写真:新大阪「のびる屋」の平飼い地鶏のたまご 土曜日の夜、昔よく行っていた、お寿司屋さんに行きました。 実は、10か月前の出張のときにも行こうとしたのですが、「しばらく休業します」の張り紙がありました。 今回、出張前にラインでメッセージを送ってみました。板前は、昨年、病気で倒れたそう。それがなんとクモ膜下出血だというのです。「うちの妻も、5年前にやったんですよ! 後遺症はないですか」「大丈夫です。 . . . 本文を読む
写真:大阪中津インドネシア料理バグース 土曜日の昼ご飯は、地下鉄で1駅乗って、中津のインドネシア料理、バグースに行きました。 バグースはインドネシア語で「おいしい」の意味。 ここのご主人も馴染みです。「インドネシア、帰ってますか」「はい、1月に行ってきました。故郷だけでなく、ジャワ島とかバリ島も行ってきましたよ」「コロナが終わったからね」「去年も行ったんですよ」 故郷にはお母さんや親戚たちも多いの . . . 本文を読む
写真:大阪西中島の「峠」 10か月ぶりの、大阪出張。 楽しみは、仕事のあとの飲み屋巡りです。 私は2015年から21年まで、6年間、大阪に単身赴任していたので、馴染みの店も多い。けれどもコロナ禍を経て、廃業した店、代替わりした店もあり、出張するたびに知っている店が減っているのは、寂しい限り。 いちばん頻繁に通っていたBlueblueは、私の帰任直前に閉店。そのときに知り合った店員さんも音信不通が多 . . . 本文を読む
最近、川越に住む次女が、大きなカリフラワーをくれました。「近所の農家の人からもらったんだけど、うち、あまり食べないし…」「そういえば、うちもあんまり買わないね。ブロッコリーはよく食べるけど」 また昔話になって恐縮ですが、わたしの子どもの頃、カリフラワーはたまに食べましたが、ブロッコリーは食卓にのぼることはなかった。というより、ブロッコリーは存在していなかったと思います。 ブロッコリ . . . 本文を読む
写真:昔の缶切り 言葉は生き物で、新しい言葉が生まれる一方で、使われなくなっていく言葉もある。用法が変わる場合もあります。 言葉が死語になる理由も、いろいろです。 もっともわかりやすいのは、モノそのものがなくなり、同時にそれを指す言葉も使われなくなるというもの。 ラジカセは、使われなくなって久しい。レコードとか、ポケベルも。 牛乳は紙パック入りが主流で、牛乳ビンは少なくなった。それに伴い、牛乳ビン . . . 本文を読む
最近よく行くカフェ、Cafecrockにはランチメニューが3つあります。カレーライスと、2種類のパスタ(トマトソース味、ツナ味)です。 この日はカレーライスをいただきました。2種類のカレーソースのあいがけで、以前にも一度食べたことがあります。 この店では、空いていればカウンター席に座ります。マスターとの会話が楽しいからです。 マスターには、最近フィリピンに行ったことを、すこし前に話しました。「フ . . . 本文を読む
写真:谷中吉里 1月19日は、兄の命日です。 早いもので、もう丸六年が経ちました。 土曜日に、七回忌を、近親のものだけで行いました。 兄の奥さんと息子家族、奥さんのお兄さん、そして私たち夫婦の7人です。 法要のあと、谷中の料亭で鰻を食べながら、しばし思い出話にふけりました。「兄は何歳で亡くなったんでしたっけ?」「61歳です」 私は昨年満62歳になったので、兄より長生きしたことになります。最近は90 . . . 本文を読む
写真:千里香の犬肉ムチム(店のホームページより) 韓国では、「食用目的で犬を飼育すること、犬肉を調理、販売すること」を禁止する法案が成立し、3年後には韓国内で犬肉が食べられなくなります。 実は、日本でも犬肉を供する店があります。 私が知っているのは、新大久保の「千里香」。 ここは朝鮮族(中国東北地方に住むコリアン)の料理を出す店で、羊の串焼きとか、火鍋(真っ赤な辛い鍋料理)などがメイン。でも、しっ . . . 本文を読む
写真:ポシンタン(補身湯=犬鍋)の店が軒を連ねる路地(ニューシス) 韓国で、長年論議されてきた犬肉食用禁止問題について、大きな動きがありました。 1月9日、韓国国会で「犬食用禁止特別法」案が可決されました。 犬を食用目的で飼育すること、調理した犬肉を販売することなどを禁じたもので、今後、犬を食肉処理すれば、3年以下の懲役または罰金を科されるとのこと。 ただし、罰則は3年間の猶予期間を経たあと適用さ . . . 本文を読む
写真:襲撃直後、傷口を抑える李在明代表 私がフィリピンに行っている間、日本は、能登半島大地震と、日航機の衝突事故のニュースでもちきりだったようです。 一方、お隣の韓国でも、大きな事件が起こっていました。 1月2日、韓国最大野党・共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)代表が、釜山訪問中に、暴漢に刃物で襲われたのです。 幸い、傷は急所を外れ、李氏は一命をとりとめました。事件発生直後、犯人に対する憶測が飛 . . . 本文を読む
帰国の日、朝(というか夜中)、午前2時半に起きました。 フライトは午後2時なのですが、キアンガンからマニラのアキノ国際空港まで車で8時間ぐらいかかるので、午前3時に宿を出発する予定で、ヴァンを予約していたのです。 空港までD(三女の夫)のお母さんと、叔母さんが見送りに来てくれるとのこと。 私たちが2時50分ごろに、宿の玄関ホールに降りていくと、だれもいませんでした。 3時ちょうどに、別の部屋に泊 . . . 本文を読む
写真:最終日、叔父さんの家での食事 バナウェの棚田を見物したあと、いったん宿に帰り、荷物をまとめました。次の日の午前3時に出発する予定だからです。 そして夜は、お祖母さんの弟で、この村でいちばん「偉い」という、叔父さんの家に招待されました。 叔父さんには2日間、車を借りたので、ガソリンは満タンにして返そうと、ガソリンスタンドに寄りました。ところがD(三女の夫)が、スタンドの店員ともめています。 D . . . 本文を読む
写真:バナウェ(イフガオ)の棚田 この日、見物に行った棚田は、「コルディレラ棚田群」として世界遺産に登録されており、多くの観光客が訪れます。 移動は車。D(三女の夫)がどこかから借り出してきたISUZU車。かなり古い年式ですが、車体には「Official Use Only」と書かれています。「これ、きのうの結婚式の主賓の叔父さんから借りたんです」 Dのお祖母さんの弟で、イフガオ州のboard me . . . 本文を読む
写真:山下奉文(ともゆき)日本陸軍大将。戦犯としてフィリピンで処刑 今回のフィリピン訪問の唯一の目的は結婚式への参席でしたから、そのほかはノープラン。 結婚式の翌朝、D(三女の夫)に聞きました。「今日はどうするの?」「棚田を見に行きましょう」「いいよ。前の来たときも見たけどね。移動はどうするの」「大丈夫です。車を借りました」 民泊のロビーで車を待っていると、昨日の結婚式にも来ていたフィリピン人のお . . . 本文を読む
写真:イフガオの伝統的な織物をあしらったウエディングケーキ 結婚式のあと、新郎新婦の親戚・友人、地元の名士たちは、別棟の広間で披露宴。というより、ちょっとした会食です。 会場は小学校の教室。D(三女の夫)はまさにこの教室で1年間勉強したらしい。 Dはバギオで生まれましたが、幼少期から小学校1年生まで、イフガオに住む母方の祖母の家に預けられていたそう。 フィリピンの学校では、上級学年に行くと、タガロ . . . 本文を読む