「美女を、描く」
古今東西 作家も 画家も、ふで(筆)をつくして それを
こころみて きましたが、
19世紀末、女性の美の あらたな表現を あみだして、
「キレイすぎる~~」
と
しょうさん(称賛)のあらしを
まきおこした、
チェコスロバキア人の
画家がいます。
アルフォンス=ミュシャ(Alfons Mucha)
です
ミュシャは、
フランスの女ゆう(優)
サラ=ベルナール
を
女神のように 描いて、人気がばくはつ(爆発)
その後、
こきょう(チェコ)にかえり、
「祖国の歴史」を、巨大な絵画に 連作
したことで、
国民的画家と なりました
ながらく、他国のかんしょう(干渉)を うけてきた、チェコの
人々に、
民ぞく(族)のほこりと
れんたい(連帯)を
よびかけた
ミュシャ、こんしん(渾身)の力作
「スラブ叙事詩」・・。
ムハ(ミュシャのチェコ名)は、ナチスドイツに
国を うばわれたのち、
たいほ(逮捕)されて
まもなく
死んでしまいます
が、
その絵と、その心は、ドイツが去って、
共さん(産)党せいけん(政権)に
なっても、
根づよく
チェコの人々に
うけつがれてきた・らしい。。
うちのチットは、そんな「チェコのミュシャ芸術」
に
かんしん(感心)し、
プラハを
おとずれたことが あります
(※写真:ミュシャの絵で内部が飾られている、プラハ市民会館)
今年、ミュシャひっせい(畢生)の大作、「スラブ叙事詩」
全20作が、
国外で初!
それも日本で、初公開 されました
これを
えらばずして・・
どれを、2017年の
「ベスト展覧会」に
えらべと
いうのでしょうか