午後3時半頃、急に暗くなり強風が吹き強い雨が降り始めた。
雨音が変わりバンバンと言う音と共に雹交じりの暴風雨になった。
その状態が続いたのは15分程で次第に弱くなり、やがて雨も上がり太陽が顔を出してきた。
穏やかな夕方を迎え何時もの様に妻と散歩に出掛けたが、散歩道には防雨風と雹で落とされた木の枝や葉が散らばっていた。
しかし水溜りの映り込みを見ていると、先ほどの防雨風波が嘘のように静かな佇まいを見せていた。
水田にはシラサギが舞い降りて、夕餉に忙しそうだ!
こちらではアオサギが
キジの鳴き声に振り向くと
彼らは先ほどの防雨風と雹をどのようにして凌いだのか・・・しかし何事も無かったような顔をして啄んでいた。
小さな体にも係わらず、その中に野生の逞しさを感じた。
やがて太陽は傾き、穏やかに暮れようとしていた。
明日は穏やかな一日であってもらいたいと、願いながらの散歩になった。