写楽湯遊

キャンピングカーで名所旧跡を訪ね、温泉に浸り、たまに山歩き、写真撮影、釣りなどを楽しんでいる夫婦です。

竹細工教室・竹の油抜き

2025年02月02日 | 思い出
竹細工に使う竹を2ヶ月前に切り取り乾燥させていたが、昨日はその竹の油抜き作業を行った。
年一回の恒例行事で竹細工教室の大きなイベントです。
集合は9時だったが私ともう一人が早めに集まり、事前準備で設置し水を溜めていた釜に火を入れたのは朝の7時20分だった。

ステンレス製の釜は40cmの四角で長さ3mと細長く、20年ほど前に特注で作ったそうです。
竹の出し入れを行う開放部は1mほどあり残りの2mは筒状になっていて、開放部を少しだけ高く斜めに設置しています。
一時間半ほどかけて沸騰させますが、その少し前に苛性ソーダ-を100g程投入する。

併せて固形石鹸を2個投入する。



小屋で乾燥させていた160本余りの竹は釜の側に取り出しておく。



湯が沸騰すると釜に竹を差し入れるが、この作業は簡単である。
竹の太さにもよるが大体15本ほど入る。



この様に釜から溢れんばかり湯が踊り、13分~15分ほど茹でると竹の表面に油が滲みだしツルツルになる。



それを厚手の手袋をして取り出すが、その作業は今年から先生の指示で私の担当になった。
竹の節は乾燥させる前に開けており、茹でると中に熱湯が入り重く、力を入れて掴んでも表面に滲みだした油で滑り厳しい仕事になる。
少しでももたついて時間が掛かると手がやけどする。
その為、足元に置いたバケツの冷水で度々手を冷やしながらの力仕事である。



取り出す時に竹の中に入った熱湯は抜くようにしているが、抜けきれないで外に零れるので取り出しが終るとバケツ一杯ほどの水を入れる。
その為、途中で苛性ソーダ-50gと固形石鹸1個を追加投入する。
茹で上がり取り出した竹は直ぐに拭きとり作業を行う。
広げた籾殻の上に置き、その籾殻を手で擦り付け滲みだした油を拭いとる。



一人当たりの本数は6本だが、太さなど片寄らない様バランスよく置いて行き、くじ引きで振り分けるようになっている。



竹の投入・取り出し作業を一人で最後まで行ったが、さすがに疲れた。
作業が終わるとお湯を抜き窯をキレイに洗い、そして火の後始末などの注意を払う仕事が有る。
油抜きが終った竹を各自持ち帰り太陽に1ヶ月ほど曝せば完了である。
それを割って・細く・薄くすればヒゴになる。
油抜きからヒゴ作りと、作品作りの前に行う作業は欠かせない作業です。
これで1年分の材料の確保が出来た。
後は作品だが、これがまた根気のいる作業である。
時間はいくらあっても足りないくらいである。

春菜摘みの下見

2025年01月31日 | 思い出
昨日は竹細工で使う竹の油抜きの事前準備で茨城県まで出かけた。
その帰りに利根川の堤に立ち寄った。
毎年春先に友人と春菜摘みを行う場所である。
何時もは2月20日前後に行っているのだが、近くを通るので立ち寄ってみた。
この場所は青々葉が茂っているが花芽は全く見つからなかった。


土手を見るとレジ袋を待った人が居る。
ここは黄色い花がチラホラと見える。


レジ袋を持った人は地元の人で、例年より早く花芽が出始めたと言う。
周りをじっくり見ると隠れるように花芽が出ており、それを摘み取った。
何とか一握り程摘み取る事が出来た。


帰宅して葉を観察するとアブラムシが見つかった。
寒いこの時期にアブラムシが居るのは異常である。
それを良く洗い落とし、さっと湯がいてお浸しにした。



口に入れるとほのかな苦味と新芽の甘さが混じり、何とも言えない美味しさが口中に広がった。
春一番の贈り物を頂いた。
友人にLINEで連絡を入れた。
今年は何時もより早めに春菜摘みに行く事になりそうである。
楽しみが早くなるのは良い事だ!!



確定申告を済ませた

2025年01月27日 | 思い出
友人が数日前に確定申告を行った事を知り、背中を押され私も早めにと今日提出した。
今年はe-Taxで提出するつもりでいたが、PW(パスワード)が違いますと拒否されてしまった。
新しいPWをネット経由で入手しようとしたが、これが中々面倒で直ぐに入手できなかった。
結局諦めて今年も書類で提出する事にした。
今年から受け付け印を押さなくなり、入り口に設置されているボックスに自分で投函して完了である。


提出に訪れた税務署でPWの件を伝えると、会場に設置されているパソコンを操作し自分で新しいPWを設定するよう案内された。
これは至って簡単で、あっと言う間に終わった。
今回は新しいPWをプリントアウトしてくれた。
これなら間違うことは無いだろう。
来年はe-Taxで対応出来そうだ!!
税務署に書類を提出するのは今回で最後にしたい。

カワセミに遭遇

2025年01月23日 | 思い出
散歩道は一級河川沿いの堤や屋敷林に沿った農道を歩いている。
屋敷林の側には小さな用水路が有り、その反対側が田んぼになっている。


この用水路には小魚が住んでいる。
その小魚を狙ってカワセミが住み着いている。
ここ2週間ほど前から時々カワセミを見る事が多くなった。
今日もカワセミと遭遇し、写真に撮る事が出来た。
これは屋敷林の小枝にとまって川面をじっと見つめる姿です。


道路脇から水面を見つめる姿です。


先日は3回ほど水面に飛び込む姿を見る事が出来たが、残念ながら今日はそれを見ることは無かった。
私が立ち止まりこの写真を撮っている時、ジョギングで私を追い越しカワセミから1mほどの所を走り抜けたが、カワセミは飛び去らないでじっとしていた。
歩いて近づくと必ず飛び去っていたので、逃げないのは初めての経験である。
早足で一定のリズムで近づくと、危険と感じないのだろうか?
不思議な感じだった!?
カワセミと逢うと嬉しくなる。
散歩道の楽しみの一つになっている。

メジロ御殿にヒヨドリ

2025年01月20日 | 思い出
毎年この時期はメジロの飛来を促すため、メジロ御殿を設置している。
今年も少し前に設置し、友人から教わったバードケーキを作り置いたがメジロが現れる気配が全く無い。
何時もは傍の山茶花の蜜狙いでヒヨドリが現れ、少し遅れてメジロが現れる。
今年はそのヒヨドリも現れない。
そこで、メジロ御殿の中ではなく上に熟した柿を置いて、ヒヨドリを誘う事にした。
熟した柿を置いた翌日には、早速ヒヨドリが現れ啄んでいた。
この作戦、ここ迄は成功である。



しかし、それから数日様子を見ているがメジロは現れない!。( ノД`)シクシク…
大食漢のヒヨドリの為、毎日新しく熟した柿を置いているが・・・メジロは現れない。
メジロ御殿でバードケーキを啄んでいるメジロの姿を見たい!!
その日が来ることを願っている。



.風景写真

四季の風景写真