岩手県花巻市の菓子工房・しらはたのお菓子、
「よだかの星」は、
『よだかの星』
(宮沢賢治の童話)の主人公、
よだか(夜鷹)に似せて つくられ
かりんとうです。 うすくのばした生地は、パリッパリに揚げられ
かるく香る油と、
舌に来る小麦粉の風味が
むねを、かきむしられるほど、素朴
表面に黒みつ(蜜)がぬられていて、
少し甘く
東北そのもののような、美味しさです よだかは、姿がみにくいために
みんなから、きらわれて
孤独の空に飛び立って・
あわれな鳥ですが
食べているうちに、(この一枚一枚は、よだかの羽なんじゃないか?)
と
思
とてつもなく・切なくなるとともに、 そのなつかしい・味わいに、「虫の命をもらって生き永らえる自分を嫌悪して死んでいった」、
そんな、よだかの
純粋な、やさしさみたいなものを
ほんのり
かんじました
(ステキなお菓子でした🐻 ※次回は、「注文の多い料理店」の焼き菓子を、ご紹介します
)