羅老号が三度目の正直で打ち上げに成功して、共同開発したロシアのことはそっちのけで、韓国の偉業をたたえる記事があふれると思っていました。ところが予想に反し、結構正直な記事が出た。 たとえば…羅老号:冷静に見ればロシアの成功(朝鮮日報1月31日) 羅老号は3回目の挑戦でついに打ち上げに成功した。相次ぐ打ち上げ延期も考えると、11回目の挑戦の末、宇宙への扉を開いた。次の課題は2021年に . . . 本文を読む
犬の散歩が我が家の不和の種だということを以前書きました。 私の係は週末。 うちには子どもが4人もいるのに、みな散歩があまり好きではない。 その理由の一つがウンチの処理なんだそうです。別にウンチを処理すること自体が嫌なわけではない。処理しているところを人に見られるのが嫌なんだとか。「中学のときの男友達なかんが通りかかったら最悪!」 ま、年頃の女の子ですからそんなこともあるかなあ、と。 先日、私が散 . . . 本文を読む
家に「ナショナル・ジオグラフィック」の最新号がありました。長女が買ったものです。「125周年特別号」ということですから、大変な歴史です。「こんなの読んでるんだ」「うん、ナショジオは写真がすごいから」(ナショジオ?) 私は最初の職場で科学雑誌の編集をしていたのですが、そこで定期購読していたのがナショナル・ジオグラフィックの英語版。当時は、日本版はなかったと思います。書庫には数十年分のバックナンバー . . . 本文を読む
長らくの出張から帰ると、妻が定期的に借りていた韓国ドラマ「黄金新婦」が大詰めを迎えていました。 途中ずいぶん見なかったので、その間の展開は推測するしかありません。 それはそれでまた楽しからずや。 外国語の文章を読んでいて、途中で出てきたわからない単語の意味を、前後の文脈から類推するのに似ています。 前に書いたように(リンク)、ライタイハン(韓国人男性とベトナム人女性の間に出来たハーフ)が主人公。 . . . 本文を読む
香港出張最終日は土曜日。 仕事が金曜日中に終わらなかったときのために、予備日として土曜日の午前中を空けておきましたが、幸い土曜日にずれ込むことはなかった。 前日深夜まで飲んだので、午前中はゆっくり休むことにして、11時にチェックアウト。飛行機は4時なので時間があります。「どこかで昼食にしようか」「いえ、空港に行きましょう」「空港? いい店あるの?」「穴場があるんですよ」 穴場というのはキャセイ航 . . . 本文を読む
わが社の事務所のあるビルは50階建て。これらは何も目立つほどの高層ビルではなく、香港一のビルはなんと118階建てなんだそうです。 香港は土地が限られているので収容能力を上げるためには上へ上へと伸びるほかない。オフィスビルだけでなく、50階以上のマンションも林立しています。泊まったホテルは、前回書いた通りに39階建て。そして二日目の夕食の会場もたぶん60階以上でした。 背が高いだけじゃなくて値段も . . . 本文を読む
前に香港に来たのは(ブログによれば)、2010年10月ですから、2年3か月ぶりの再訪になります。こういうときにブログが日記代わりになって便利です。 羽田空港の免税店で例によってタバコを2カートン買おうとしました。搭乗券を見せると、「香港ですか? 香港はタバコの持込みは19本までですが」「19箱ですか?」「いえ、19本です。1箱から1本少ないだけです」「…」 前に香港に行ったときの記 . . . 本文を読む
出張のお土産に頼まれていたのが、化粧品。韓方薬(韓国では漢方薬のことを韓方薬と言います)入りのダナハン化粧品です。 以前、金浦空港に隣接しているイーマートで買った記憶があるので、今回もイーマートに行こうと思っていました。ところが、今回金浦空港近辺の地図を見てみるとロッテモールというのがあって、そこにロッテホテル、ロッテデパート、ロッテマートが入っている。「あれ、イーマートじゃなくてロッテマートだ . . . 本文を読む
初日は午後便でホテルにチェックインしたのが夜7時過ぎ。 連れがプデチゲ(部隊鍋)を食べたいというので、光化門近くのノルブプデチゲというチェーン店に行きました。 私がよく行っていたときとは店の雰囲気も変わり、メニューもちょっと違いがありましたが、プデチゲにラーメンを入れて、ビールに焼酎2本で29000ウォン。一人1200円。最近の円安にもかかわらずこの安さはうれしい。 二次会は昔よく通っていたバー . . . 本文を読む
今韓国は極寒。最低気温マイナス11度。最高気温マイナス5度というのは、北海道並の寒さです。 幸いソウルの事務所の隣に新しいホテルができたというので、いつもの明洞(ミョンドン)のイビスはやめて、新しいホテルにしてみました。 できたばかりでホテルの廊下は建材の臭いが残っている。部屋の中も新式で、照明が自動で明るくなったり暗くなったりするのは果たして便利なのか。 ビデ(ウォシュレット)も最新式のようで . . . 本文を読む
約半年振りの韓国です。 JALの出発便は、機材の入れ換えのために遅れるとのこと。どうも国内線仕様の飛行機になったようです。席ごとのモニターはなし。食事の設備がないので、搭乗時に弁当を手渡しされました。 左右3列ずつの小型機。韓国路線は最近観光客が減ったとのことですが、席はほぼ満席でした。おそらく、大型機だったのが客が少なかったので、燃料節約のために小型機に振りかえて、客室稼働率を上げようというこ . . . 本文を読む
同じ漢字を続けて書くときに、二文字目を「々」と書きますね。人々、日々、国々のように。 この「々」を出版業界では踊り字と言います。 この文字は、行頭に来てはいけないという規則があり、昔の校正作業では注意ポイントの一つでした。今はワープロでもDTPでも禁則処理になっているので行頭に来るのは自動的に避けられます。 ひらがなの場合、昔は「ゝ」という記号を使っていましたが、今は使いませんね。 私の末の娘の . . . 本文を読む
休暇中に、妻が借りてきた韓国ドラマのDVDを見ました。 2007年から2008年にかけて韓国SBSで放映された「黄金の新婦」というドラマの字幕版です。日本ではBS朝日で2010年に放映されたとのこと。 妻が見ているのをときどき見るだけなので、ストーリーは断片的にしかわかりません。例によって、財閥の息子と貧乏な家の女性の恋愛を軸に、どろどろとした愛憎が渦巻くという、韓国マクチャンドラマの定型的なス . . . 本文を読む
私が20代のときに勤めていた出版社で、「自分史」という企画が出たことがあります。 企画を出したのは60代の社員。実現しませんでしたが、そのころ、自分のささやかな人生(半生)を本にまとめて自費出版するというのがひそかなブームになったようです。今では、出版せずともブログのような形で手軽にできるようになりました。 そのときは、そういうものを作りたがる人の気持ちがよくわかりませんでした。しかし、自分も5 . . . 本文を読む
正月三日には兄に家に行きました。兄が数年来凝っていた家系図作りが大詰めを迎えているので、それを仕上げようというのです。「戸籍は全部集めたんだけど、解読が難しくて」「なんで?」「字が読めないんだよ」 きっと戸籍の保存状態が悪かったり、戸籍係が悪筆だったりして読みにくいのだろうと思っていました。実際に兄が集めた戸籍を見てみると、別の理由があることがわかりました。戦前の戸籍は手書きであるうえに、漢字が . . . 本文を読む