クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

青淵文庫

2022-06-22 | まち歩き

 あじさいの名所、飛鳥山(あすかやま)

 そこは、8代将軍吉宗のころから

の名所でもあった、江戸の行楽地

ですが

 現在は「飛鳥山公園」に なっていて、

東京都・北区の住民に いこいを与えています

 ですが、ここ飛鳥山は  今度「一万円札」になる

しぶさわえいいち(渋沢栄一)が

おやしきをかまえていた・地

でも あるため、

中には、渋沢関連しせつ(施設)が 点在

 洋風茶室「晩香廬」など、

大正時代の   たてものに、

 おはぎを提供するカフェがついた、渋沢史料館

 渋沢が設立した「王子製紙」が

ふもとにあったから、

紙の博物館

など・・

 渋沢栄一ワールドが 広がっています

 

そんな中で

クリンたちのイチオシは・・

せいえんぶんこ(青淵文庫です


ここは、
かつて「青淵」(せいえん)を号とした

渋沢栄一が、

座右においていた『論語』などの かんせき(漢籍)を  所ぞうするために

たてた館で、

 渋沢家の家紋をデザインした・ステンドグラス

オシャレで手がこんだ・タイルなどを見ていると

彼が

いかに、「所蔵本」と「その精神」を 

大切に思っていたかが わかります。

 生涯500以上の会社や、公共事業に関わった、

日本近代しほん(資本)主義の

渋沢栄一・・

  『論語』の教えを その身に叩き込み、金もうけだけに走らない、

どうぎ(道義)を伴う商売を めざしつづけたのは

本当に 

すごいことです

 平成に入るくらいまでは、この渋沢栄一の経営理念

みずからの 経営スタイルにとりいれる・社長さんが

けっこういた、と 言います。


 ・・
令和の今と、渋沢栄一のころや

昭和とでは、

社会が ぜんぜん・ちがうかもしれません。

 

けど、、

 

こういう芯の通った日本式の経営って、今、そんなに世界で 通用しないものなのだろうか、、?

 

今の世は、たしかに 

おそろしいスピードで

どこかに向かって

突き進んでいて

 

まず、目をこらして

その流れにのらなければ

生きのこれない。

そんな気がするけど・・

 

世界のすうせいを 追っかけるのが ひっす(必須)であっても、

何らかの きはん(規範)をもって

運営を りっし、

「公共」を 考えるのは

大切なこと・・

 

長い目で見た場合、

かえって

世界の大金持ちと 同じことをしないで、

日本人は、

日本人なりの考え方を 持って ビジネスに取り組まなければ、

 

そんけい(尊敬)されないし、

何も のこらないんじゃないかな・・?

 

と、

 クリンは「純日本的路線」をつらぬく・飛鳥山名物 

を 見て、

そんなことまで 考えたのでした。🐻

 

 

コメント (24)
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