韓国出張時、独立門のそばのトガニ専門店に行ったことを書きました。 独立門は、ソウル駐在時代、日本から遊びに来た友人とともにソウルシティーツアーという巡回観光バスに乗って独立公園に行ったとき、ついでに寄ったことがあります。 独立門は、朝鮮が清から独立したことを記念して立てられた歴史的建造物。 朝鮮王朝は、17世紀に二度にわたる清(後金)の侵略を受け、清に服従、以後清の冊封体制に組み込まれ属国の地位 . . . 本文を読む
高速道路でSAはサービスエリア、PAはパーキングエリアと言います。SAのほうが大がかりで、レストランやガソリンスタンドなどがある。中にはドッグランがあったりする。一方、PAは駐車場も狭く、トイレとコンビニと自販機がある程度。 これは前置きで、今日書こうとしているのはCAです。 子どもたちがシーエー、シーエーというのがなんのことかわからなかった。どうも文脈からしてスチュワーデスのことらしい。 最近 . . . 本文を読む
帰路の、とある関西のサービスエリアのレストランで、鰻丼定食というメニューに遭遇しました。 これを見てちょっとひっかかるものがあった。まず、鰻丼と定食の組み合わせが目新しかったこと。もう一点は、ショーケースに陳列されていたのが丼ではなく重箱に入っていたこと。 まず一点目について考察してみます。 鰻丼と定食の組み合わせになぜ違和感を覚えるか。 普通、○○定食といえば、刺し身定食とか、焼き魚定食とか、 . . . 本文を読む
島根への長距離ドライブは大変だけれども楽しい。 6人の家族が一緒ということもあるでしょうね。娘たちが大きくなると、それぞれ予定があるから普段でも6人が揃うということはめったにない。 そして安い。飛行機や寝台、新幹線乗り継ぎなどに比べ、自家用車は圧倒的に安い。高速道路もガソリン代もたかが知れています。交通機関でずいぶん得をしているという事実が、気持ちにも余裕を生みます。サービスエリアでもいきおい、 . . . 本文を読む
週末、義父の一周忌で島根に行って来ました。 0泊3日(車中2泊)の強行軍。 出発前の天気予報で、山陰地方は雪だったので嫌な予感がしました。昨年の正月には雪で散々な目に遭っていたからです(→リンク)。 金曜日の午後、飼い犬をホテル(贅沢な奴!)に預け、その日仕事を休めなかった次女を職場に迎えに行き、中央自動車道に乗る。 途中、談合坂で「諏訪近辺、チェーン規制」という情報を得て、急遽大月イ . . . 本文を読む
韓国起源説という言葉がウィキペディアの項目になっていて、長大な説明があることを最近発見し、びっくりしました。 この記事の執筆者もご苦労なことですが、韓国もすごい。いやはやいろいろな主張をしているものです。この中には、すでに聞いたことのあるのも多いけれど、初耳のものもある。最近になっていちだんとヒートアップしているようですね。 韓国出張時、事務所の書架を見ていて懐かしい思いにとらわれました。私が韓 . . . 本文を読む
週末、小腹が空いたので家に買い置きしてあったチキンラーメンを食べました。 なんか古めかしいなあと思ったら、「復刻版」でした。1958年の発売当時のデザインがそのまま。(→写真) いちばん上にはINSTANT COOK CHIKIN RAMEN インスタントとクックは英語だけれど、チキンラーメンはローマ字という不揃いが楽しい。 左下にNSSというアルファベット。きっと日清食品の頭文字なん . . . 本文を読む
産経新聞の記事です(→リンク)食いモノで「日本」にいちゃもん うまければいいんじゃない 韓国のコンビニで最近、「おにぎり」が人気商品になっている。「おにぎり」を韓国では握りコブシあるいはゲンコツを意味する「チュモク」とご飯の「パプ」から「チュモク・パプ」という。単にご飯を丸く固めただけのいわば非常食で、それを手でつかんで食べるため、どこか品の悪い食べものだった。“こじきメシ& . . . 本文を読む
日本には、丼物という独特な食のジャンルがあります。丼のご飯の上におかずを載せて、いちいちおかず、ご飯の間で箸を往復する手間をはぶいた、簡易な食べ方です。 たんにおかずとご飯が別々になっているというだけでなく、味の違いもあります。天丼の場合、天丼の上に載っている天ぷらにはすでに濃いめの味がついていて、そのつゆがご飯のほうにも染みわたっているため、ご飯の味わいが増す。牛丼の場合はそれが顕著で、つゆで . . . 本文を読む
一人で飲みに行って、カウンターで隣のお客さんと話すことが多いですが、飲み屋の好みが似ている人が多いのか、別の店で同じお客さんに会ったりもします。私の場合、韓国系のバーなので、店の数が限られているからでしょう。 別のお店を紹介されることもあり、そんなふうにして見つけたのがクルトギです。 クルトギとは韓国語で切り株のこと。新大久保で歩き疲れたら、切り株に座ってちょっと一休み、という意味でしょうか。 . . . 本文を読む
帰りの飛行機はお昼ごろだったので、ゆっくりと朝食をとってから出発です。 ホテルの前に止まっているタクシーは、よからぬことを考えている連中が多いので、流しのタクシーを止めました。たいていの場合、「金浦空港」と行き先を告げると、思わぬ長距離客を待たずにつかまえられたということで上機嫌になることが多い。 ところが今回は様子が違っていました。かなり年配のアジョシは、車をあらためて脇に寄せたあと、おもむろ . . . 本文を読む
出張時の私の常宿はイビス明洞。 フロントは、一階ではなく最上階の19階にあります。朝食のビュッフェも同じ19階。見晴らしのよいレストランです。レストランは南と西に面していて、西側にはロッテ百貨店、南側には南山とその上にそびえ立つ南山タワーが望めます。 私がいつも座る席は、南向きの席。ホテル前から南に走る大通り(南大門路)の正面には、新世界百貨店の本館が見えます。 植民地時代、ここは日本の三越でし . . . 本文を読む
会議のときは、コーヒーを飲みます。給湯室にあるコーヒーメーカーで淹れたコーヒーは、透き通るほどに薄い。韓国人社員の嗜好に合わせたもののようです。仕方ないから私はそこへ更にインスタントコーヒーを足す。 紙コップに入れたコーヒーを会議室に持って行って5分ぐらいたったとき。「あれっ」 コップの下にコーヒーがこぼれている。こぼしていないのにおかしいなあ、と思って、紙コップを点検すると…。「 . . . 本文を読む
出張二日目の夜は武橋洞に行きました。 武橋洞は、15年前に私が韓国で駐在生活を始めたときに事務所があった場所。飲み屋も多く、なつかしいドンネ(町)です。 ただ、韓国を離れて5年もなると、私が知っていた店の多くが代替わりやら、商売替えやら、再開発でなくなっているのが寂しい。 食事につきあってくれたのは、会社の同僚の男性(H氏)と、二人の共通の知り合いの女性(Sさん)。ともに日本語はしゃべれません。 . . . 本文を読む
ポジャンマチャとは、漢字で布張馬車。幌馬車のことです。路上にオレンジ色または透明のビニールシートで覆いをつけた、一杯飲み屋のこと。 漢字を廃止して久しい韓国では、ポジャンの語源があいまいになりつつあります。ポジャンには「布張」以外に「包装」もあり、商品の包装に使うビニールと関係があるんじゃないかと思っている人がいるかと思えば、舗装道路の上でやってる店が多いので「舗装」だと誤解している人もいる。「 . . . 本文を読む