南米に水面を走るトカゲがいたかと思います。
名前はバシリスク。
股関節をすごい回転で回して、
指の間の水掻きを水面に強く素早く打ち当てることで、
水の表面張力を上へのベクトルに変えて、沈むことなく水面を走り抜けてしまいます。
今日の裏磐梯アクティビティーは、「スノシュー体験半日コース 誰も来ない秘密の森を歩く」主催byバックスさんです。
元気なツアーリーダーは、前職ビックカメラ仙台の販売員をやっていたとかで、
音を吸い込む雪の森でも声が通って、安心感抜群でした。
しぶきが青い氷となったり、
水際に立つ木の幹に円盤状の氷が付いたり、いろんなものを見せてもらい、時には斜面を利用した自然の滑り台でスピード感を味わったり、
なかなか面白いツアー構成でした。
中でも面白かったのが、
もふもふな雪の上を駆け抜ける遊び。
止まるとはまってしまうようなモフモフ雪でも、思い切ってバシリスクのごとく走り抜ければ、浮揚感一杯です。
ガイドさんが力いっぱいつけてくれたコースを時々外れては、バージンスノーを走り回る私たちでした。