これまでに行った外国の中で、アメリカとイギリスは食事がまずい。 それに比べてスペイン、フランス、イタリアはおいしい。メキシコ、ペルーもなかなかいけます。 この理由について、2説あって、一つは「世界を支配するような大国は、支配下においた国の料理を食べればいいから、自国の食文化を発達させる必要がない」というもの。もう一つは、「カトリック諸国は食文化を楽しむが、プロテスタントの国は禁欲的で食道楽が発達 . . . 本文を読む
スペイン滞在中に、韓国大統領選の野党候補者が一本化されていました。安哲秀氏が降りて、民主統合党の文在寅(ムン・ジェイン)氏が統一候補になったのですね。 これで大統領選は与党の朴槿恵と文在寅の一騎討ち。 少し前の報道によれば、文在寅は超反日なんだそうです。(→リンク)文在寅の「対日5大歴史懸案」は次のとおり。(1)独島挑発に決して妥協しない(2)慰安婦問題について日本政府に法的責任を問う . . . 本文を読む
経済は落ち込んでいるのに、そんなに惨めな感じがしないのは、やはり食生活が豊かだからでしょうか。 パエリヤ、生ハム、チョリソ、ステーキ、だいたいはずれはありません。今回の食事ではっきりまずかったのは、定食の二品セットのうちの一つのスパゲティー。前回でも失敗したのですが、失敗の事実を失念していたため、同じ過ちを犯してしまいました。とにたく麺がやわらかすぎ。 朝は9時半始業。お昼休みは午後2時から3時 . . . 本文を読む
スペインに着いた日、市内中心部で大規模なデモが行われていました。医療関係者のデモだそうで、緊縮財政にともなう医療予算削減に反対しているとのこと。 私が泊まった部屋の向かいには、クラシックな建物が建っていて、窓を開けてタバコを吸っていると、ビルに人影がないのに気づいた。一階にこそテナントが入っていますが、2階より上は全部空いているようです。 スペインは2000年代前半の不動産バブルが、サブプライム . . . 本文を読む
ロンドンで乗り継ぎの時間が3時間もあり、次のロンドン-マドリード便内では食事が供されないと聞いたので、ヒースロー空港のビアレストランに入りました。 私は、イギリスを代表する料理?と言われる「フィッシュアンドチップス」、連れはハンバーガーを頼みました。 出てきたのは、大量のフランドポテトの付け合わせに大きな魚のフライ。「チップス」というのはポテトチップスではなく、フライドポテトを言うようです。魚は . . . 本文を読む
今回の宿泊は、これまでと違い、マドリードの中心部、グランビアの中規模ホテル。 新しいホテルらしく、エレベーターはガラス張り、室内の照明や装飾もしゃれています。 しかし、スペインのホテルにありがちな杜撰さも見受けられました。シャンプーとバスジェルがあるけれどもリンスがない。そのかわりバスジェルが二つありました。同行者に聞くと、リンスではなく、ボディーソープがあったそうです。 また、冷蔵庫の上には無 . . . 本文を読む
約半年ぶりのスペイン出張です。 今回は珍しくJAL。BA(ブリティッシュ・エア)との共同運行便です。お昼に出発して途中ロンドン乗り換えでマドリードは夜遅くに到着。待ち時間を含め、所要時間19時間。ヒースロー空港には喫煙できる場所がない。まあ、海外出張のときはあきらめていますから、それほどこたえません。 機内では、映画を一本、本を一冊。 本のほうは古典的な推理小説でアガサ・クリスティーの「パディン . . . 本文を読む
子どものころに聞いた言葉のような気がして調べてみると、1963年の大映映画に同名の作品がありました。 菊池寛を主人公にした映画のようです。菊地寛は1888年生まれで1948年没。「末は~」は昭和初期の立身出世を象徴する言葉でしょうか。菊地寛自身も、1928年に衆議院に立候補していますね(落選)。 私が子どものころ、将来何になりたい、と問われて「博士」はともかく、「大臣」と答える子どもま稀だったと . . . 本文を読む
日本では国会の解散が決まり、総選挙が行われることになりました。 ところで総選挙は衆議院議員選挙のこと。参議院選挙は通常選挙と言います。 衆議院は解散があって、全議席一斉に選挙をするのに対し、参議院のほうは解散がなく、任期満了に伴って半数だけ改選される。 つまり総選挙というのは総取り替えの選挙という意味なんですね。 韓国の国会は一院制で、解散はなし。毎回、任期満了で全議席一斉に改選される。ですから . . . 本文を読む
韓国聯合通信が11月12日に配信したニュースです。(→リンク)韓国大統領選 文・安両陣営が一本化方法めぐり神経戦 【ソウル聯合ニュース】韓国大統領選(12月19日投開票)への出馬を表明している最大野党・民主統合党の文在寅(ムン・ジェイン)氏と無所属の安哲秀(アン・チョルス)氏が、命運を分ける「候補一本化ルール」交渉を前に神経戦を繰り広げている。 大統領 . . . 本文を読む
韓国の大統領選挙が近づいてきました。韓国では略して大選といいます。 私の記憶に残っている大選は、1988年から。 当時、韓国のことは何も知りませんでしたが、職場で韓国からの留学生がアルバイトとして働いていたので、たまに「遠い国の話」として韓国のことを聞くことがありました。 このころ、韓国は出国が自由でありませんでしたから、日本への留学は大変だったようです。お父さんは資産家で、テグで新聞社を経営し . . . 本文を読む
米大統領選挙、一時はロムニー優勢が伝えられましたが、結果はオバマ大統領の再選。 ロムニー氏の敗因はいろいろ論議されていますが、宗教の問題もあったのかもしれません。 9月の終わりに聞いた池上彰の講演会(→①、②)は、「宗教と政治」というテーマでしたが、その中で「ロムニー候補はモルモン教徒なので当選は難しい」と言っていました。 モルモン教はキリスト教の一派。正統なカトリックやプロテスタント . . . 本文を読む
コメントでいただいた表現について、新明解第4版で調べてみました。噴飯物ばかばかしくて思わず笑い出すことちゃんちゃらおかしい[口語]あまりにばかばかしくて聞いた(見た)だけで吹き出したくなる様子だ。 両者とも、相手を非難したり馬鹿にしたりするようなニュアンスを感じていましたが、本来の意味にはそのようなニュアンスはないようです。臍が茶を沸かすやることがばかげていたり子どもじみたりしていて、おかしくて . . . 本文を読む
日帝時代に煮え湯を飲まされた韓国人は、意味もなくにやけている日本人を見て、何か下心があるんじゃないかとうがった見方をするのが常である。日本が従軍慰安婦への補償を割愛したことに対して、韓国人はみな失笑し、憤った。 世論調査では次の5つの表現の使われ方に対する調査もありました。(1)煮え湯を飲まされる。(2)うがった見方をする。(3)にやける。(4)失笑する。(5)割愛する。 このうち(1)を除いた . . . 本文を読む
少し前に文化庁から「国語に関する世論調査2012」が発表されました。毎年、これを見ると、日本語の変化を感じるとともに、自分自身の語感に対する自信を失ったりします。 今回取り上げられていた若者用語(?)は12種類。娘1「安哲秀って、お父さんの一コ下なんだって」娘2「へぇ、すごい若いね」犬鍋「そうでもないだろ」娘2「全然若いよ」娘3「チョー頭いいんでしょう?」娘1「ソウル大医学部で、IT企業の社長だ . . . 本文を読む