さて、「陰陽師」としては いれい(異例)の出世を果たした、
「安倍晴明」ですが、
彼の かつやく(活躍)した時代は、
「貴族・藤原氏」のけん(権)力が
さいこうちょう(最高潮)に
たっする時代と
ピッタリ・かさなります。
それは、ふじわらのみちなが(藤原道長)の時代
道長は、
せいてき(政敵)を たおしきって
一族のトップにのぼりつめた
キング・オブ・きぞく(貴族)。
娘4人を天皇家にとつがせ
、生まれた孫を天皇にする。
自分は、その後見
という、
最高の人生を 送っていました
晴明は、そんな道長の お気に入り
。
せいてき(政敵)がかけた・呪いをとき、
道長の不安をとりのぞいて、彼を支えたのです
「安倍晴明
」というと、フシギな力をもつ、ひょうひょう(飄々)とした美男子
として
描かれることが 多いですが、
じっさいは、50代をすぎてから
かつやく(活躍)しましたから、
その姿は
「権力によりそう・おじいちゃん
」と言ったほうが正しく、
晴明のかたき(敵)役で、いつも 「悪辣なジジイ
」として描かれる、
ライバルおんみょうじ、
あしやどうまん(蘆屋道満)
のほうが
若い、ってことに なります
「晴明屋敷」の あと地にたつ、京都ブライトンホテル
。
その
バー・ラウンジでは、
「セイメイ」という名の
カクテルを出して、
ファン・サービスを している。
って
ききましたが、
http://www.brightonhotels.co.jp/kyoto/restaurant/couraumidi/barmenu/#RestrauntHeader
チットによれば、
それは
キンモクセイのお酒を ベースにした
しぶい色合いの カクテルらしい。
(それって、やっぱ、おんみょうどうが中国伝来で、
せいめいが おじいちゃんだからだよね・・)
(つづく)