写楽湯遊

キャンピングカーで名所旧跡を訪ね、温泉に浸り、たまに山歩き、写真撮影、釣りなどを楽しんでいる夫婦です。

初めてのトリマーで小道具を手作り

2023年02月08日 | DIY

買い求めた手作りの小道具に少し不満が有り、自分で作る事にした。

その過程で、トリマーの出番が有った。

トリマーを買ったのはかなり前だが、今まで一度も使っていなかった。

削り屑が沢山出る事に驚きながら、何とか予定していた切込みが出来た。

アルミアングルを高速カッターでカット。

これをディスクサンダーで必要な形に仕上げる。

これは電動カンナの刃であるが、小道具で使うには大きすぎるのでカットする事にした。

高速カッターで切ると切り口が高温になり、刃が鈍ってしまう。

その為、金鋸を使って切る事にした。

胴体部分は意外と簡単に切れたが、鋼部は硬くて金鋸の刃がボロボロになり切れない事が分かった。

止むを得ない・・・高速カッターで切る事にした。

ホースで切り口に水を掛け、冷やしながらカットした。

未だ一部分ですが、この様な部品が出来ました。

さて、これでどの様な小道具が出来上がるのでしょうか?

 

 

 

 


竹の油抜き(竹細工)

2023年02月04日 | 木工・竹細工

昨年の12月初めに切り取り乾燥させていた竹の油抜きを行う為、早起きして出かけた。

竹の油抜きとは苛性ソーダ-と固形石鹸を溶かした熱湯で竹を煮て、表面に滲みだした油を拭き取る作業の事です。

先ずはステンレスで作った特注の細長い窯に水を張り、お湯を沸かす事から始まる。

それと並行して納屋に立て掛け乾燥させていた竹を取り出し、釜の近くに積み上げる。

全部で150本ほどになる。

私は釜に枯れた竹を差し込んで燃やす作業と、茹で上がった竹を取り出す作業の補助を担当。

竹を入れると盛大に燃やし、茹で上がると火を弱める作業の繰り返しで、汗を拭いながらの重労働だった。

一度に15本前後入るが、竹が浮き上がらない様にコンクリートブロックで押さえる。

竹を入れると湯温が下がるが、やがて再びグラグラと沸騰する。

15分~20分ほど煮沸して1本ずつ取り出す。

取り出した熱々の竹は表面に油が滲みだして白くなっているが、それを籾殻で擦って拭い去る。

冷めると油が落ちにくいので手早くする事が大切。

竹には太い・細い、節の間隔が短い・長い 等色々ある為、ベテランの人が組み合わせを考えながら並べて行く。

一人当たり5本ずつ並べ、番号札抽選方式で不公平にならない様工夫されている。

年に一度の恒例作業だが、これなくして竹細工は出来ない。

火を消し窯を洗い、後始末をシッカリして作業は終わった。

持ち帰った竹を太陽に曝し、もう一度乾燥すると油抜き作業は完了する。

今年はどの様な作品が出来るか楽しみでもあるが・・・苦労の連続かもしれない!?

 

 


.風景写真

四季の風景写真