クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

竹久夢二の短歌~「風がひとり街の巷を・・

2013-10-01 | 教養

「 風がひとり  街の巷を走るなり

   かぜに追われて  いそぐ心か  」

Fig27 (昭和初期、竹久夢二の歌と自画像)

しじょう(詩情)あふれる、美人画で

大正に

ロマンをもたらした、ゆめじ

でも、その晩年の 歌には

うら・さびしい風が、

びゅうびゅう 吹いてて、おどろきます

Img_2885 ゆめじが生きた、「大正」は、

みじかいながらも げきどう(激動)で、

民と文化が 注目された 

一方で、

せいじ(政治)・けいざい(経済)が 

うきしずみ

社会がもめて

大地がゆれた

不安定な 時代だったそうです。

そして、

Img_2894 つづく 昭和の いんうつ(かんじ:陰鬱)は、

さすがに 「詩人」を目ざしてた、

ゆめじの 細い・しんけい(神経)に

さわったものと 思われます。

「地震があって、景気悪く、地方は切り捨て。

 政・官は方向性外してて、なんか閉塞感。

 って、

 ちょっと今も大差ないね。。」

なんて

家ぞくが つぶやくと、

Img_2895 クリンも しずんでしまいます

 

 

 

 

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