岐阜の画廊 文錦堂

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次回展のDMが出来上がって来ました!!

2013-09-18 10:20:13 | 工芸
皆さん、おはようございます。

今朝の岐阜も、昨日に引き続き、澄んだ青空が広がる秋晴れの朝を迎えています。

さて、「李朝敬慕 対州 武末 日臣 作陶展」を無事終えてホッとする間もなく、早くも次回展のDMが出来上がって来ましたので、取急ぎ皆さんにご紹介致します。

次回展も、東海地方“初”となる注目の個展となり、今から開催が待ち遠しい限りです・・・。

「九谷 南 絢子 作陶展」 【10月 5日(日)~13日()】   5日(土)・6日(日) 南 絢子 先生 在廊の予定です。

一昨年、弱冠27歳の若さで日本工芸会正会員に認定されたことで、大きな話題を呼んだ南 絢子さんの東海地方“初”となる個展です。
雪に覆われた葉の陰から椿の花が顔を覗かせる情景を、それぞれ表情を変えながら描いた代表作 《雪衾 -ゆきふすま- 》 をはじめ、色数を抑えながらも質感で見せる絢子さんの新たなる色絵は、伝統ある九谷焼に新風を吹き込んでいます。
高い色絵の技術によって新境地を開く絢子さんの新作群を、皆様お揃いでご高覧下さいますようご案内申し上げます。

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念願の一献・・・。

2013-09-17 10:35:46 | グルメ
皆さん、おはようございます!!

今朝の岐阜は、台風一過により雲一つない秋晴れの朝を迎えています。
日本列島を縦断し全国各地に甚大な被害をもたらした今回の台風18号でしたが、改めて自然の猛威の恐ろしさを実感するものでした・・・。
被災地の一刻も早い復旧、復興を心より祈念申し上げます。

さて、昨日は「李朝敬慕 対州 武末 日臣 作陶展」を無事終えて、2週間ぶりとなった休日をゆったりと過ごしました。

ということで、昨晩は久しぶりにゆっくり時間も取れたので、念願だった萬乗醸造さんの限定酒「醸し人九平次 純米吟醸 黒田庄に生まれて」を開けることにしました。
最近、愛知県のお酒は関谷醸造さんの「蓬莱泉 空」など美味しいお酒が多く、銘柄によっては手に入れることが困難なほど人気です。
今回、この「醸し人九平次」も、名古屋JR高島屋での月に1回の頒布会に当たり、ようやく手に入れることが出来ました!!

注: (株) 萬乗醸造 名古屋市緑区大高町西門田41

お味の方はというと、柑橘の香りが強く、グレープフルーツを思わせる様なフルーティーさで大変呑み易く、食卓を華やかに彩ってくれました!!



金で数字が書かれたシンプルなラベルは、まるでワインの様で、とても日本酒とは思えないほどお洒落です!! 

 さすが、パリ三ツ星レストランでお取扱中の銘酒だけあります。

今回の晩酌の為に妻と二人で選んだお供は、酒映り抜群でお気に入りのぐい呑2点。



 中川 自然坊 作 「朝鮮唐津ぐい呑」/武末 日臣 作 「井戸杯」

「醸し人九平次 純米吟醸 黒田庄に生まれて」は、兵庫県黒田庄産『山田錦』を50%まで磨き上げた純米吟醸による限定酒です。
ちなみに黒田庄とは、萬乗醸造が米作りをしている町の名前だそうです。
ラベルに刻まれた数字【35.039,135.034】はお米が生まれた場所だそうで、この数字を使えば、Google mapでお米が栽培された地区を上空からご覧になれるそうですよ。

ホント美味しかった~。
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☆私の一押し作品《番外編/武末 日臣 作陶展より》☆

2013-09-15 16:40:50 | 工芸
皆さん、こんにちは。

今日の岐阜は、台風の影響もあって朝から厚い雲に覆われ、時折も降りだす生憎の天気となっています。

さて、早いもので先週末7日より開催致しておりました「李朝敬慕 対州 武末 日臣 作陶展」も、本日無事に最終日を迎えることが出来ました。
生憎の天気にもかかわらず、今日は朝から切れ目なくお客様にご来廊賜わり、最終日に相応しい賑やかな1日となりました。
逸品揃いの素晴らしい新作群を出展して頂いた武末先生、そして多くの愛好家の皆様方に、改めて厚く厚く御礼申し上げます。

では、今週初めから続いた「私の一押し作品」。 
ラストを飾る今日は、「番外編」と題して、今展で初めて発表され大きな話題となった「焼〆」作品をご紹介致します。 多くの方が「えっ?」と驚かれていました。

先ずは、「茶碗」から。 小ぶりで薄い口縁部の造形により、他の茶碗に比べてシャープな印象を与えます。



   武末 日臣 作 「焼〆茶碗」 H 5.4×D14.2cm・・・・・(売約済

続いて、いかにも呑兵衛好みの焼〆による「酒器揃」を。 変化に富んだ焼きあがりは、使い込むほどにその色を深めていき使い手を喜ばせてくれます。





   武末 日臣 作 「焼〆徳利」 H11.2×D 8.7cm・・・・・¥42,000-



   武末 日臣 作 「焼〆杯」 H 4.0×D 9.7cm・・・・・(売約済
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☆私の一押し作品《茶碗編/武末 日臣 作陶展より》☆

2013-09-14 09:49:40 | 工芸
皆さん、おはようございます。 週末の土曜日、いかがお過ごしでしょうか?

今日の岐阜は、朝から雲に覆われた蒸し暑い1日となっています。 

さて、早いもので7日から開催致しております「対州 武末 日臣 作陶展」 【~15日()】も、残すところ今日明日の2日間となりました。
今日から3連休を迎えて外出される方も多いかと思いますが、是非、今週末はあと2日間となりました「対州 武末 日臣 作陶展」を、皆様お揃いでご高覧下さいますようご案内申し上げます。

では、今日も「私の一押し作品!!」と題して、選りすぐりの逸品をご紹介していきます。
今日ご紹介する作品は、武末先生の代名詞的な「井戸」作品から、全く“趣”の異なる3種の茶碗です。

先ずは、大井戸形の堂々とした造形と詫びにかなう風情で個展会場でも一際存在感を放っていた、 



   武末 日臣 作 「井戸茶碗」 H 8.6×D14.6cm・・・・・(売約済

 深い見込の底部には五つ目跡による景色が見て取れます。

 高台脇から生じた梅華皮は荒々しく見所の一つとなっています。


続いて、今展に出展された井戸茶碗の中でも異色の雰囲気を醸し出す1点。 枯れた趣の器体は、水分を含むとその表情を一変させます。



   武末 日臣 作 「井戸茶碗」 H 8.0×D14.0cm・・・・・(売約済

 原材料を精製せず使用したことにより生じたマット調の器肌。

 「井戸の約束事」の一つ、竹節状に削られた高台。

最後は、名物の「青井戸茶碗 銘:柴田」に代表される青井戸形の作品。 口縁部が大きく開いた姿の美しい茶碗です。



   武末 日臣 作 「井戸茶碗」 H 6.6×D14.6cm・・・・・¥315,000-

 見込みや胴周りにわずかに白釉化し薄雲のようになびく美しい景色。

 大井戸形に比べると低い高台。

高麗茶碗の一つで、最も“格”が高いと称される「井戸茶碗」。 伝世の多くが名物となっています。
外側にまわる轆轤目、貫入の生じた枇杷色の釉、竹節状に削り出された高台、高台まわりの梅華皮、高台内の兜巾など見所も多く、まさに高麗茶碗の王者です・・・。

ラストを飾る明日は、「番外編」です。 乞うご期待!!
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☆私の一押し作品《花入編/武末 日臣 作陶展より》☆

2013-09-13 15:36:13 | 工芸
皆さん、こんにちは。

今日の岐阜は30度を超え、真夏が戻ってきたかのような暑い1日となっています。(

さて、早いもので7日から開催致しております「対州 武末 日臣 作陶展」 【~15日()】も、いよいよ今週末を残すのみとなりました。
どうぞ、今週末は武末さんの古格漂う素晴らしい新作群を、皆様お揃いでご高覧下さいますようご案内申し上げます。 ご来廊を心よりお待ちしております。

それでは、今日も「私の一押し作品!!」と題して、選りすぐりの逸品をご紹介致します。 今日ご紹介させて頂く作品は、草花によるの彩りを添えた「花入編」です。

先ずは、「井戸」の耳付花入から。 上品な枇杷色の器肌に可憐なホトトギスが良く映えます。



    武末 日臣 作 「井戸花入」 高24.6×径11.6cm ¥105,000-

続いて、口縁部から肩部にかけて深紅に彩る「辰砂」の景色が格調高い「粉引面取瓶」を。 上品で清楚な孔雀草を活けてみました。



    武末 日臣 作 「粉引辰砂面取瓶」 高19.2×径12.0cm (売約済

最後は、青みがかった上品な「粉引」の釉調と筒形の胴を肩衝にして細長い頸をつけた形が印象的な「砧花入」を。 優雅な雰囲気を醸し出す鉄線花が良く合います。



    武末 日臣 作 「粉引砧花入」 高23.5×径 8.4cm ¥84,000-

秋の訪れとともに草木も色づき始めます。 皆さんの生活空間にも身近な草花を取り入れて、心をときめかせてみてはいかがですか・・・。

明日は、「茶碗編」です。 乞うご期待!!
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