「太田記念美術館で『浮世絵の戦争画展』やってるから、行こう
」
と チットにさそわれ、
はらじゅく(原宿)にやって来た、クリン
びじゅつかんが
10時半からなので、
時間ちょうせい(調整)に
周辺を
一回りすることにしました
駅・真向かいの竹下通りは、若者のまち(街)ですが、
途中、ふっと・左に曲がると、
とうごう(東郷)神社の しき(敷)地に入ります
明治の軍人・「東郷平八郎
」をまつった、とうごう(東郷)神社
今日、これから行く、太田記念びじゅつかん(美術館)で、
トーゴー元すい(帥)も
かつやく(活躍)した、
「日露戦争」の絵も見るから、ちょうどいい
ってことで、クリンたち、神社によっていきました
この神社は、昭和9年に トーゴーさんがなくなった後で
国民のじょうざい(浄財)でたてられたそうです
太平洋せんそう(戦争)中、空しゅう(襲)
で もえちゃった
ので、
せん(戦)後に たて直された、コンクリートの神明造で、
ごさいじん(祭神)のトーゴーさんが、
「勝って兜の緒を締めよ」
と、
古いことばを 引用したのにちなんで、
「勝利の神様」
として、
勝ちたい人々の
すうけい(崇敬)を あつめているらしい
さらに、海軍ゆかりの神社
でもあるため、海事・水産かんけい(関係)の
みたま(霊)も
いっしょに まつられていて、
海の宮
とか、
「潜水艦殉国者・慰霊碑」とか、
「海軍・特年兵の碑」など、
げんしゅくな気もちにさせられる・モニュメントが、
点在していました。(・・・14さいの「少年志願兵」だって
)
そんな、かなしい海の死者のタマシイをなぐさめる、トーゴー神社には、
「神池」という、けっこう・キラキラした池があり、
げんしゅくなる・重み
を、しょうか(昇華)する
かのごとく、
夏の日ざしをうけ、明るく きらめいて、キレイでした
「
せっかくだから、東郷記念館のレストランで、『東郷カレー
(肉じゃが付き)』を食べていこうか
」
と
チットと相だん(談)したのですが、
さきほど、本でん(殿)で行われていた けっこん(結婚)式の人々が、
こっちのレストランに来はじめたので、
おじゃま虫は、たいさん(退散)いたします
(つづく)