写真:帝京大学病院(板橋区) 妻の通院に同行しました。 6年前にクモ膜下出血で倒れた妻は、手術、リハビリの経過が良好で、今は車の運転を除いて、従来通りの生活をしています。 それでも、1年に1回は主治医(執刀医)に経過を見てもらっています。通常、MRIを撮ってから問診となるはずですが、昨年より、いきなりMRIを撮るのが禁止されたそうで、とりあえず問診だけ行い「MRIが必要だ」という判断のもと、あらた . . . 本文を読む
写真:MRI画像(イメージ) 妻がクモ膜下出血で倒れてから5年が経ったことを、以前に記事で書きました。倒れて5年 年に一度の定期的な診察で、板橋にある帝京大学病院に行ってきました。もともと治療を受けたのは埼玉大学総合医療センターでしたが、執刀医で主治医の先生が、こちらに移ったので、それを追いかけて、都内の病院に通っているのです。 MRI検査の立体的な像を画面に映しながら説明してくれます。「ここが前 . . . 本文を読む
写真:妻の回復を願って娘たちが折った千羽鶴 5年前の9月19日、妻がクモ膜下出血で倒れました。 周囲の方々の適切な対処、さまざまな幸運が重なり、妻は一命をとりとめただけでなく、その後のリハビリも順調に進みました。 5年経った今、高次脳機能障害の後遺症はほとんどなく、日常生活を送っています。「完治した」といっていいでしょう。 主治医(執刀医)は別の病院に移りましたが、それを追いかけて、定期的に診察を . . . 本文を読む
早いもので、妻がくも膜下出血で倒れて3年になります。手術をしてもらった大学病院で受けていた3か月に1回の定期健診も、最近は、半年に1回になりました。 この日は、いつものMRI検査ではなく、X線の検査でした。「MRIは血管の状態を診る検査で、X線はコイルの状態を診ます」 カテーテル手術で、破裂した血管に金属のコイルを詰めて傷口を塞いだのですが、そのコイルに異常がないかどうかを見るんだそうです。 執 . . . 本文を読む
妻がクモ膜下出血で倒れ、緊急手術を受けてからちょうど1年目の日は、たまたま手術を受けた病院での定期健診の日でした。 最近は、3か月に一回のペースで診察を受けています。私も会社を休んで妻に同行し、主治医の話を聞きました。 振り返ると、この一年、いろいろなことがありました。 妻は、テニスコートで倒れて救急車で搬送、すぐに手術、10日間ICUで絶対安静のあとに、一般病棟へ。左半身に麻痺があり、リハビリ . . . 本文を読む
11日の土曜日、ダニエルが17日間の日本旅行を終え、フィリピンに帰っていきました。 そして、翌12日の日曜日、40日間、実家に逗留していた長女と孫が、岩手の家に帰っていきました。 後には、私と妻と三女と、犬が残りました。「さびしくなっちゃったね」「まるで火が消えたようね」 私は、大阪単身赴任中ですから、東阪を行ったり来たり。日曜日の夕方に大阪に行き、週の前半は大阪勤務でした。 三女の報告では、妻 . . . 本文を読む
妻の退院後、二度目の検診のため、手術を受けた埼玉医大病院に付き添いました。 手術は二人の先生が執刀し、そのうちの一人が主治医だったのですが、主治医が他の病院に異動になったので、今回からもう一人の執刀医が主治医として担当してくれることになりました。実は、こちらの先生の方がベテランで、大学病院での肩書も「教授」でした。 MRI画像を見ての診断は、クモ膜下出血、脳梗塞に関しては完治。再出血や、水頭症な . . . 本文を読む
妻が退院し、入院中にお見舞いをいただいた方々に快気祝いのお返しを送りました。 選んだのは今治タオル。 「今治りました」という語呂合わせで選んだものです。 発送して数日後、NHKの番組で、ベトナム人技能実習生の悲惨な現実を取り上げた番組を見ました。 ざっと内容をまとめると… 高度な技術や知識を伝える技能実習生制度により、約30万人の外国人が日本で働いている。今治で、「タオルを . . . 本文を読む
昨年、9月19日にくも膜下出血で倒れ、長らくリハビリ病院に入院していた妻が、この日、ついに退院しました。 急性期病院(手術をした病院)と回復期病院(リハビリ病院)を合わせて、4か月と5日間の入院でした。 4人の娘たちのうち、長女は2月の出産準備のために嫁ぎ先の岩手県におり、3女はフィリピン、4女はスウェーデンに留学中なので、退院の日に病院に迎えに行くことができたのは、私と、保育園の仕事を休んで駆 . . . 本文を読む
週末、妻が二度目の外泊許可をもらいました。 それに合わせて妻の母親も、田舎の島根からやってきました。 妻は入院以来、ずっと髪が気になっていたらしい。イタリアンのお店で昼食を取ったあと、予約してあった行きつけの美容院に行きました。 「夜は、メッツァに行きたいんだけど」 「なにそれ?」 「宮沢湖にできたのよ。正式オープンは来年らしいけど、今、チームラボが来てるんだって」 宮沢湖には以前、ドッグランが . . . 本文を読む
月の4分の3を盛岡でリモートワークし、月に1週間だけ埼玉から六本木に通うという生活をしている長女が、産休前の最後の出勤のため、12月初めから埼玉に帰ってきています。 「前から気になってたんだけど、これですっきりした」 自宅の洗濯機のカビ除去のために、洗濯槽洗浄剤を買って、週末に掃除をしてくれました。 「すごいカビだったよ。よく気にならなかったね」 「大阪の洗濯機もやってないよ。そんなの必要なの? . . . 本文を読む
10月の終わりに転院した当初の計画では、年末年始に外泊して、自宅での様子を見てから、退院時期を考えましょうということになっていました。 リハビリが順調で、妻も「もうちょっと早く外泊できないかしら」というので、次の三連休に外泊願いを出してみることにしました。 「2泊3日じゃ、スウェーデンは無理だけど、フィリピンぐらいは行けるんじゃないかしら」 「おいおい、何考えてるんだよ」 倒れる前、留学中の4女 . . . 本文を読む
リハビリ病院には、さまざまな患者さんがいます。 75歳以上の高齢者が多く、脳梗塞との因果関係は分かりませんが、そうとう認知症が進んでいる人もいて、そんな人は口数が少なかったり、一日中ボーっとしたりしています。 一方、おしゃべり好きで、やたらと周囲の患者さんに話しかけて、迷惑がられている人も。 一見して白人のおばあさんが、入院しているご主人(たぶん日本人)をドイツ語やら、日本語で叱咤する声が聞こえ . . . 本文を読む
妻が入院しているリハビリ病院は、食事制限のない患者への食べ物の持ち込みが自由。 もちろん病院食はカロリーや栄養バランスがよく考えられている出されているはずなので、みだりに食べ物を持ち込むことは望ましいことではありません。 「コンビニでサンドイッチ買ってきてくれる?」 私が面会に行くときに、妻から所望されました。 「朝ごはん、パンも出るでしょう?」 入院時、朝ごはんで週2~3回はパンも選べると言わ . . . 本文を読む
10日の土曜日、三女がフィリピンに旅立ちました。 かねてより計画していた、三か月の英語語学研修です。もともと、4年間働いた貯金で10月から行く予定だったのですが、妻がこんなことになったために1か月延期してもらいました。 この1か月半、三女は介護に大活躍しました。 炊事、洗濯、掃除、犬の散歩…。妻がしていたすべての家事をこなしたうえに、毎日病院に母親を見舞いました。50日間で病院に行 . . . 本文を読む