは生地も焼き目もふんわり軽い。しかし手に持つとズッシリ。餡が隅から隅まで分厚く入っています。



盛岡のお店に行くと、店頭で好みのクリームを塗ってくれるそうです。

もう一つ。



シライシパンの『ホイップメロンパン』です。
優しい風味のビスケット生地をかぶせたデニッシュ生地のメロンパンに、ホイップをたっぷり入れました!
と言うのが袋に書かれた売り文句です。
自慢するだけあって、
テロンとしたウエットなビスケットの食感がウフフであります。



盛岡市にある白石食品工業さんでした。
僕らも学校帰りによく買ってたよ、
というのが販売担当の方の一言でした。






そして山は遠くなった

2017-04-16 15:47:45 | ふさおまき(オス)日記
東京マスターズ研修会では、
久々に仲間と再会しました。
私よりずっとマスターズ歴の長い同い年のTさん、
いつも声をかけて下さる競技に精通したMさんなどとご挨拶していたら、開講セレモニーに遅刻しそうになったりして。

研修会は、短距離、中長距離、跳躍、投擲、競歩に分かれ、グループごとにそうそうたる講師が付きっきりで指導に当たって下さいます。
跳躍のOコーチは、現在の各校者指導者を指導したベテランです。
以前にも教わったことがありますが、丁寧で、励ましの言葉を大切にする方。つまり、誉めて伸ばすタイプと言うことでしょう。

跳躍グループはさらに、走り高跳び二人と走り幅跳び4人の希望者がいます。
用具の準備と体操流しまでのアップは一緒になってじっくり一時間かけ、その後別れて実技となりました。

昨年九月の新潟大会100メートルで左脹ら脛の肉離れをやっていらい、
久々の走り幅跳びです。
助走するのすら、何か他人の家の庭に迷い込んだような戸惑いがあります。
ただ、講師の先生が教えてくださる、腕を下げ気味にして振ると生まれる、歩幅の大きなリスミカルな走りが出きると、気持ちも落ち着いてきます。

三歩の短助走から11メートル、20メートルに伸ばしていっても、
速くは走れませんが、跳躍感は体に残りました。踏み込みで十分に体重が踏切足に乗り、
反力を上方向にも持ちながら、
真っ直ぐ体が飛んでいく感覚です。

そして、全助走に近い31メートル。
今日の講習で学びたかった、
ファールをしない助走を教えてもらうためには、
全助走で、踏切に至る足運びがどうなるかを先生に見てもらう必要があります。
最初はアップシューズで入ります。衝撃が恐いから。でも、スピードは出します。
最後の二歩が合わせ気味になって、歩幅を伸ばしてしまいましたが、
踏切板には乗ります。
着地は雑になりながら、それなりに跳んだようで、
他の参加者の方が計測してくださいました。
5メートル20センチ、えっ?
ホントですかい。
アップシューズで昨年秋と殆ど同じ距離とは、我ながら驚きました。

もう一本、『一足長半短く』と言う距離にして、17歩の助走。でも、まだ合わせてしまいます。
『スパイク履かないと、ホントの意味での助走距離は分かりません』とのご指摘もあり、休憩もかねて靴を履き替えました。

すると雨、さらには風の向きも逆風にかわりました。
三本目はスパイクピンの力も借りて、大きく、でも力んでしまいました。
また合わせに行った踏切板。
突き刺さるピン。
腰の重心が、合わせに行った分、やや時間をかけて踏切足の真上に乗って、最大の反発力が右足全体にかかったとき。
何か重い感覚が膝上から太もも下にかけて走り抜けました。
鋭く熱い電気信号。
もたらす答えは、空中でもわかっていました。

右ハムストリング肉離れ。
間違いありません。

すぐに講習会から離れ、
医務室で氷を当ててもらいました。マスターズのスタッフは実に優しく包帯を巻いてくれました。
そしてロッカールームに移って、治療先を探します。
いつものトレーナーに電話で相談すると、八王子整形外科を紹介してくれました。
検索すると、夕方4時30分までは土曜日でも診察してくれるとのこと。
その頃には少し脂汗も出始めたので、
兎に角病院に急ぎました。
ハムストリングの大きな肉離れになると、殆ど力が入らないことを初体験。
お世話になった講師のo先生にも、
参加者の仲間に声をかける事すらできず、
受付の方にだけ事情を話して、
競技場を後にしました。

後は、広く起伏に富んだ八王子の地形を、
上柚木から西八王子までバスとタクシーで実感しながら
治療時間ギリギリに整形外科へたどり着いたのでした。
診断は全治4週間から6週間の右ハムストリング肉離れ。骨折無し、安静を要す、以上。



でっかい湿布と炎症止めの薬をもらい、
月末の愛媛・石鎚山登山は
あきらめか、トホホ~と共に、
楽しみにしていた彼女に申し訳ないと気持ちがさいなまれるのでありました。

状況からすると、一週間は運動せず、二週間目から足を使わない筋トレなど、
その後は少しずつ足にも負荷をかけて、5月末にはゆっくり流しができるくらいに持って行ければと言う所でしょうか。
復帰は夏!
以上、陸上練習再開初日にして、二日目は先送りとなった記録でありました。



今日が2017陸上初日

2017-04-15 12:30:24 | ふさおまき(オス)日記
多摩の桜も花吹雪。



南大沢駅に降り立つのも半年ぶりです。
今年の永く咲く花は、幼葉の生むエネルギーを助けにするがごとく、
葉桜になり、花びらを風に舞わせても、まだ確かな力を持って咲き誇ります。

今日はこれから上柚木陸上競技場で、東京マスターズの講習会が開催されます。
講師の指導をきっかけに、ようやく今年の陸上競技を始めようと考えた訳であります。



ジョグとウェイトトレーニングだけで過ごした5ヶ月でしたので、
どれくらい筋肉が動くのか、力とスピードに注意を細かく払いながら、
跳躍実技研修を受けるつもりです!

ついでに昼も食べます

2017-04-09 16:58:58 | 旅行記


チェックアウトは12時、これもゆっくり逗留をこの宿で楽しめる理由の一つです。

1050メートルの宿から市内に降りる途中の、松本ハイランドと呼ばれるあたりで、
ファーマーズガーデンに立ち寄り農産物や、手作りおやきなどを勝った後、冒頭写真の『アガタベーカリー』へ伺います。



小麦を挽いている機械もあって、店はパンの園です。
旅先で数々のベーカリーを訪れる中で、
こちらは最近必ず買い物をするお店になっています。
今日は、ミルクフランス、イチゴのスコーン、クランベリーとクリームチーズのリュスティック(?)、そしてあんパン。
焼き目の香りがたまりません。

パンは夜までとっておくとして、昼はまた別の店に。



松本の古き良きそばと言えば『弁天』さん。
店内の時間もゆっくりと流れる木造の店内では、
おじさん、おばさん、おねえさん三人が、静かな微笑みでそばを食べさせてくれます。



普段はもりにするところを、
こういうシチュエーションではざるにしたくなります。
甘めの、と言うか知る限り最高に甘味を強めた汁は、
ザップリつけてモグモグ食べると、ああ、そば食ってる!
と幸せになれました。

食べてばかりではダメと彼女の指導も入り、
帰りの電車に間に合うギリギリまで、
薄川のランニングコースを、
少し咲き始めた桜を眺めながら、
汗ばむほどに走って旅の最後を飾るのでした。


朝の食べ物

2017-04-09 14:29:45 | 旅行記
お腹一杯、温泉も一杯。
血液は内臓と筋肉に周り、脳への供給が手薄になって、
睡魔はあらがうべくもありません。

タップリ寝た後に朝風呂、
8時の朝食時間はほぼ一番乗りでレストランへ入り、
渓流を見下ろす窓際に案内してもらいました。
庇を伝う雨が、少しずつ減って行くのを長めながらのブレクファーストです。


ニンジン、りんごとハチミツミルクのドリンク三種でスタート。





エッグベネディクトは、作ってもらうのが一番です。
トロリ卵の下に信州サーモンが隠れているのがご当地流と言うことで、
朝から元気一杯です。