梨元さん肺がん「恐縮ですが」手術せず(日刊スポーツ) - goo ニュース
芸能リポーター梨元勝氏(65)が肺がんで、
都内の病院に入院していることが6日、分かった。
1カ月前からせきが続き、
検査を受けたところ右肺に影があると診断され、
肺の細胞を採取する精密検査の結果、肺がんと分かった。
手術はせず、抗がん剤治療の予定で、
入院期間は少なくとも1カ月となる予定だ。(続き)
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梨元さん、大変ですね。
日々進歩している医学を信じて、
ゆっくり治療に専念していただきたいと思います。
私も2001年に肺癌を経験しました。
(1997年 乳癌)
この記事を読んで、
ちょっと気になったのは、
「何故、手術をされないのだろう」ということです。
(一部の報道では「心臓」の病気のためとありますが?)
そして、次に気になったのは、
「肺にスコープを入れ細胞を摂取した」こと。
一般的には、CT検査で「癌」が診断されますし、
癌と診断されたら、手術をします。
最初読んだ時、
手術されない理由が書いてないので
梨元さんが、手術を拒否されたのかと思いました。
(稀に、そういう方もおられるので)
でも、そんなことはないですよね。
肺癌でも、癌の場所や大きさ、進行度によっては
手術が困難ということもあります。
私の大学時代の親友も、
肝臓の陰に隠れたところに肺癌が見つかり、
しばらく化学療法(抗がん剤治療)を続けた後、
手術をしました。
咳が出始めて、3ヵ所の内科クリニックで「風邪」と診断され、
4ヵ所目の総合病院で「CT検査」を受けて、
「肺癌」と診断されたと言っていました。
その間に、癌が進行し、少しの転移もありました。
治験治療などの経過をたどり、
癌が縮小してから、手術に踏み切りました。
梨元さんも、これから、癌の転移の有無、
どの薬が効くかなど調べて、
本格的な治療に入られるようですね。
梨元さんの5月7日のブログには、
「肺炎になっちゃいました」というタイトルで、
ステロイド治療をしておられる様子が記されています。
この時には、癌と診断されなかったのですね。
私の親友の場合もそうであるように、
診断が難しかったのでしょうか。
私が乳癌になった時、
組織検査の結果説明で、
「comedo(コメド)癌といって、タチの悪い癌です」と言われました。
癌にも「タイプ」があり、
それに合った治療が必要になりますね。
梨元さんの肺癌が進行していませんように。
穏やかな気持ちで過ごされますように。
お大事になさってください。