『帝国の慰安婦』が韓国で刊行されたのが2013年7月。 その約1年後、著者朴裕河教授はナヌムの家の元慰安婦から三つの裁判で訴えられました。 日本では、2014年の夏に日本語版の刊行が予告されていましたが、裁判の影響か、出版元の朝日新聞社のお家の事情かわかりませんが、なかなか出なかった。 2014年8月には、朝日新聞が「吉田証言」関連記事の取り消しを発表。 日本語版が出たのはそのあと、2014年1 . . . 本文を読む
およそ1年前に購入した腕時計は、取説を読むとすぐにでも壊れそうだったのですが、いまだに健在です(→リンク)。 「毎日時刻合わせをしろ」というようなことが書いてあって、面倒くさいなあと思っていたのですが、ほとんど狂いもなく、きちんと動いています。 ただ、黒のイミテーションバンドの痛みが激しく、このあいだ、ついに切れてしまったので、近くのホームセンターに行き、1300円の国産牛革バンドに交 . . . 本文を読む
朝、アメリカ人夫婦に別れを告げ、今度はソウル駅に荷物を置き、明洞を散策。買い物がメインの目的ではないので、適当に歩き回る。 途中、雑貨屋さんで店員から呼び止められたようです。韓国語の発音が悪かったので、聞いてみたら日本人だったそうな。「へぇ、韓国に住んでるんですか」「そう。もう4年になります」「日本のどこ出身ですか」「大阪」「えっ、私も今大阪に住んでるんですよ。大阪のどこですか?」「豊中」「隣の . . . 本文を読む
娘が一泊二日の短い韓国旅行に行ってきました。 行く前に、LINEでアドバイス。「へぇ、仁川から電車があるんだ」 娘が韓国に住んでいたころは、まだ空港高速鉄道ができていませんでした。「ソウル駅で4号線に乗り換えれば、二村洞(イーチョンドン)に行けるよ」「交通カード買うんだよね」「イルフェヨン(一回用=使い捨て)もあるよ。1500ウォンぐらい払って、カードを返却すると500ウォン戻る」「そんなのがあ . . . 本文を読む
『帝国の慰安婦』に対する刑事裁判が、裁判のやり方をめぐって保留になっていますが、4月18日に開かれた公判準備期日においても決定が先送りされたそうです。京郷新聞4月18日(→リンク)『帝国の慰安婦』の朴裕河教授、国民参加裁判にするかどうかの決定、また保留 日本軍慰安婦を「自発的売春婦」と表現するなど、日本軍慰安婦被害者ハルモニの名誉を傷つけた疑いで起訴された『帝国の慰安婦』の著者朴裕河世 . . . 本文を読む
午前中に新幹線で東京に移動中、韓国語のLINEが入りました。「東京に来ました。時間のあるとき連絡ください」 去年の10月に、18年振りに再会した、繊維会社の李さんです。「今、東京に向かっています。今晩どうですか」「ぜひ会いましょう」 仕事が終わってから、新大久保で待ち合わせました。 3月の終わりに日本に来て、連休明けまで滞在するそうです。今年韓国の高校を卒業した息子さんが、この春から日本に留学す . . . 本文を読む
日曜日の夜、阪急デパートで働く娘が早番で夜7時に勤務が終わるというので、夕食をいっしょに食べることにしました。「十三で韓国料理店を見つけたんだけど、どう?」「いいね、韓国料理、久しぶり」 数日前に十三界隈を散策したとき、数軒の韓国料理屋をチェックしてありました。 駅からすぐの、わりと大きな焼き肉屋さん。「サムギョプサルにしよう」 ここは韓国の店と同じように、キムチと野菜が無料。野菜にはサンチュだ . . . 本文を読む
『帝国の慰安婦』で、法廷闘争に巻き込まれている朴裕河教授は、もともと日本文学を専攻し、現職も日本文学部教授です。 最近のフェイスブックには、「朴裕河が語る朴裕河」というタイトルで、自身の生い立ち、研究生活、裁判闘争にいたるまでの半生が綴られていました。 高校卒業後、慶応大学に留学、国文学を専攻して結婚のためにいったん帰国後、あらためて早稲田の大学院に進む。夏目漱石を研究し、漱石の紀行文や小説を、 . . . 本文を読む
『帝国の慰安婦』の著者、朴裕河教授の刑事裁判の第3回公判が、4月18日に開かれます。 朴教授は、初公判の直前に「国民参加裁判」を申請。裁判所はその判断を保留している状態です。4月18日に、この裁判を国民参加裁判として開くかどうかの判断が示されると思われます。 国民裁判制度とは、韓国の裁判所のホームページによれば、2008年より実施されている制度で、刑事裁判に国民が参加できるもののようです。日本の . . . 本文を読む
大阪の家の近くに、行きつけのバーがあります。 3月31日に開店12周年を迎え、イベントがあるというので行ってみました。「12周年、おめでとうございます」「ありがとう」 この店は、母と娘さんの二人でオープンし、今は娘さんが一人で切り盛りしている。ただ、お母さんのほうもほとんど毎日店に来て、カウンターの隅で烏龍茶を飲んでいます。この日も来ていました。「イベントって何?」「これです」 大きなガラス瓶の . . . 本文を読む