日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

3月31日って 

2010-03-31 09:42:03 | ふさおまき(オス)日記
年度末と年末、あわただしい感じは若干似ていても、
なんだか体感が違うのは、まさしく気温の違いでしょう。

先が見えなかった体をはい回るような腰痛も、
鋼で縛り付けたような太ももの動きの悪さも、
暖かさという潤滑油が救ってくれるのです。

今朝は久しぶりに朝から公園に走り出すことができました。
ソメイヨシノも薄紅を至るところで染め出し、
ずいぶんの数のヒヨドリが花喰い鳥となって集まっていました。
代々木には桜の谷と言えるような、実に壮観な花の一帯が
あるのですが、ヒヨドリの鋭い声に、カラ類の小さな笑い声が
お椀の地形に響き合って、桃源郷という言葉を朝から頭に
書き留めたりしておりました。

きれいな言葉を思い出す日は、機嫌までよくなります。


焼きちゃんぽん とは?

2010-03-28 19:07:51 | ふさおまき(オス)日記


大型連休の行き先を決めました。
長崎&佐賀 4泊5日、昨年のGWに続く九州シリーズです。
今回は、いつかは長崎と思い描いていただけに、
比較的スムースに予定が決まりました。

長崎空港から入り、日本有数の新しき火山・雲仙~龍馬の街として今年にかける長崎市
~近代史の扉を開いた平戸~夜景と99の島を抱いた佐世保~秀吉以来の焼き物産地を
誇る有田・伊万里・唐津で遊んで、最後は福岡から出て行きます。

そして表題。
長崎旅行の楽しみの一つは、隠れたカステラ菓子の発掘と、
チャンポン味比べです。
その前哨戦として、ちょうど今月のDANCYUラーメン特集に出ていました、
「ちゃんぽん太郎」という店へ、チャンポンの舌作りに出かけたのでした。



場所は都内有数のラーメン激戦区・高田馬場。九州ラーメンを幅広く展開する
河原成美さんが仕掛け人とあります。

メニューはシンプル。




あんかけチャンポンとちゃんぽんと後はそれらのバリエーション。
しかも680円とお安いのもありがたい。
私はちゃんぽんを頼みます。



ほどなく運ばれてきた黒いどんぶりにたっぷりと張られたスープは
しっかりした魚介と豚のうま味が深く、炒めた野菜やかまぼこもどんと量に
ぬかりはない。
跳ねるような元気な太麺が、野菜とスープの味を豪快にまとい、
口に放り込むようにして食べると、ほくほく嬉しい気分になってきました。

新しい店はきれいな内装と、一風堂が忘れない客の居心地の良さをキープしてくれる
空間の広がりがあります。天井が吹き抜けで高いのも、壁がいっぱいに広がっているのも、
もちろん席の間に余裕があるのも、全てはその居住性に帰ってくるのです。

ふー、と食べ尽くし、
(めす)はあんかけちゃんぽん、



(めすの甥)は○特太郎のちゃんぽんを



完食いたしました。

一ヶ月後の旅に向けて気分も高揚、3人で走ったぺこぺこ腹も気持ちよくくちました。



若い体の筋力たるもの うらやましい

2010-03-28 12:53:49 | マスターズ陸上(オス)
ふさおまきの腰痛は、春風と共に薄らいできました。
と言うわけで、週末は2日続けてフォーム重視の流し走がメインです。

ただ、日曜日の今日はゲストあり。
ふさおまき(メス)と一緒に、甥っ子が代々木公園につきあってくれました。
随分久しぶりに走るという彼、まずはウォーキングで元気に
周回コースへ乗り込みます。
もちろん、私も久々の共に運動する”男性アスリート”にやや筋肉が興奮し、
いつも以上に腕を大きく振り、蹴り脚にも力を込めるのですが、
そこはさすがに20代の若者。
さりげに真っ直ぐ腕を振り子よろしく大きく振って、
足なんか付け根から開いて、柔らかい膝は真っ直ぐ前へ振り出し
なんともグイグイ歩きます。
いえ、あのね、私は15年ほとんど毎日なんらかの運動を続けてるわけで、
それなりに技術も持っていると思ってるんですが、
若者は簡単に横を歩いて来れるわけです。
言い訳すれば、彼は身長が175センチあって、コンパスが長い・・
という違いはあるかもしれませんが、つまるところは筋肉のパワーの
違いのように見えました。

そのようにして、若者VSふさおまきの結構早いウォークは一周で終了、
彼は2周目はJOGに移行して、(めす)ともども2周走りました。
久々といいながら、いきなり合計5キロの運動はたいした物です。

私は、小さな土のグラウンドへ。
60~70%の流しを10本+動的ストレッチ+10本という順番で
走りました。
ポイントは腕の引き上げ。面白いことに、腕で引き上げようとすると
重心が高くなって安定し、脚がリラックスして回転してくれました。
逆に、膝の返しと、着地の意識を強くし過ぎると、重心が下がって、
懸命に走るけれどリズムが悪いという感じになることに気がつきました。

走る主体である足を機嫌良く動かすために、
腕の動きを利用するといい、今日の教訓でした。

体調良好、彼女と甥っ子とみんなで走れて楽しくて、
いい花曇りの日曜日がスタートです。



40代 男性の趣味生活

2010-03-23 00:18:18 | ふさおまき(オス)日記

東京にも開花宣言。




こちらの写真は、昨日の記事にアップしたご近所の
オオシマザクラ。一日でずいぶん花が増えました。

今日は仕事帰りの夕方、知人のライブを聞きに青山へ。
ビートルズのコピーバンドですが、これがもう熱気いっぱい、
客席は満員御礼状態です。
2時間30分を越すステージを支える中心メンバーは
40代~50代の、仕事を持った男性たち。
マスターズ陸上などに参加している私は、
伝説の有名バンドをコピーして活動できる中年男性が
羨ましくてなりません。
だって、いくらあこがれても、ウサイン・ボルトのフォームを
コピーするような動きは一切できません。
できてもイメージトレーニングまで。
いざトラックを足で蹴ったとたん、まるっきりからだが上がらず
前にも飛ばず、ただ腿を高く上げることさえ困難で、
加速のダイナミックさは、直ぐに力が尽きる自分にはまるで
夢物語になってしまいます。

というように考えるのは、私が音楽を全く解さず、楽器をさわることさえ
怖がっているからでしょうか。
バンドでプレイする中年男性も、追いつかぬ夢と思っているのでしょうか?
だからといって、彼らに直接聞いてみるのも変かな、と思ったりして
しまいます。


開花 走った 買った つけ麺食べた

2010-03-21 14:08:04 | ふさおまき(オス)日記

外の空気は、きっと暖かさという分子をためていって、
ふくらみきったところで、ふわっと春を出現させる、
と言う風になっているのかもしれません。

昨晩の暴風雨なれど南からの暖かい風がその最後の一吹きだったのでしょう。
10時過ぎに晴れてきた東京代々木界隈に走り出してみると、
ドアを出ただけですぐに春と分かるほど空気がふくらんでいました。

そして走り出して3分、暖かい風が通る、
春の小川と呼ばれる今は暗渠になった小田急線線路沿いにある
マンションの裏を見上げます。ここに立つ桜は、毎年、界隈で最初の開花と
なるからです。そして期待通り、まだ数えることができるほどではありますが、
大島桜らしく柔らかい葉と同時に花を空に誇っています。
こんにちは、春。
季節を最初に感じたときは、四季いつでも一声かけたくなります。
そのまま代々木公園に行くと、これも公園内では毎年早く咲く
NHKホールよりの桜トンネル2本目が、こちらはソメイヨシノらしく
花一人で力強く枝からピンクの顔を出していました。

桜を眺めながらのランは、ゆっくりじっくり汗もたっぷり、
景色によるランニングハイを感じつつ、初春ランを楽しみました。
そして、やはり暖かいのは体に優しいのでしょう、
昨日の久々の練習による腰の痛みもほとんど出ることはなく、
仕上げに小公園で、40%パワーの流し走りをして、
これで大丈夫なら短距離練習に入れると一人うなずき、父親とキャッチボールをする
男の子に「あのおじさん すごく走ってる」と声をかけられ、
こちらでも気持ちよくランを終えたのでした。

折角の休日、という枕詞に、最近の私は、だから近所のディスカウントスーパーへ、
と言葉を続けています。
書くのが遅れましたが、ふさおまき(めす)は、今日も友人と山へ。
しかも朝は大雨が降り、ロマンスカーも運休になった箱根は金時山へ向かうと
朝7時から出かけたので、一人休日です。
代々木公園からは小さな丘を西に越え、坂下と呼ばれる幹線通りの谷地近くにある
3割引は当たり前、の基本食料品スーパーへ。
お子様連れのお父さんお母さんで賑わう店内を、一人ちょっと汗くさい中年が歩くのは
どんな風に見える物かと一瞬悩んだりしますが、店内カゴをぶら下げた私は、
物欲魔神に変わります。といっても、不二家のハートチョコレートが4割引だとか、
デンマークカマンベールが249円だとか、安値と割引に喜びを感じる魔神ですが。
今日の主な買い物は、一週間分のお菓子と、今日の昼夜ご飯材料です。
暖かいから、界隈随一の安値を誇るアイスも買いましょう。
悩みどころは、今日の食材。昼はもう、何故か頭がつけ麺一色になっているので
それほど迷いませんが、まだ6時間先のことになる夕飯は、いろいろバリエージョンを
考え始めると、売り場ごとに決めかねてしまうのです。
たとえば、最初の野菜コーナーに行ったら、長芋が目に入ってお好み焼きが作りたくなったり、
醤油みそコーナーに行ってゴマだれが安いのに気がつくと、冬を惜しむ豚しゃぶか、冷凍庫に
生協のバラ肉もあるし・・でも葉っぱもの買いに戻らないと・・とか。
私、スーパーがあって、自分で食事を続く元気がある限り、ずっと毎日を楽しめる
自信があります。
とまあ、幸せですね。ちなみにアイスはPALMを買いました。



そして最後に、帰宅後のつけ麺です。
チルドコーナーで買った、大崎は六厘舎監修というもの。188円もして、
安く済ます精神にはもとるのですが、他のは2人前ばかりなので
こちらにしました。
でも、期待に違いはありません。「大盛りの極太麺に魚粉をふんだんに使った濃厚だれは
他の追随をゆるしません。つけ麺界のカリスマ・・・」



と説明文に書いてあるとおり、
どーんと印象が深いタイプです。麺が太いので家で、湯の中で踊らせるようにすることさえ
気をつけておけば安心して湯がくことができますし、濃厚だれには切ったネギとチャーシューを
入れて一煮立ちさせると、ぐっと香りが立ちます。
そして一工夫は、ゆであがった麺を一旦流水で洗ってぬめりをとり、
新湯を張ったどんぶりに入れたことでしょうか。
鹹水の強い麺は、そのままざるに上げるとくっついて球になるし、完走すると
麺の口当たりがささくれ立ってしまうので、伸びの少ない極太麺は、
お湯につけておくと、つるつる感が楽しめて好きなのです。

きょうはあと、何をしようかな、っと。






春なのに 肩こりですか

2010-03-20 19:50:21 | マスターズ陸上(オス)
肩こりといいましょうか、上腕~手首、そして腰が痛くて
よく眠れません。
春になったら、痛い関節も楽になると言ったのは誰???
と、自分で言っていたような気もしますが。

今日ほどトレーナーにケアをしてもらうのが待ち遠しかったのも
これまでにないことです。
マッサージが待っているから、朝は久しぶりにJOGができました。
ほんとうに、本当にゆっくりと、何故か会社のあたりまで。
30分で、春の陽気に汗ばんで、でもそれだけでも
腰はずんと重くなり始めました。

午後から治療院に行くと、トレーナーにじっとにらまれ、
何をしてたんでしょう、この体は、と責められるというか
からかわれて、ベットの上の鯉になるのでした。

4月のマスターズ講習会も参加を諦めました。
5月の連休明けにいきなり東京選手権がありますが、
さて、とても間に合う気がしません。
春から選手権になるのは、いつも開催する9月が、
今年は全国選手権東京大会に当たるからです。

まずは、体が動くようにしなければ、
パフォーマンスレベルを云々するまでには入り口にも
立つことができません。
さらに、体を動かすにも気力がいるほど、
運動自体から遠ざかっています。
こんな時、練習パートナーがいればと、
ふと思ってしまいます。

誰か、一緒に走ってくれないものでしょうか???




いかなごです 瀬戸の春です

2010-03-17 09:08:06 | ふさおまき(オス)日記

今朝、朝寝坊のふさおまき家の呼び鈴がなりました。

こんな宅急便がとどきました。



いやー、運輸商社ともうしましょうか、



付加価値を懸命に高める企業姿勢、これでは
貨物運輸が負けるのも仕方がない・・・っていつの時代や。


話し戻して、イカナゴ。



神戸は岡本の鮮魚店からの到来。

おー、可愛い姿がたくさん泳いでいます。



瀬戸の海です。
春到来です。


無性に夕ご飯が楽しみになる、
関西人のソウルフードかもしれません。
(まま)さん、ありがとうございます!!
今晩いただきます。






福島の秘湯です~新野地温泉 相模屋旅館~

2010-03-14 22:58:03 | 旅行記
職場の後輩が音頭をとってくれた、福島県吾妻連峰・新野地温泉に
(めす)ともども行って参りました。

期待がふくらむ露天風呂に続く廊下。斜面に沿っているので階段もあります。


廊下から外へ出ると目に飛び込むのが泉源からの噴煙


白濁のお湯・・・男湯です


秘湯は久しぶりです。
箱根の大涌谷に湯船があるような雰囲気で、
露天といおうか、まさに野で天を仰ぐ感のあるお風呂が
実に眺め良し。
お湯ももちろん良質で、硫黄の香りを風に流しながら、
白濁した湯につかっていれば、こわばった筋肉や関節も
自然にほどけていくという物です。

お食事は旅館料理。雪解けの季節をのぞき見るような、蕗味噌が
印象的です。

この後に、野菜の炊き合わせや天ぷら、炊き込みご飯が参ります


翌日は、宿の裏手に広がるブナ林をスノシューで歩きました。


ほどよい傾斜の雪面は歩きやすく、30分ほどでぐるり見渡せる
頂上に。雲も少なく、福島市街や磐梯山周りの湖も見えて
歩き登った故の喜びに浸りました。



広い斜面は風通しが良すぎて、写真を撮るのにちょっと手袋を
外すと凍えそうになるのが、何とも東北の山です。

職場仲間の13人と、楽しい一泊旅行は
二人旅とは違う、話し声の多い、胸の換気がずっと良くなる
旅でした。