![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/c7/f7bb27089ca711d4d0334208ec844cf7.jpg)
「マディソン郡の橋」 ロバート・ジェームズ・ウォラー(著)
1993年、世界的にベストセラーになった本。(画像)
1995年、映画化され、世界中の女性を感涙させた。
この本の名前をきいて、「懐かしい」と思う方は多いと思う。
私にとっても忘れられない一冊・・・
広島は今日も雨で、
何となく本棚から出して読み、今また感動の中にいる。
アイオワ州マディソン郡の片田舎が舞台。
農場主の妻フランチェスカ(45歳)とカメラマン(ロバート・キンケイド・52歳)の4日間の恋を
叙情豊かに描いた大人の美しく純粋なラブストーリー。
日頃平凡に生きている主婦にとっては、
とても刺激が強く、当時話題になった。
フランチェスカは、夫と二人の子供に囲まれ平凡な主婦として、
穏やかな毎日を送っていた。
そんなある日、夫は幼い子供を連れて4日間遠方に出かける。
家の留守をしていた彼女のところへある男性が道を尋ねてくる。
彼がロバート・キンケイドで、フリーのカメラマン。
彼はいくつか屋根つきの橋を撮影していた。
・・・が、
最後のローズマン・ブリッジが見つからず、
「この近くの屋根のある橋を撮影にきて、
道に迷った」とフランチェスカに声をかけた。
橋までの道案内に車に同乗したフランチェスカ。
それは二人にとって、
永遠に心に残る4日間の始まりだった。
まるで生まれる前からお互いに向かって歩いてきたかのように、
めぐり逢い、惹かれあい、愛し合った。
(映画は後から制作されたので)先に本を購入し、
号泣しながら読んだことを今でも思い出す。
次に映画を観にいき、またまた人目をはばからずに大号泣!
不倫の物語だけど、実話(?)だけに、胸がときめく。
誰をも傷つけることなく、美しく終わる純愛不倫だから泣けるのかもしれない。
舞台がアメリカの田舎だったので、のんびりしたイメージもあったが、
ストーリー的には、フランチェスカの心が恋に傾いていくところなど、
ドキドキしっぱなし。
わずか4日間の大人の恋はドラマティックなことこの上なく、
「不倫はしてみたいけど、家庭を捨てる勇気はない」というあたり、
主婦の心を捉えたのかも?
ラストは、哀しく、美しかった・・・
私もこの本は号泣しながら読んだのを覚えています。
映画だって、勿論観に行って涙が止まりませんでした。
特にメリルストリープ演じるフランチェスカは、とても演技力もあり最高でしたね!
歌音さんが、この本を取り上げてくださった
お陰で、明日の日曜はこの本を引っ張り出してもう一度読みたくなりました。
余談ですが、高橋治の「風の盆恋歌」も大好きな本です!
歌音さんは、「風の盆恋歌」はお読みになりましたか?
もしまだなら、この本もお薦めですよ!
「マディソン郡の橋」は、女性なら誰でもが感動した本であり、映画でしたね。素敵な大人の恋のストーリーでした。ちょっと憧れましたね(笑)
その影響で、今日も不倫について、記事を書こうかな?と思っています(笑)。
高橋治さんの「風の盆恋歌」は、残念ながらまだ読んでません。ぜひ近じか読んでみますね。
奈々さん、ありがとうございました。