写楽湯遊

キャンピングカーで名所旧跡を訪ね、温泉に浸り、たまに山歩き、写真撮影、釣りなどを楽しんでいる夫婦です。

後継者がいない・次々と梨畑が消える

2020年03月22日 | 社会・経済
散歩道の周りには水田だけでなく梨畑も広がっている。
しかし、ここ数年梨畑が消えて行く。
ここも昨年までは大きな梨がたわわに実っていたが、今はこの様に伐採されてしまった。


切られた梨の木は道路を挟んだ反対側の畑に置かれていた。


ここも、一昨年まで梨畑だったが、すっかり切り取られ切り株も無くなっている。


また、別の梨畑でも伐採されていた。


この様に次々と梨畑が消えて行く。
後継者がいない為と聞くが、淋しい限りである。
スーパーでは色とりどりの果物が並んでいるが、輸入されたものが大半である。
その中で国産果物の価格維持が出来なくなっている。
また、この程度の規模ではつぎ込む機材や労力を考えると割に合わないのだろう。
農業の展望が見えない中、食料自給率が下がる。
食料自給率を高く維持するのは国の安全保障の基本だと思うが、逆行するばかりである。



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2 コメント

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Unknown (kenharu)
2020-03-22 23:52:20
青森のりんご園もそうですね。
収穫も利益も見込める農園が、後継者が居ないという理由だけで伐採されています。
後を引き受ける企業とかが生まれませんかね・・・
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Unknown (写楽湯遊)
2020-03-23 08:39:37
kenharuさんへ
後継者問題は大きな問題ですね!
高齢化が進む中で、食料自給率は下がるばかりです。

住まい近くの若者たちが集まって農業法人を立ち上げ、後継者がいなくて耕作放棄されていた農地を借りて長芋を栽培しています。
梨畑の跡地も、経営が成り立つ農産物を探し出して、何とか頑張ってもらいたいですね!



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