3月27日の日曜日は爛漫の休日です。
昼からのお出かけ前に、代々木公園へ彼女と走りに出かけると、門に入るところから次つぎ人が押し寄せています。
子供の手をひくお父さん、
ベビーカーを押す外国人のお母さん
おしゃれした高校生の女の子たち
そしてランナーも少し
桜の谷と私たちが呼ぶ山桜の多い春の小川が作った段丘の斜面を見ながらスタートして、抜けた向こうは桜の回廊、左右に並ぶソメイヨシノが通路の天を覆って、八分目の開花は橋梁硬い感じで盛りまではあと数日か、原宿駅に近づけばますます花見を求める人の列は増え、半周反転して暫く左手には、河津桜が花の記憶は遠くになりて若葉が盛んに、明治神宮の緑陰を右手に走り続けると、小坂を上がってマスクの下から吐息が萌えて、落とした目線は根回りのタチツボスミレに微笑むと、ヒマラヤスギの深淵を越えて一周は終わります。
ちょっと走るだけで、目にも楽しい春爛漫を感じた私たちでした。