瀬戸内寂聴さんの突然の訃報に接し、
大変ショックを受けています。
わたし自身、
寂聴さんの生き方、
考え方に魅かれ、
支えられてきました。
さみしいです。
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【<愛した、書いた、祈った>瀬戸内寂聴さん、
自身の墓碑に刻む言葉は決めていた】
数々の話題作を生み出してきた瀬戸内寂聴さんが
9日、99歳で亡くなった。
情熱のままに社会の規範を踏み越える女性たちを描き、
後半生は自在な語りで人々に寄り添った。
半世紀を超す作家生活で刊行した本は400冊以上。
自身の墓碑に刻む言葉は<愛した、書いた、祈った>と決めていた。(全文)
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《 初めての闘病記 》
~瀬戸内寂聴「老いも病も受け入れよう」~
(本より抜粋した言葉をご紹介します)
「身なりをかまわないのは、
自分で自分を見限ることです。
老いてもきれいに、おしゃれして。」
「何歳になっても恋心を忘れない。
ドキドキ、ワクワクは、
いつまでも!」
「人の言うことを気にせず、
自分のしたいことをする。
それが若さと元気の根源。」
「幸福は笑顔が大好き。
いやなことは笑って浄化してしまいましょう。」
「病後なのに無理を重ねれば、
数値も悪くなり、
痛みも出て当然です。
常に身体の声を聞くべきです。」
「私のように陽気な人間でも、
病のため、
鬱に負けそうになりました。」
「病のおかげで、
自分のいちばん大切なこと、
やりたいことが、はっきりしました。」
「病と痛みは、
私の『あの世』観を変えました。」
「痛みにも、苦しみにも、
歳月はお薬になるんです。」
「どんな痛みも苦しみも同じ状態は続きません。
必ず治る。
信じましょう。」
「以前の状態を取り戻したい、
その強い気持ちをもって、
日常生活から動いていきましょう。」
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瀬戸内寂聴さん、
謹んでお悔み申し上げます。
たくさんの素晴らしいお言葉を
ありがとうございました。
安らかにご永眠されますよう
心からお祈りしております。