「ちょっと買いたいものがあるんでつきあってもらえますか」 アメリカ最後の夜、特に予定もないので、快く承諾しました。「兄に頼まれて」 この同僚、自身も日本でジムに通い、筋肉増強に励んでいるのですが、お兄さんのほうは更に熱心らしい。「セントラルパークのそばに、プロテイン専門店があるんですよ」 ネットで調べたら、米国のほうが種類も豊富で値段も日本よりずっと安いのだそうです。「で、その近くにミャンマー料理 . . . 本文を読む
五日目の夜、現地日本人駐在員に夕食を誘われました。「犬鍋さんは、韓国が長かったよね。韓国料理、好きでしょう」「ええ、まあ」 タイに来て、韓国料理を、と言われたら、「なんでタイに来て韓国料理なんだ!」と思いますが、アメリカではそういう気持ちにならないのは、アメリカ料理(?)に魅力がないからでしょう。 ニュージャージー州にはけっこう韓国人が住んでいるらしく、バスから外を見ていると、ときどきハングルの . . . 本文を読む
アメリカにいたのは6日間。 初日は時差ボケでふらふらだったので、空港からホテルに行く途中にスーパーに寄って、ビールとサンドイッチを買いました。小麦粉で作った薄い皮のようなもの(トルティーヤ?)に、野菜とハムが十枚以上挟んである巨大なサンドイッチで、まずい。味がついてないんですね。普通は自分でケチャップなどをかけるのかもしれませんけれども、われわれはホテルなので味を加えるもできず、三分の一程度をビ . . . 本文を読む
二日目はイタリアン。 前日の夜に、ホテルのレストランでまずいペンネを大量に食べていたので、パスタは避け、肉料理にしたのが失敗。牛肉の薄切りに小麦粉をつけて、カツレツ風に揚げたものでしたが、キャベツの水切りの悪いトンカツのように衣が水を含んで白濁していました。ただし、前菜のキノコのスープはおいしかった。 三日目は、ハドソン河に面したフランス料理。 このときは、主菜のアンガス牛のステーキが絶品でした . . . 本文を読む
今回のアメリカ出張は、昼食が充実していました。 われわれのオフィスはニューヨークのお隣、ニュージャージーにあって、社屋の回りは野原の広がる陸の孤島。徒歩圏にレストランがありません。 それで、事務所のほうでは毎昼食、自動車でなければ行けないところのレストランが予約されていました。 初日はインド料理。なぜアメリカに来てインド料理なのか…。 ビュッフェ形式で、さまざまなカレーやタンドーリ . . . 本文を読む
韓国、スペインと、チップの必要のない国への出張が続いたため、アメリカでの初日、ついチップを置き忘れてしまいました。 朝食はレストランでビュッフェ形式。あらかじめクーポンをもらっていて、それを渡すだけ、現金は払わなかったので、チップを置き忘れたのです。 さらに、その日、部屋を出るとき、やはりベッドメイキングのチップを忘れた。それでかどうかわかりませんが、夕方部屋に戻っ . . . 本文を読む
一年ぶりのアメリカ出張です。 スペインに引き続き、今回もJAL。最近、JALのコマーシャルで宣伝している、「少し広くなったシート」を実際に経験することができました。 約5センチメートル広くなったということですが、5センチの威力は大きい。ずいぶん足元が広くなったような気がします。 また、各座席にUSBポートがあって、パソコンなどの充電が出来ます。さらに、有料のWifiサービスもあるとのことですが、 . . . 本文を読む
大阪出張時に行くようにしている夜の学校。 最近は、ラチャダーというタイバーに通うことが多いです。以前は、ナナプラザという店によく行っていましたが、三カ月ほど前から料金システムが変わり、チャージが三千円になったので足が遠のいています。「どこか、いい料理教室ないかしら」 ママに聞かれたので、「うちの娘はABCってところに通ってたよ。人気あるみたい」「大阪にもあるかな?」 さっそくスマホで検索し始めま . . . 本文を読む
スペインから帰ってきてみると、家に見慣れないラケットがありました。 普通のラケットより小型で、おもちゃみたいです。(これはもしや…) 実は、タイに行ったとき、とあるレストランでこれと似たものを見たことがあります。 店のすみのほうで、ビシッ、ビシッという音がするので、振り向くと、店員がラケットを振り回していたんですね。 音がするだけじゃなくて、火花も飛ぶ。ラケットに電流が流れていて、 . . . 本文を読む
久しぶりにミャンマー料理を食べに高田馬場に行きました。 今まで三回通って、常連になりつつあったマンミャンマーというお店。 ところが、今回は店の扉が半開きになっていて、外に靴やサンダルがたくさん並んでいた。 隙間から覗くと、店備えつけの椅子やテーブルが片づけられていて、ござのようなものが敷きつめられ、ミャンマー人らしい老若男女がたくさん座っていました。 その中に、店のおばさんがいて、私と目が合い、 . . . 本文を読む
少し前に安倍首相がミャンマーを訪問しました。 経済人が何十人も同行していたというから、いわゆるセールス外交なのでしょう。 2千億円の対日債務の解消、新たな910億円のODA提供…。 民主化が進むミャンマーに世界中から投資が殺到しているそうですから、日本も遅れてはならぬというところなのでしょう。 安倍氏は首相になる前にも「アジアに学校をつくる議員の会」会長としてミャンマーを訪れたこと . . . 本文を読む
スペインにいる間、スペインのテレビに日本の放送は入りませんでした。同僚の話では、スペインのニュースでは、日本の話題はほとんど取り上げられない。まあ、私はスペイン語ができないからスペインの放送は見ないので、もし日本関連のニュースをやっていても目に入らなかったわけですが。 ネット環境もよくなかったので、メールをチェックするくらいで、日本のネットニュースもみなかった。 帰 . . . 本文を読む
帰りはJALの提携便、フィンエア(フィンランドの航空会社)でヘルシンキ経由の帰国でした。 フィンエアを利用するのは初めて。イベリア航空と違って、無料の機内食もあり、快適でした。 乗り継ぎのヘルシンキの空港には、美点が二つあります。 その一つは、空港が小さいので、乗り換えのための移動が楽なこと。 ロンドンやフランクフルトはだだっ広いので、面倒だし、迷子にならないかと精神的にも疲れます。 もう一つは . . . 本文を読む
朝、出掛けに所持品のチェックをしていると、財布がない。 上着を替えたからかな、酔っぱらってトランクに放り込んだかな、もしかしてベッド脇に落としたかな、などとあらゆる可能性を考えて探してみたものの、やはり見当たらない。 前日の記憶を探ります。 行きつけの安いバル(生ビールの大とタパスがセットで2ユーロ)に行こうと思ったら、満員だったので、別のバル(ここも混んでいた)でビールを3杯ほど飲み、飲み足り . . . 本文を読む
スペインでの日程は、朝9時半出社。午前中の業務は2時まで。そこから一時間ちょっと昼食タイム。3時すぎから5時半まで仕事。 午前中の業務が4時間半、午後が2時間半というアンバランスに、最初は体のほうが慣れません。 朝はホテルで7時過ぎにパソコン持込みで朝食をとるので、昼御飯までの間がずいぶん空きます。そしてお昼ごはんは大量。 前にご紹介したことがありますが、スペインの典型的な昼食は、二つの料理群か . . . 本文を読む