アイソン彗星を撃破した太陽光は、
ガラパゴスイグアナのごとく温もりを求める私に降り注ぎ、
昼には気温も16度まで上がりました。
今季最終戦にしたのが、渋谷区民陸上競技大会です。
壮年100メートルに出場しますが、
体が動くかどうか、わからないままの状態です。
アキレス腱の痛みがひいたのが出場を決意した理由、というのも消極的ですが、まあコースにたてるだけでももうけものという、気楽な出場となりました。
レースは一組、いつも渋谷区陸協でお世話になる三人のかたとご挨拶と、
体調談義をしているうちに、
11時30分のスタートを五分巻きで迎えます。
ブロックを蹴って、あれ、全く体に芯が出来ません。
筋肉のパワーが、腰のひねりとともに脚に伝わるいつもの感覚がなく、
何となく足が先に回る感じです。
長い長い100メートル、ゴールが遥か遠くにありました。
結果、12秒70。
京都ゴールドマスターズより速いのが不思議ですが、三位の賞状も頂いて、
2013年の打ち止めとして、
立派な重量を持つ数字となりました。
動かぬ体は来年に向かって鍛え直す決意をして、
走り幅跳びの出場は諦めて、
競技場をあとにしました。