060901韓国トイレ事情~世界一狭いトイレ060902韓国のスタバ060903東海林さだおの食エッセイ060904長魚(チャンオ=うなぎ)060905「焚書説」の検証060906ハゴイッタ/ヘイッタ(~している)060907結婚している060908皇室と敬語060909韓国ケーキ事情~ショートケーキにトマトの怪060910唐辛子入り塩辛060911電車男060912韓国の映画事情060913韓国 . . . 本文を読む
例年,ソウルの日本人会では,秋にテニス大会を行います。 以前,その世話役をやったことがあり,コート予約などを私がやりました。大会では10面ぐらい使うので,かなり前から予約しなければならない。韓国の秋は雨があまり降らないとはいえ,万が一に備えて予備日の予約もしておき,使わなくても20%の料金を払うことにしました。 大会を翌日に控え,雨が降ってきた。明け方にやむかどうか,という微妙な雲行き。でも,最 . . . 本文を読む
国鉄は日本では死語ですが,韓国では国鉄(ククチョル)という言葉が今も使われます。 国有鉄道の略称でしょうが,実際の使い方は,ある特定の路線を指しているようです。日本人も多く住むイチョン(二村)を通って,ヨンサン(龍山)にいたる電車。これはずっと地上を走るので,チハチョル(地下鉄)と呼ぶわけにいかないし,長距離の鉄道でもないのでキチャ(汽車)もそぐわない。それで区別して「国鉄」と呼ぶようです。 こ . . . 本文を読む
10年前,ソウルの地下鉄は4号線までしかありませんでした。 計画はたくさんあって,ソウルのそこかしこで地面を掘り返していた。そのあおりで,ソウルの街中は大渋滞。 取引先の理事とタクシーに乗っていたとき,「ソウルの地下鉄工事は,はたしてぼくが死ぬまでに終わるんだろうか」としみじみと言ったのが,印象的でした。森鴎外の小説に「普請中」というのがありますが,10年前,「韓国はまだ普請中」という感じでした . . . 本文を読む
先日,久しぶりにセマウル号に乗りました。 セマウルとは「新しい村」。 かつて朴正煕大統領,全斗煥大統領時代に繰り広げられた農村振興運動(セマウル運動)にちなんだ名前のようです。KTX(高速鉄道)が出るまでは,韓国鉄道の花形でした。 韓国版新幹線,KTXは速さが自慢ですが,車内が狭いといって,評判はあまりよくない。セマウル号のほうがゆったりしています。 首都圏を抜け出て車窓を見ていると,なんか気分 . . . 本文を読む
盗作シリーズ第三弾!!トホホさん、ごめんなさい!
韓国の女の人って怖いよう!!
化粧がものすごく怖い
あんた何が怖いといって韓国人女性の化粧ほど怖い物はありませんで。まず韓国女性の日本女性に対する化粧評を聞いてみましょう。 「日本の女の人は全然化粧していないんですね。でもこの人なんか(と言いつつ日本の塗り壁歌手または年増の水商売の女性を指す)とっても化粧が自然でいいわ!」 おい!こら! . . . 本文を読む
9月22日は「車のない日」(チャオムヌンナル 차 없는 날 )だったそうです。夜のニュースでやっていました。一年に一回,自家用車の使用を自粛しようという結構な運動なのですが,広報が不十分だったのか,知らない人が多くてあまり効果がなかったそうです(通常より7%だけ交通量が減った。目標は20%)。目的は大気汚染の緩和とエネルギー節約。 昔,ソウ . . . 本文を読む
韓国で美容を目的とした整形手術をソンヒョンススル( 성형수술 成形手術)と言います。日本では使わない言葉です。 日本では一般に「整形」を使いますが,これは慣用的な使い方で,いわゆる美容整形は「美容外科」に分類され「形成外科」の一種だそうです。ちなみに,辞書(大辞泉)では,整形外科:骨格・関節・筋肉・神経など運動器系統の機能障害と形状変化を研 . . . 本文を読む
トイレエッセーの傑作に,椎名誠『ロシアにおけるニタリノフの便座について』があります。 世界の驚愕トイレを集めて紹介したものです。韓国にかかわりあいになる前に読んだので,記憶がさだかでないうえ,あまりに面白くて他人に貸し出しまくっているうち紛失してしまって今は確認できませんが,ここには韓国のトイレはとりあげられていなかったようです。 もし椎名誠が執筆以前に韓国を訪れていたならば,きっと韓国にも一章 . . . 本文を読む
変わった食べ物を食べるとき,私には座右の銘ともいうべき心得があります。「食い物の評価は三度食ってからしろ」 食わず嫌いはもってのほか。食べたとしても,一回や二回ではその食べ物の真価がわからないかもしれない。 特に,ある国で珍味とされ,長く愛されている伝統料理のような場合はなおさらです。まずい,口が曲がる,とてもじゃないけど食えない,と思っても,その国で,それほど多くの人がこれをおいしいと感じて食 . . . 本文を読む
韓国に赴任した駐在員なら,一度は爆弾酒の洗礼を受けます。 私の韓国での最初の上司はお酒が好きで,また強い人だったのですが,「酒を飲んで翌日遅刻するようなら,酒を飲む資格がない」というポリシーをもっていたので,深酒をしても、翌日は這ってでも定時までに会社に行くようにしていました。 しかし,この10年間で,ただ一回だけ失敗したことがあります。 その原因が爆弾酒。 その日は、東京で知り合った韓国人留学 . . . 本文を読む
昨日,タイでクーデターが起こったそうな。 実は,ちょうどタイから二人の出張者(タイ人)が来ていて,朝一番の飛行機ででタイに帰国しました。 朝のニュースを見たかどうか。帰ってびっくりというところかもしれません。 ニュースを見るかぎり,武力衝突とか流血の事態は起きておらず,街はいたって平穏。タクシン首相に対する国民の不満が頂点に達していたから,軍の力で首相を交代させることができて,むしろ喜んでいる人 . . . 本文を読む
昔,よく通っていた焼肉屋があります。 安くて旨い。だから偉い。 世に高くて旨い店は多いですが、それは当たり前なのでちっとも偉くない。旨いだけでなく,安くなければえばる資格はない。 さて、その店の主力メニューが「アンチャンサル」。 日本でハラミと呼ばれている部位で、解剖学的には横隔膜だそうです。アメリカでは横隔膜は内臓に分類され、食べ物とみなされない。それで日本や韓国に廉価で輸出されているとのこと . . . 本文を読む
「今日は,お母さんがケーキを作ってくれました。」 日本の絵本の中にあった文章です。これを読んで,ある韓国人は「韓国ではありえない話です。」とつぶやいた。 韓国のケーキに大いに不満をもっていた私の妻は,よく自分でケーキを焼いていました。 ときどき韓国人オンマ(お母さん)にも振る舞うと,オンマたちは,そんな妻を驚異の目で見たそうな。「ケーキって,お店で買うものだと思ってたけど,家でも作れるんですか。ぜ . . . 本文を読む
私の職場には酒を飲める人が少なくて,たまに来る出張者と酒を飲むのが私の密かな楽しみです。 でもときどき下戸の出張者が来ちゃうんですね。 あるとき,酒はからっきしだめな出張者が来た(私よりかなり年配)。「でも,肉は好きだから案内してよ。」(酒抜きじゃ意味無いんですけど)「ええ,喜んで。高級カルビの店と庶民的なアンチャンサル(ハラミ)の店があって,どっちもお勧めなんですが,どっちにしましょうか。」「 . . . 本文を読む